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転明記 VRMMOってどこでもこうなの?  作者: 朝宮ひとみ
第1章 VRMMOをはじめよう!
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第四話 なんとなく買い物

別サイト向けの二次創作がいくつか出来たので、予定が空いた割りにちょっと間が空きました。


と書いたけど一週間しか空いてないんですね。2と3の間は4日ですしね。

2週間ぐらい空いた気で居ました。週一くらいのペースでアップできるようにしたいです。

 武器屋は盾と剣を重ねた看板がかかっていて、分かりやすかった。紹介状を店主らしき人に渡すと数字の書いた紙を渡された。順番待ちがあるらしい。待っている間に、武器の選び方の紙を見ながら商品を一通り見ていくことにした。




『武器の選び方』


冒険者であれば何でも自由に使いこなせるわけではありません!自分の体格・体力・レベル・スキルに見合った武器防具を選びましょう。


1.体格

武器や防具の店の人が見合ったものを選んでくれます。選んでもらったものとだいたい同じくらいの大きさ・重さのものを選べばよいでしょう。


2.体力

いきなり大剣や槌をふりまわすのはやめましょう。疲労が溜まります。疲労は一定以上溜まるまでステータスとして反映されませんので、運が悪いと戦闘中に急速にパラメータダウンということになります。


3.レベル・スキル

武器防具には装備可能レベルがあり、槍や槌、弓など一部の武器はスキルが1以上なければ装備できないものがほとんどです。必ずメニューから確認しましょう。




 初心者向けの剣や盾は、量産品らしくシンプルなデザインだ。模様が刻んであるとかそういうのもない。中級者向けになるとすこし見栄えも考慮されていて、上級者向けや儀礼・競技参加用とかはもう芸術品だろっていう細かい彫刻のある盾が飾ってあるのを見ただけで何か納得できた。


 中級向けの安い奴をなんとなく手に取ると、重い。初めてボーリングに行ってなんとなく数字の大きい奴選んで思わず落としそうになった時みたいな感じで恥ずかしかった。一緒に入ってきた一人が同じように見本を手にとって重っ!とか言ってるのが聞こえてちょっと笑いかけてしまった。



 やがて番号を呼ばれたので、呼びにきた店員に続いて店の奥へ進んでいった。シュクレ先輩も付いてきた。まず服の上から腕の長さを測られて、抱えるくらいあるでかい石を持ち上げさせられた。店主は石を下ろした俺の腕に数字の刻まれた腕輪をつけた。ほかの店でも腕輪を見せるとサイズとかが分かるらしい。便利だ。今はただの衣服だからいいけど、重装備で毎回測られるわけにはいかないもんな。


 特にこだわりも無いので、店主が見繕ってくれたサイズの初心者用ロングソードと防具をそのまま購入した。防具は胸当てと肩当てから構成された単純なものだが、それだけでも装備すると結構重い。これでロングソードを提げると、心配になってきた。スキルやレベルが上がれば軽くなってくるしすぐに慣れるよ、と先輩は笑っていた。



 店を出て元の広場に戻ると、どっと疲れた気がしたので一度プレイを中断してリアルに戻ることにした。シュクレ先輩に話しかけるとチャットの登録をしてくれた。登録をするとリアルの携帯電話みたいに相手と直接声で通話したりメッセージを残したり、プレイしている間何処にいるか任意で知らせることが出来る。俺も教えてもらって先輩を登録した。

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