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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

(仮題)鋼鉄の竜殺し

唐突にプロローグだけ思いついたので勢いに任せて書きました。

後の展開は現時点では考えてません。ルビとかうまくいってるかな?

 赤き血がどっと吹き出す!

 胸に刻まれた三筋の傷。

 かわしきれなかった、敵の攻撃。間一髪よけたつもりだった。が、避ける事はできなかった。

 堅く鋭く鍛え上げられた剣よりも鋭い三振りの刀。その柄は血のように赤黒い鱗に覆われている。

 その三振りの刀は爪。

 その爪は人の五倍はあるだろう。その爪の持ち主は真に強大。

 その敵は竜。

 竜の爪を受けたその男はジークフリート。

 今も流れ続ける夥しい(おびただしい)量の血。

 ジークの手が光る。そして胸に受けた三筋の上に手をかざす。

 胸の傷は青白く光り、血が止まる。その胸に残る傷跡は消える事が無かった。

 竜が吠える。その咆哮は衝撃となり、ジークフリートを支える大地に亀裂を走らせる。

 ジークフリートは両手で持った剣に力を込め、構えた。

 竜は再び、爪を薙ぐ。

 竜の爪を受けたジークの剣は砕け、弾き飛ばされた。

 その破片がジークの頬をかすり、血が流れる。

「チィィッ!」

 再び、ジークの手が光る。魔法陣の様なものが現る。

 金属同士がぶつかり合うように、カタカタと音を立てながら、魔法陣から出てきたもの。

 それは神をも一撃で切り裂くと言われる鎖の刃(チェーンソー)

 ジークが鎖の刃に魂を吹き込む。

 鎖の刃が光り、唸りを上げる。

 鎖の刃は獣のように吠える。

 刃に魂が灯った!

「フン!」

 ジークは鎖の刃を振り上げる。

「ハアァァッ!」

 振り上げた鎖の刃。そのままジークは振り切った竜の腕に飛びかかる。

 縦に並んだ無数の刃は牙となり、竜の腕に喰らいつく。

 竜の鱗は次々と剥ぎ取られ、最後に残った竜の身体に傷を入れる。

 竜は吼える。咆哮では無く、苦痛の雄叫び。そしてジークを振り解こうと腕を大きく振る竜。尚も食い込む鎖の刃。

 竜の別の腕がジークを襲う。

 ジークは鎖の刃を手放し距離を離す。

 手から離れた鎖の刃は切り続け、勢いを失う。

 失うと同時に竜の右腕が落ちる、青い血が吹き出す。

 竜は落ちた己の右腕を喰らい、大きく息を吸い込む。

 そして吐き出される、青白い炎。

 その炎はジークに向かって放たれた。

 ジークの手が再び光、魔法陣が現れる。

 魔法陣から伸び出る漆黒の革の縄。その縄の先にあるのは鉄の筒。 

 ジークは鉄の筒を掴み、何かを押した。

「現われろ! 裁きの炎!」

 そして吹き出る、真紅の火炎。

 真紅の火炎は竜の吐息を包み込み、それは竜すらも包み込む。

 その炎は竜を焼きつくし、竜は倒れた。


とりあえず、よくある剣と魔法とドラゴンが出てくるハイファンタジーの世界に転生した主人公という事で書いたのですが。

この先どうしましょうか?


感想というよりも、何かアドバイスがあればよろしくおねがいします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ニーベルンゲンの歌を題材にしているのだとお見受けしました。北欧神話は個性的なキャラクターが多いので これから先の筆者である緑家さんが描かれる北欧神話の世界観を読ませていただきたいと思います…
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