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第七話「見舞い」1/2

「はああ、冷えた……。真事まことお願い、お風呂貸して。凍えちゃう」

「アホかお前……」


 荷物を全部押しつけて、濡れ鼠な背理はいりは、あきれ顔の真事が示してくれたほうへ駆け込んだ。





 六月八日、週明けの月曜だった。

 背理が登校すると、学校のどこにも真事はいなく、二年生のあいだにはすでに噂が広まっていた。


 ──あの学年一のヤンキー、綴季つづき真事まことが、あの学年一の人気者、実原さねはら皆人かいとを、病院送りにして停学になったらしい──。


 実原のB組も、背理のD組も、真事のG組も、ほかのどこのクラスも、その話題で持ちきりだった。



 背理が実原たちに連れ去られ暴行された金曜日のことは、思ったより大事おおごとになっていた。

 噂話をまとめると、こうだ。


 球技大会のあと、体育館倉庫で大怪我をした実原らバスケ部の三人が発見された。

 その後病院に搬送された三人は、この怪我は事件で、犯人は真事で、自分たちは一方的にやられたと言い張る。

 そのまたあと、学校からの連絡に、真事も真事で大した否定もしなかったため、とんとん拍子で停学まで話が進んだ──。


 ──背理の名前も、淑野よしのの名前も、出てこなかった。


 クラスメイトから事のあらましを聞いた背理は、学校を飛び出した。



 真事の家の最寄り駅は、背理の住む街からは(とお)離れていた。

 初めて降りたその街は、駅前におしゃれな店が建ち並び、ウィンドウショッピングには飽きることがないだろう。だが、先ほどの背理にそこまでのんびりしている暇はなかった。


 駅から走ること数分。コンクリート造りの小さなアパートへたどり着く。真事の住んでいるところだ。

 エレベーターで3階へ上がり、教えてもらった住戸(じゅうこ)の前まで来て──そのままドアチャイムを押せば事足りたのに、背理はわざわざ電話をかける。

 出迎えてくれた真事は、音楽室で会ったあのときと同じく、かったるそうなしかめっ面であった。





 今、真事の家の風呂で、背理はたっぷりのお湯に浸かっている。

 さきほどまでの鳥肌と青い唇が、温められほどけていく。

 空っぽだった浴槽にお湯をためる時間は惜しかったが、待った甲斐があるというものだ。


 関東地方が梅雨入りしたという今朝のニュースを背理は知らず、学校からここに来るまでのあいだに、まんまと雨に降られた。

 まだ曇っていただけの朝に傘など持って出るはずもなく、早く真事の家に行きたい気持ちもあり、走った。

 傘を買ったり、雨宿りをしたりという手段は思いつかなくて、その代償が、息は上がるのに肌寒くてたまらないというものだった。


「真事ぉ。入浴剤ないのー?」

「あるわけねぇだろ」

「だよねー。こうなるってわかってたら一緒に買ってきたのになぁ……」


 背理は色のないお湯に口まで沈め、ぶくぶくと泡を出した。

 真事は洗面所で、しぼれるくらいに濡れている背理の制服を洗濯機に放り込み、脱水ボタンを押していた。



「真事のシャツ……でかくない?」

「お前が着るからだろ」

「あーそれ言えてる」


 風呂から上がった背理は、真事に服を借りた。

 制服が乾くまでなんてとても待てなかったし、真事が私服なのに自分だけかしこまっているのは嫌だった。

 だが背理が着るには真事のシャツはずいぶんと腕まくりを必要としたし、ジーパンはベルトをきつく締めてから、裾を数回折らなくてはならなかった。


 真事のほうは長袖のTシャツに、今日もダメージジーンズを穿いていた。

 二人が私服で顔を合わせるのは二度目である。


「……お前、あんまり寄るな。石鹸くせぇ」

「えー? なにそれ初めて聞いたよ」


 しゃぼん玉のような匂いをぷんぷんさせている背理を、普段自分が使っている石鹸を貸したはずなのにこう香るものかと、疑わしげに見下ろす真事である。

 背理は真事の苦情などお構いなしに、髪をわしゃわしゃと拭いていた。


「真事は先生から話聞いてる? クラスの人が言ってたんだけど、……なんだっけ、名前……まぁいいや。あのバスケ部員、顎が割れてて、頬も縫ったんだって。当分しゃべれないらしいね。あと、肋骨も何本か骨折だって。バスケもしばらく出来ないね。それから、残りの二人は、鼻と耳のところの骨にひびが入ってたみたい。いい気味だけど、真事に会えないのが寂しいね」

