表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/19

第19話:光の未来へ

明るい陽光の中を歩き出す。それぞれの顔には笑顔が浮かび、戦いの終わりと新たな旅立ちへの期待が入り混じっている。


カイ(伸びをしながら):

「これでしばらくはのんびりできるってもんだ。」


リナ(呆れた表情で):

「カイ、そんな簡単に言わないで。これからどうするのか、ちゃんと考えなきゃ。」


シン(静かに):

「……次の目的地を決めるべきだ。」


カイはリナとシンの真面目な様子を見て大きなため息をつく。


カイ:

「また真面目な話かよ。せっかく終わったんだから、もう少し四人で楽しく行こうぜ!」


シン:

「……」


三人が次の計画を話し合っていると、後ろからエリスが静かに歩み寄る。


エリス(微笑みながら):

「あなたたち、本当に賑やかね。でも、私はここでお別れよ。」


三人は驚いて振り返る。


リナ(困惑して):

「え……エリス、どこへ行くの?」


エリス:

「私は自分の道を探さなきゃいけないの。紋章の力を失った今、私が何をできるのかを見つけたいの。」


カイ(少し寂しそうに):

「エリス、俺たちと一緒に行けばいいじゃん。」


エリス(優しく微笑みながら):

「ありがとう。でも、これは私が決めたことなの。あなたたちには……あなたたちだけの道があるでしょ?」


エリスの言葉に三人は一瞬言葉を失うが、最後には頷く。


リナ(柔らかく微笑みながら):

「……わかったわ。でも、またどこかで会いましょうね。」


シン(静かに):

「……必ず、また会おう。」


エリスは一歩下がり、三人に手を振る。


エリス:

「これからも、あなたたちの絆を大切にして。きっと、それがあなたたちをもっと強くしてくれるわ。」


三人も手を振り返す。


カイ:

「お前もな!その賢そうな頭で、きっとすげえことやるんだろ?」


リナ:

「……元気でね。」


シン:

「また会おう。」


エリスは振り返り、静かに歩き去っていく。その背中を見送りながら、三人は新たな旅の始まりを感じていた。


三人が道を進んでいると、遠くから騒がしい声が聞こえてくる。


カイ:

「何だ?誰か喧嘩でもしてんのか?」


声の方へ向かうと、そこには奇妙な格好をした男が大声で叫んでいた。


謎の男:

「待て!そこの三人組!お前たち、ただ者ではないな!」


カイ:

「いや、何だよ急に!」


リナ:

「また面倒なことになりそうね。」


シン:

「……放っておけない。」


謎の男が三人の前に飛び出し、何やら勝負を挑んでくるような構えを取る。だが、カイは大きくため息をつく。


カイ:

「もう戦いは懲り懲りなんだけどな……仕方ないか!」


彼らの旅は続く。絆の力を胸に、これからも新たな困難を乗り越えていくのだろう。そしてその先には、さらなる冒険が待ち受けている……


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