春ショール
GWも今日で終わりですが、いかがお過ごしでしょうか。
連休を利用して、ちょっと遠出して、
観光地や風光明媚な土地を訪れ、
優雅に句を作るのも、俳句女子としては憧れます。
ですが、今回の俳句教室での兼題(お題)は「曇り」。
というのも、その前の俳句教室での兼題が
「晴れ」でしたので、
「じゃあ、次は「曇り」にしましょう」
と、ユーモアをからめた今回の兼題となった、
という経緯があります。
「曇り」かぁ…。
兼題提案者には申し訳ないですが、
兼題そのものからして、なんだかパッとしない
気分になってしまいます 笑
ですが、あーでもない、こーでもないと、
ひねりあぐねながらも、
2つの句が、できました。
曇るとも、彩り添える 春ショール
季語:春ショール
せっかく春になったのに、曇り空の日って、ありますよね。
そんな、気落ちしがちな日であっても、
オシャレな女性は、春の鮮やかな色のショールを
身にまとっています。
天気はパッとしなくても、うん、春だよね。
そんな気持ちを詠ませていただき、作りました。
曇るとも、彩り添える 春ショール
季語:春ショール
ただ一点、この国は、先生からヒントをいただきました。
私の最初の句は
①曇るとも、彩り添える 春ショール
②曇るとも、婦人彩る 春ショール
の二つで、どちらがいいか、悩んでいました。
すると先生曰く、これだと、
「②の「婦人彩る」にするとね、
春ショールは、婦人の女性しか身に着けないから、
「婦人彩る」はどうかと思うのよ…」
とのこと。
よって、「こんな風にもできるわ」と、
次の句をさずけてくださいました。
曇るとも、風を彩る 春ショール
さすが先生ですよね「風を彩る」で、
句に動きが生まれ、躍動感が生まれますよね。