「だからって騒ぐなよな……ただの自宅謹慎だろ」


 そんなに派手にやらかしておいてこの程度で済まされたのだ、寛大な措置といっていいだろう。


 学校を出てすぐ、背理は真事に電話をかけた。行こうと決めてから気づいたが、家を知らなかったのだ。

 真事は寝ていたようで、息を弾ませながら道順を聞く背理に、電話の向こうで不機嫌そうに何度も「静かにしゃべれ」と言っていた。


「みんなが停学って言ってたから驚いたんだ……。真事が先に知らせてくれてたら、僕だってここまで騒がなかった」

「電話がきたのは昨日の夜だ。そっから寝てたんだから、お前に言う時間なんかあるかよ」


 口を尖らせてむくれている背理に、真事は淡々と言った。





 風呂場から出てきて、背理はやっと家の中を見た。ワンルームの部屋は、とても簡素だった。


 ローテーブルを中央に、流し台とソファーが向かい合っている。隅には小さな冷蔵庫があるだけで、ベッドはない。壁のフックにハンガーは二本で、制服の短ランと、銀座で着ていたスタッズつきのレザージャケットがかけてあった。その下の床には、衣装ケースが一つ。そして、エアコン。

 ──ほかには、ラグも、本棚も、時計もテレビもオーディオも、見当たらない。部屋の中で何か主張のある物といえば、天井で光る白いライトくらいだ。でも物の少なさが真事らしい気がした。


 部屋の両端は、こちら側が玄関までの短い廊下で、あちら側は大きなベランダ窓。日中なのに閉まっている……というより、もとから開ける習慣のなさそうなカーテンは、グレー。

