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龍の堕とし子  作者: あるけん
第一章 旅路と家路
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第六話 摺り合わせ



 リルフェーニとシェスカが住む古民家に、もう一人が泊まることになった。


 ファナと名乗ったその青年は、先日の怪物、『キメラ』から自分達を守るため、そしてそれに関連した調査を行うため森へ行く二人に同行するらしい。大木をへし折るほど強大なキメラを一撃で仕留めたその実力は、折り紙付きだ。


 そして、そんな約束を交わしたその日の昼下がり。

リルフェーニは、さっそく彼を連れて再び例の河原に来ていた。


つい昨日あんな出来事があったのにもかかわらずここを訪れたのは、薬草の採集が目的ではない。


「では、何かあれば呼んでください。声が聞こえるところにはいますから」

「ん」


 リルフェーニが頷くのを確認すると、ファナは踵を返して雑木林の中へと消えていった。どうやら昨晩近くの林に捨てたらしいキメラの死骸を見に行くようだ。


 一人になったことを確認したリルフェーニは川べりまで歩くと、おもむろに着ているシャツに手をかける。周りを気にすることなくあっという間に全ての服を脱ぎ捨て、彼女は静かに流れる小川の中へ足を踏み入れた。

 どれだけ外が暑かろうと、この清流の冷たさだけは変わらない。彼女は時間をかけて一歩ずつ川の奥へと進みながら、その温度差に慣れていった。


 水浴び。普段家の近くにある井戸を使って行水するのとは違って、誰の目を気にする必要もない開放的な空間で体を洗うのが、この時期リルフェーニが特に好きなことの一つだった。


 川の中央に立った彼女は、足元を流れる水を両手で少しばかり掬い上げる。

 器を形取る手のひらから零れゆく澄み切った水を、はじめは肩へ。次に腕、背中、脚へとゆっくりかけていく。


「んっ・・・」


 傷口に沁みたのか、その表情が一瞬だけ苦痛に歪んだ。リルフェーニは状態を確認しようと腕に巻かれた包帯に手を伸ばす。

 少しばかり血の滲んだ布をするすると解いていくと、それなりに大きな切創が顔をのぞかせた。血はもう止まっているようだが、思っていたより傷は深いようだ。

 これだけ大きな怪我だったのなら、当時も多少なりは痛んでいたのだろう。しかし結局翌朝になるまで傷があったこと自体気が付きもしなかったのだから、昨日がどれほど強烈な一日だったのかが窺い知れる。こうして怪我の程度を知ってしまうと、かえって痛みが増してくるような気もした。


 その時。


「ひゃっ・・・!」


 突然、背中に伝わる冷たい感触。悲鳴を上げたリルフェーニは、思わず握っていた包帯を川に落としてしまう。せせらぎに乗ってゆったりと流れていく包帯を拾おうと彼女が屈んで手を伸ばすと、その手の甲に小さな影が飛び乗るのが見えた。


「君、か」


 何やらもの言いたげな彼女の視線の先では、豆のように小さなカエルが喉を上下に鳴らしていた。驚かせた張本人を見つけたリルフェーニが不満の一つでも言おうと口を開く前に、カエルはすぐにその手から川へと飛び込んでしまった。

 流れの中を必死に後ろ脚を動かしてどこかへ消えてしまった小さないたずら者に、リルフェーニは呆れたような息をつく。


 落ちた包帯は、いつの間にか彼女の足に引っかかっていたようだ。川の中から拾い上げた彼女が、ふと顔をもたげると。


「・・・・・・」


 目の前には、森に入っていたはずのファナの姿があった。


「・・・・・・」

「いや、その。声がした、から」

「・・・・・・」

「何か、あったのかな・・・って・・・」

「・・・・・・」


 ただ頭にあることが零れたかのように呟くファナと、包帯を手に持ったまま裸で直立するリルフェーニ。

 互いに理解が追い付かないまま、少しばかりの時間が経った頃。


「す、すみません!」


 リルフェーニがくるりと背を向けるのと同時に、ファナは両手でその目を隠した。

 すると後ろを向いたまま、リルフェーニが小さな声で言う。


「・・・もう、出るから。あっち行って」

「は、はいッ!」


 気のせいか声のトーンが低い彼女の言葉に即座に回れ右をしたファナは、再び風のように林の中へと消え去っていった。


「・・・はぁ」


 ややあって後ろを振り返ったリルフェーニは、誰もいなくなった河原を見てため息を吐くのだった。


(シェスカにも、あんまり見せたことなかったのに)





