幕間1 ひどいよ先輩!
シュクレ先輩はテンメイをからかうのが楽しいようです。
ウサギと格闘しているさなか、休憩中のテンメイにメッセージが届いた。シュクレ先輩からだ。控えめにメニューを広げて読む。
「To Tenmei:From Cukre
『そういえば苗字考えておいたよ。自分で浮かばなかったら使ってくれ。
テンメイ・フォグラスティング(Tenmei Phograsting)』」
テンメイは五人で宿を取る際に疑問を抱かずに苗字を使用した。
実は、最初に拒否していた「テンメイ」二人にちなんだ名前であることを、数日後そこに気付いてしまったエリーに告白されたときには
「もういいや……もう、慣れたら逆にこれでいいんだって思えてきた。」
彼は疲れきった顔で、目だけぎらつかせて語り、その様子にユウキはどん引きし、三人は申し訳ない気持ちで一杯になるのだった。
作中では、先輩が意地悪でわざとやった
作者的には、「ごめんね横文字の苗字難しかったの。」
(3週間近くかけても語呂が悪い苗字しか出来なかったんです。)
どうしても出てこないので
本当に二人のプロフィール見比べながら開きなおりました。