 玄関に靴は二足のみで、背理より何センチ大きいのだろう、ローファーとランニングシューズ。すぐ横には、トイレと風呂場と洗面所がまとまっている。

 歩き回る必要もないような家の中を見回して、真事にはちょっと狭いのではないかと、背理は思った。





「それで真事、本題なんだけど……真事って実は髪サラサラなんだね」

「それが本題か?」


 背理の髪は、くしゃっとした癖っ毛である。

 だが、いつもは奔放な黒髪も、雨に濡れたり風呂に入ったりするとうねりがなくなる。

 そんなわけで、もう乾きはじめて自分勝手さを取り戻しつつあるが、さっきまで、背理の髪はまっすぐだった。


 一方、真事のきらきらした金髪は普段逆立っている。

 もともとなのだと思っていたが、聞けば、スプレーを吹きつけてそうしているという。

 家にいる今、前髪の下りた真事はなかなか別人だった。


「──あ、ほんとに真事だ」

「お前な……」


 手を伸ばし、真事の前髪を掻き分けて発見した向こう傷に、背理は満足げである。


「僕は癖っ毛がすごいから、コンクールのときとかワックスでガッチガチに固めるんだ。真事はスプレーで済んでいいね。──あ、飾ってくれたんだ、ありがとう」


 話し続ける背理が、背丈の低いテーブルの上に置かれた花瓶を見て嬉しそうに言った。


「ああ……なんだよこれは」

「来る途中のフラワーショップで買った」


 花瓶には、てまり咲きの大きなアジサイの花束が生けられている。さきほど背理は、これを持って真事の家に駆け込んできたのだ。

 真事もアジサイを振り返った。


「なんでこんなもんを?」

「なんでって……他人ひと行くときは手土産持っていくものでしょ、普通」

「男相手にか?」

「うん、大事な友達だし。え、嫌だった?」


 嫌も何も、真事にとって花束を貰うなど、このときが初めてだった。

 どんな感情を抱くよりも、背理の普通とやらについていくのには、いつも何かしらの戸惑いが先を行く。


「いや別に……」

「よかった」


 ただただアジサイを見ている真事に、背理はにこっとした。


「店員さんがいい人でね、一人暮らしの男の子なら、一緒に花瓶も持っていけって、気を利かせてくれたんだ」

「いいカモだと思われただけだろ……」


 流しのほうに向かいながら、真事はやれやれというふうに呟いた。


「いいよね、アジサイ。僕好き」


 タオルを首にかけたまま、背理はぺたぺたと歩いていってソファーに座り、テーブルの上のアジサイを覗き込んだ。

 涼しげな花瓶に、薄紫色の花がこんもり丸く咲いている。


「色か? 花か? 好きなのは」


 真事が、ジャージャーと景気のよい音を立てる流し台から聞いてきた。


「……違いある?」

「あるだろ」


 そして背理に背を向けたままで話しはじめた。



 アジサイの花の色は、そのアジサイが育った土の、酸性の度合いによって決まる、というのはよく知られた話である。

 酸性なら青く、アルカリ性なら赤く。


 この色の変化には、アルミニウムとアントシアニンが関係している。

 土の中にはアルミニウムがあって、それが土に溶けると、アジサイの根から吸収されていく。

 そのあと花の色素であるアントシアニンと結びつくことで、アジサイは色が変わる。

 このとき、土が酸性であればアルミニウムがよく溶け出し、根に吸収されやすくなる──というのがからくりだ。



「──で、その色なだけだろ」

「へぇー」

「へぇってお前……なんだと思ってんだよ。それがアジサイだろ」

「ただ綺麗な色に咲いたんだと思ってた。ふぅん、土によるんだ」


 背理が興味深そうにアジサイを眺めた。


「僕どの色でも好きだから、じゃあ花のほうかな? ……なんだろうね、花のほうって」

「……花にも種類あるだろ」

「え、これ以外に?」


 真事の眉がだんだんと寄っていった。


「……それは、密集して一つの塊に見えるタイプだろ。ほかに、まわりだけが咲いてて、中に玉みてぇのが集まってるように見えるやつとか、あるだろ」

「……言われてみれば?」


 テーブルから天井へ、ぐるりと視線をさまよわせながら、背理が首をかしげる。

 だめ押しのように真事が言った。


「……毒もあるからな」

「えっ」


 背理が、アジサイからもテーブルからも身を引いてしまった。


「……僕、アジサイの小さい葉っぱ、腕の内側に押しつけて葉脈の跡つけて遊ぶの昔から好きなんだけど……まずい?」

「いや……そのくらいなら別に……」

「わーよかった」


 はーっと息を吐き、ソファーに身を預け、背理は真事を見上げる。


「僕全然知らなかったよ。真事ってもしかして賢い?」

「反応それかよ……。──ほらよ」

「わぁ、美味しそう」


 パックに山盛りのさくらんぼを持って、真事がやっとソファーへやって来た。


 このさくらんぼも、真事の家に来る途中の青果店で、背理が買ってきたものだ。

 透けるように赤い粒たちが、洗いたての水滴をつけて、つやつやと光っている。

 真事への手土産だったが、真事が手をつけるより早く、背理がつまんだ。





「……で、本題なんだけど、僕とか淑野よしのさんが証言するって、考えなかったのかなって」

「自分に分があると思ったんだろ」

「……ん? バスケ部の奴のこと? 違う、真事だよ。勝負に勝って試合に負けるって、このことじゃないか、僕も真事も。我慢強いのも悪くないと思うけど、僕を助けてくれる分、真事ももっと僕を頼って。僕だって、体に傷もまだこんなにあるのに!」


 シャツをガバッとめくって、生っ(ちろ)い背中や脇腹につけられた、痛々しい青あざを出した背理に、真事は無表情で呼びかけた。


背理(はいり)