 夕方。

 森の古民家には、食事の用意を進めるシェスカとリルフェーニの姿だけがあった。


「遅いな」


 干し肉と野菜を煮込んだ大鍋をかき混ぜながらシェスカが独り言を漏らした。

 ファナはリルフェーニと共に帰路に就いたのち、村に残してきた荷物を取りに行くのと事情を説明するために一度ルメアへと戻っていった。バツの悪そうにそそくさと出ていった彼をシェスカは不思議そうな面持ちでながめていたが、その理由はわかりきっている。


「いつになったら戻ってくるんだ。もうすぐ日も暮れそうだが」

「知らない」

「・・・何かあったのか?」

「別に」

「何かあっただろう」

「別に」


 ドライな返事をするリルフェーニに首をかしげるシェスカ。しかし本人がそれ以上口を開かないのを察したシェスカは、何も聞かずに鍋へと向き直った。


「リル、そろそろ皿を出してくれ」


 味見をすませたシェスカが言うと、リルフェーニは無言のまま洗い場から食器を取り出した。

 ほどなく夕食だというのに、客人が帰ってくる様子はない。夜になれば森が危険になることを身に染みて思い知ったリルフェーニは、暗くなりつつある窓の外を見た。


(知らない)


 ふいと視線を戻した彼女は、昼間のことを思い出して人知れず頬を膨らませる。

 半ば事故とはいえ、それなりにショックな出来事だった。生活のほとんどを山で過ごしてきた彼女にとっては、シェスカ以外の、しかも男に裸を見られるというのは初めてのことでもあった。


 しかしその時、リルフェーニはふとある言葉に気を留める。


(『初めて』・・・)


 頭に浮かんだ単語を咀嚼しながら、彼女は手に持っていた皿を調理場に置く。


 昼間のことばかりではない。この何日間、長閑やかだった彼女の身の回りでは、これまでにいつもと違うことが何度も起こっている。

 思えば、河原で謎の男と出くわしたのが事の始まりだ。彼から信じがたい話をいくつも聞いてから何日か経った頃、今度は肌身離さず身に着けていた首飾りを失くした。そして探しに行った先でキメラに襲われ、あわや死を覚悟したところでファナに出会った。


 どう考えても、異常だ。


『新たな風が吹きつつあるようだ』


 三枚の食器を眺めていたリルフェーニは不意に、あの男に言われたことを思い出す。

 未だ完全に信じているわけではないが、それでもこの一連の出来事を偶然で片付けるにはあまりに虫が良すぎるような気がしてならない。


「・・・シェスカ」


 気が付けば。

 リルフェーニは、彼女の名を呼んでいた。


「なんだ?」


 出来上がった鍋を隣のかまどへ移していたシェスカがこちらへと振り向く。


「・・・・・・」


 声をかけたはいいものの、一体何から話したものか。

 しばらくの間、調理場を無言の静けさが支配する。様々な言葉が浮かんでは消えるのを繰り返した末に、リルフェーニは回りくどいことはやめて真っ直ぐに伝えることにした。


「・・・もし」

「・・・・・・」

「もし、あたしがここを出るって言ったら」


 どうせ言ってしまうのなら、最後まで。


「シェスカは、どうするの」


 この数日の間、リルフェーニはずっと考えてきた。


 もし、あの男の話が本当なら、自分の故郷はあの空飛ぶ島、『ネア』にある。そして理由は分からないが、そこから離れたことで自分は記憶を失った。


 だとすれば。

 ネアを目指せば、失った記憶を取り戻すことができるのではないか。


(でも)


 それは同時に、ゲルバとの、そしてシェスカとの別れを意味する。それは、ここに自分の居場所を作ってくれた彼女を裏切ることにならないだろうか。それにリルフェーニ自身も、ここを離れるという決心が完全にできているわけではない。


 いずれにしてもすぐに答えの出る選択ではない。考えれば考えるほど、どちらが正しいのか分からなくなる。

 だからこそ。リルフェーニは、彼女の考えに従おうと思ったのだ。


「・・・・・・」


 シェスカは、しばらく考え込むように下を向いていた。


「・・・そうだな」


 やがて顔を上げた彼女が、何かを言おうとして口を開いたその時。


「ん?」


 家の外から、何やら物音が聞こえたのを二人が感じ取った。


「ようやく帰ってきたか」


 シェスカはそう言って、外界へとつながる扉へと歩き出す。


 理由は分からない。

 しかしリルフェーニはその時、どこかで嫌な予感がした。


 遅くに帰ってきたファナを迎えようとシェスカが扉のノブに手をかけた、その瞬間。


「開けるなッ!」


 切迫した声が聞こえた時にはもう遅い。彼女がドアを開け放った途端、『何者か』が眼前に飛び出してきた。

 一瞬の出来事に反応する暇もないまま、それはシェスカの顔面へと襲い掛かる――


「!?」


 ――寸前で、突然動きを止めた。

 見れば、すぐ後ろにいたファナが右手でその尻尾を捉えている。


 彼は力を込めて、握っているものを自身の方へと強く引き寄せた。バランスを崩した影が地面に転がり落ちると、その頭と思しき部分をファナが踏みつける。


「ギャァアアア!!」


 耳をつんざくような金切り声を上げ激しく抵抗する中、ファナは左手で剣を抜いた。そして次の瞬間、尻尾と頭を押さえつけられながらも暴れるそれに容赦なく切っ先を突き立てた。


