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童話集  作者: RYUのお話


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旅商人


コンドダートルの街に灯がともる


ナルッチェの街から馬車で4時間


石畳にあたる馬のひずめが閑散とした夕暮れを物語ってる


荷上げ用のチーズや葡萄酒を積み込んで今度はスーダリットに 向かう


あそこでこの荷物と引換に子豚を買えば今日の仕事は終わる


月明かりの中吟遊詩人達が語らい星の不思議を解き明かそうと している


そんな風景をあとに馬車は甲高い音を鳴らして走っていく


何時もと変わらぬ夜


草花は風になびき妖精と神様の悪口を言い合う


色んな音や声が聞こえてくる


子供たちは眠っている


売れ残った奴隷に使い道はない


私は森の神に捧げ旅路の無事を祈る


狼達は血の臭いを嗅ぎつけ奴隷に群がる


私は無事森を抜け街に入るともう朝だった

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