「……わぁ、なに?」


 突然、でも自然な感じに下の名前で呼ばれ、驚いたし嬉しい背理である。


「黙って食え」


 そして真事はさくらんぼを差し出した。

 名前を呼ばれて一瞬大人しくなった背理だが──ここぞとばかりに、さくらんぼ目掛けて真事の指ごと、がぶっと噛みついた。


「……何してんだお前」


 痛がらせようと思ったのに、真事は表情一つ変えず、また腹が立った。


「──はぐらかされないぞ!」


 背理は真事の指にギリギリと歯を立てた。


「そうやって僕の気を逸らせて、忘れさせるつもりなんだろ」


 すると真事が、噛みつかれている指に力を込めだした。

 たかだか指二本の反撃なのに、背理の歯のほうが負けそうである。


「お前なぁ、恩着せてんじゃねぇぞ」


 そのままぐいっと押されて、背理の首がかくんと操られる。


「ダチってのは貸し借りで動くもんじゃねぇだろ。俺に負い目なんか感じてみろ、ぶっ飛ばしてやるぜ」


 背理は真事の指を放した。怖かったからではない、納得したからである。

 そして、今度は決まり悪そうに自分の唇を噛んだ。


「……痛かった?」


 真事の指にはうっすらと歯形が残っている。


「期待されてもな」

「……よかった」


 真事が痛がりも怒りもせずふっと鼻で笑うので、背理もそれ以上文句を言うのも悪いと思うのもやめた。

 代わりにごろんと、真事の膝に寝っ転がった。

 だんだん乾いてきた黒髪が、くしゃあ……と揺蕩(たゆた)う。

 何事かと、じっとしていた真事だが、膝の上を占領してくる奴に退()くような気配はまるでない。


「お前……マジで何してんだ」

「真事がしてくれない分は僕が甘えちゃうよ? ね、食べさせて」


 そう言って背理はさくらんぼをねだる。

 真事は浅くため息をついた。





「……ん、何?」

「あ?」


 真事が口許へ持ってきてくれた双子のさくらんぼから、意外にしぶとい片方の実を取ろうと、背理が奮闘しているときだった。

 真事がずっと背理の指の動きを見つめているので、さすがに気になった背理が聞いた。

 だが無意識だったようで、真事のほうが我に返ったような顔をした。


「僕の……指? ずっと見てるよ」

「ああ……。お前の指、アイアイの中指に似てんだなと思ってな」

「あいあい?」


 背理は思わず起き上がった。


「アイアイって、あの? ソーミ、ソーミ、ファーレ、ファーレ、ソソーラソミドミソー、のやつ?」

「なんだよそれ。意味わかんねぇよ」

「童謡だよ。そうでしょ?」


 音階で歌われたところで真事にはさっぱりだが、背理のほうは、アイアイの歌の冒頭を言いたいのである。


「で、なんで中指? アイアイの中指がなんなの?」

「お前……それも知らねぇのか」


 背理を見る真事の表情が、いよいよ哀れみを帯びたものになってきた。


「……検索しろ。見たほうが早い」

「アイアイの中指? 検索……っと──」


 次の瞬間、背理は携帯電話の画面をスクロールする指を止め、表示された画像を食い入るように見つめた。


「──ちょっ……真事! 真事から見て僕はこんな顔なわけ!?」


 背理が目を見開いたまま、携帯をくるっと返して真事のほうに向け、ぐいぐいと近づける。

 そこには、大きな耳に光ったぎょろ目、まばらな毛と痩けた頬、骨と皮がまとまって生きているような、グロテスクな生き物が写っていた。


「中指だっつってんだろ」


 こんな、黒くて薄汚れて不気味な姿を見せられては、指などに注目している場合ではない。


「全っ然可愛くないじゃん! なにこれ、アイアイって可愛い猿なんじゃないの!? 歌詞詐欺じゃん!」

「俺に言うなよ」


 背理はすっかり憤慨しているが、アイアイとは昔からそういう外見の生き物なので、今更怒ったところで仕方がない。


「背理」

「……なに?」


 画面を覗き込んでは、自分の顔を不審そうに触っている背理を、真事が呼んだ。

 背理はジト目で真事を見上げる。


「中指だっつってんだろ」


 真事はさきほどと同じように繰り返し、背理の手を握って目の前まで持ってきてみせた。


「アイアイの指、中指だけ細いだろ。お前の指は全部がそんな感じだ」

「それ……褒めてる?」

「褒めてねぇよ」


 確認せずとも、ここまで不気味な生き物を引き合いに出してきたのだからわかってはいた。

 背理は諦め、画像をよく見てみることにした。

 すらっと長く細い指は、確かに親近感がなくもない。


「……うーん、よく見ると似てるのかも。……爪のあたりとか」



 背理の爪は、細く長い雫形である。

 薄い爪が弓なりに盛り上がり、さくら色に透けている様は、女の子顔負けといってもいいくらいに綺麗だ。


 そして、爪下皮そうかひといわれる、爪の裏側に張りついた皮膚の部分が長い。

 手のひら側から、指先の肉と爪との境目がよく見える。


 実はこのような爪は、ピアノを弾くにはあまり向いていない。

 どれだけ切っても指より短くなることのない爪の先が、鍵盤と鍵盤の隙間に引っかかりやすいのだ。


 背理も昔、鍵盤のあいだに爪が引っかかってはがれてしまい、痛い目をみたことがある。

 女の子も真っ青の綺麗な爪であるが、ピアノを弾く身にしてみればありがたいことばかりではない。


 ──対するアイアイの爪は、分厚く固そうなかぎ爪である。

 鋭さや質感こそ違うが、そのつき方はとても似ていた……。


 思い当たる節のあった背理は、しぶしぶ、アイアイと自分の指が似ていることを認めた。


 ちなみにだが、がっしりとして骨ばった手を持つ真事の爪は、幅広く平たい。

 指先も、手の甲側から爪より上に指の肉が見えている。

 こういう形の爪のほうが、ピアニストには向いているのだった。



 真事とああだこうだ言いながら指と爪の話をしていて、そのことに気づきなんとなくムカッとした背理は、ささやかな仕返しをすることにした。


「真事真事。ちょっと」


 背理がちょいちょいと真事の服を引っ張った。

 口許に手を添えて、内緒話でもしようといった(てい)の背理に、真事が無防備に顔を寄せてきた。

 飛んで火に入る夏の虫とはこのことである。

 心の中でにんまりとし、背理はサラサラした金髪の先が触れている真事の耳に、息を吹きかけた。


 フッ。


 ──だが真事は無反応だった。


「……なんだよ」

「耳フーだよ! 反応してよまじで!」


 本当に懲らしめ甲斐のない相手であった。

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