「アァ・・・ァ・・・」


 痛みに耐えかねるようにもがいていたそれは、徐々に声に力を失い、やがて動きを止めた。


「・・・・・・」


 しばらくして、物言わぬ死骸となり果てたのを確認したファナは、ゆっくりと刃を抜いた。


「危ないところでした」


 一連の顛末を、シェスカとリルフェーニは声を失って見ていた。ひとまずの危機が去ったことが見受けられると、二人はそこでようやく何が起こったのかを理解する余裕が生まれた。同時にシェスカが動転のあまり声を上げる。


「ファナ、それは・・・!」


 ぱっと見た限りでは、少し大きめの猿。しかし自然にいるのと明らかに違うのは、膨張した牙と、背中についた透明な石。

 剣を鞘に納めたファナが、彼女の声に静かに答えた。


「キメラです」

「こ、これが・・・」

「体のどこかにこういった石が埋め込まれているのが特徴です。破壊すれば絶命します」


 まるで何でもないことのように、ファナは背中の宝石を指して淡々と説明する。一度その生態を見たことのあるリルフェーニですら驚きを隠せないのだから、シェスカの仰天具合は計り知れないだろう。


「それよりも」


 呆然としているシェスカを横目に、彼は声をかけた。

 その表情は、きわめて険しい。


「二人に、話すべきことがあります」



「いいですか」


 困惑したままの二人が卓に座ったのを確認すると、ファナはすぐに指を立てて言った。


「僕なりに調査した結果、分かったことを報告します。推測の域を出ないことも多いですから、どこまでが真実か、その判断は二人に委ねます」


 緊迫した表情を崩さない彼に、二人は唾を飲み込んで頷く。

 ファナは、慎重に言葉を選ぶように視線を動かしつつ、話を始めた。


「まず、昨晩リルフェーニを襲ったキメラですが、不自然な点が見つかりました」

「不自然?」

「ええ。調べてみた結果、胃袋に何も入っていないことが分かったんです。それどころか、歯にも血の跡が全く付いていませんでした」

「しばらくの間何も口にしていなかったということか?」

「そう考えるのが自然でしょう」


 シェスカの言葉に、ファナが頷く。


「これだけ広大な森ですから、少し探せば獲物には事欠かないでしょう。あの個体が何を主食にしているかは分かりませんが、大概の栄養源はここで見つかるはずです」

「にもかかわらず、何かを食べた痕跡が見当たらない、と」

「ええ」

「・・・じゃあ、あたしはどうして」


 リルフェーニが口をはさむと、ファナはそれに応じるように視線を向けた。


「問題はそこです。他の動物には見向きもしなかったはずのあのキメラが、あなたには襲い掛かった」


 あの夜、リルフェーニは一度逃げ切ったと思っていた時があった。

 森の中を抜けて河原に着いたあの時、背後にあった気配はなくなっていたはずだった。


 それでもあの怪物はなお執拗に追跡を続け、遂には彼女の前にもう一度姿を現したのだ。


「となると。あのキメラの狙いは、獲物というより『あなた自身』であった可能性が高い」

「あたし自身・・・」


 忘れかけていた恐怖が再び浮かび上がり、リルフェーニはわずかに身震いした。下を向く彼女に、ファナが話を続ける。


「それだけではありません。不審なのは、先ほどの個体も同じです」

「さっきの・・・?」


 扉を開けたとたんに襲い掛かってきたキメラをシェスカは思い起こした。


「僕がこの家に着いた時、アレはすでにこの家の前にいました。僕の気配にはおそらく気付いていたはずですが、それでもこちらには微塵も興味を示さなかったんです」

「それって、つまり・・・」

「あのキメラも、狙いは初めからそちらにあったことになります」


 理論立てて説明するファナに対して、何か言葉を濁しているような雰囲気を感じ取ったシェスカは思っていたことを口にする。


「・・・あたしが襲われたのは、たまたま扉を開けたのがあたしだったから、ということか」

「・・・はい」

「あくまで目的はリルにあるかもしれない。そう言いたいわけだな?」

「確証はありませんが」


 シェスカの意見に、ファナは首を縦に振った。


「・・・この森で遭遇したキメラは、これで合計二体。しかもどの個体も明らかな意図をもってこちらに襲い掛かってきた」


 彼は一層語気を強めて言う。


「今の時点で考えられるのは。これらのキメラは、リルフェーニ、あなたが呼び寄せているかもしれないということなんです」


 ファナが言い放った言葉に、リルフェーニは目を見開いた。


「あたし、が・・・?」

