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世界のどこでも君の隣  作者: 逢坂 桜夢
3/10

かまって欲しいチワワと振り回されるロリポップ

チャイムの音は目覚まし時計と同じ役割をする。そうは思わんか?

「この課題をやっておくように。では。」と教室から出ていくおじいちゃん先生を伸びをしている金髪が遮る。

「やっと昼だー!腹減ったー」大和っち、飯行こーぜ!と振り返る金髪は幼なじみの琥珀だ。

「やっと起きたか。待て、お前と違って類はちゃんと課題をやっている」ちょっと離れた席でロリポップ型のペンを握りしめている類を指さす。

「るいるい飯ー!」

「僕は飯じゃない!やまと、チャラ男黙らせて!」ノートを見たままロリポップをブンブン降っている。

「だそうだ。」琥珀のパーカーを引っ張って座らせる。琥珀はいつもカラフルなパーカーを着ている。ちなみに今日はショッキングピンクだ。似合ってるからいいとは思うが真後ろの席の俺の事も少しは考えて欲しい。目がチカチカするのだ。全く…。


普段はキャンキャンとうるさいくせに構って貰えないとショボーン(´・ω・`)とする。小型犬か!チワワか!

しょうがないから琥珀の鼻先で抹茶どら焼きを振ってみる。パクっと食いつくから本当にチワワだな、なんて餌づけしてる気分になる。

「んま!サンキュ、抹茶って最強じゃね?」

「昨日、お茶会でな。余ったやつだ。またお前も来るといい。色んな和菓子が出るぞ。」

「こはくを餌づけるやまとの図」課題終わったよー!とるんるんな類に

「誰が犬だ!」と吠える琥珀。俺が口にしなかったことをサラッと言ってのける天真爛漫さ。さすが類。

「誰もこはくのこと犬なんて言ってないよー!やまと、後で僕にもちょーだい!」えへへー、と無邪気に笑う類はテディベアだ。間違えた。小学生だ。いや違う、幼なじみだ。

「でもチワワってかわいーからいーじゃん!」

「誰がチワワだ!」

「もちろん琥珀だよ!」当たり前じゃんと琥珀の腕に抱きついてる。テディベアとチワワが戯れているようにしか見えない。結局仲良いなといつも保護者気分だ。

「やまと早くー!ゆーと達待ってるよー」

大声で騒ぎながら立ち入り禁止区域の屋上へと階段を登って行った。

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