「これは推測でしかありませんが、奴らはあなたが持つ『何か』に惹かれてやってきているような気がします。何か心当たりはありませんか?」


 言われて彼女は、考える。


 リルフェーニにしか無いもの。こちらに来てからというものシェスカと共同生活を送ってきた彼女にとって、自分だけが持っているものというのはほとんどない。


 そんなものがあるとすれば、それ以前。すなわち、記憶を失ってこの森に来た時に初めから持っていたものだ。

 それはリルフェーニという名前と、もう一つ。


「・・・・・・」


 彼女は、おもむろに胸元から首飾りを引き出した。

 キメラに襲われるのもファナと出会うのも、きっかけはこれを失くしたことにあった。中心に施された緑色の宝石は元々は丸かったのだろうが、やはり不自然にその一部が欠けている。


 このゲルバに来た時、何も覚えていない彼女にあったのはリルフェーニという名とこの首飾りだけだった。裏を返せば、これは失った記憶につながる数少ない手がかりでもある。


 リルフェーニは首飾りを外すと、卓の上にそれを置いた。

 すると。


「っ!」


 突然、それを見たファナの目の色が変わった。


「それは・・・!」

「?」


 彼は戸惑いの色を隠せないまま、首飾りを持っていたリルフェーニに詰め寄る。


「どうして、あなたがそれを持っているのですか?」

「え・・・」

「いつ、どこでこれを見つけたんですか。それとも誰かから貰ったものですか?」

「そ、それは」

「ファナ、落ち着け」


 明らかに態度が変化したファナの剣幕に彼女が動揺して言葉に詰まっていると、その様子を見ていたシェスカが横槍を入れた。


「この子に聞いても、多分君が望むような答えは得られない」

「何故ですか」

「記憶が無いんだ、この子には」


 その言葉に、ファナは狐につままれたように目を丸くした。彼が落ち着きを取り戻しつつあるのを見て、シェスカは続ける。


「リルは、三年前にこの森で倒れていたのをあたしが拾った。一緒に生活しているが、それ以前のことは何も覚えていないし、いまだに思い出せていない」

「では、この首飾りは・・・」

「あたしが出会った時から持っていたものだ。もちろん出どころはあたしも本人も知らない」


 ゆえに、記憶が戻らない限りはこの首飾りの正体も分からない。

 リルフェーニが彼女の話に同意するように頷くのを、ファナは見た。


「そう、だったんですか」


 何かが腑に落ちたのか、彼は次第にいつもの穏やかな声に戻っていく。そして同時に考え込むように顎に手を当てる。


「・・・・・・」


 しばらくして、頭の整理ができたのか顔を上げたファナは、何を思ったか唐突に自分の耳に手をやった。意図の掴めない仕草を二人が不思議そうに見つめていると、ほどなくして彼は銀髪の中に隠れて見えなかったその耳元からほどなく何かを取り出した。

 ファナが握っていた手のひらを広げると、そこにあったのは小さなピアスだった。


 一見すると、何の変哲もない耳飾り。

 しかしリルフェーニは、思わず自らの目を疑った。


「あたしのと、同じ・・?」


 ピアスに付いていたのは、彼女が持つものと同じ緑色に輝く貴石。曇りのない透明なその石は、よく見ればリルフェーニのと同様、丸い形をしていたものが欠けてしまったような痕跡がある。


「失礼」


 リルフェーニの持っていた首飾りの宝石と、ファナの耳に付けていた耳飾りの宝石。

 ファナはその二つを、互いの割れた断面に沿わせるようにしてゆっくりと合わせた。


「・・・・・・」


 果たして偶然か、それとも巡り合わせか。

 二つの石はぴったりと重なり、一つの完全無欠な球体になった。


「どう、して・・・」

「ファナ、これは一体」


 混乱する二人に対して、ファナは何か話すのを迷っているようだった。しばらく下を向いていた彼が再び彼女らに視線を向けると、これまでにないほど真剣な面持ちで言った。


「今から話すことは、絶対に誰にも言わないと約束してください。これを知っていることが周囲に悟られれば、どんな危険に晒されるか予想が付きません」


 二人は状況を飲み込みきれないまま、ファナの忠告に頷く。


「もしやと思っていましたが、確信に変わりました」

「何の話?」

「あなたの生い立ちについて、です」


 次の瞬間。

 彼が放った言葉は、その夜リルフェーニを最も驚かせることとなる。


「ザナム王家、最後の生き残り・・・それが、あなたの正体なんです」


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