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第0章.プロローグ
女子力! それを聞いて、皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
例えば、料理が上手と答える人もいれば、女性らしいかわいい着こなしなどがうまいということ答える人もいるだろう。
気配り上手な人というところでも、納得する人もいるはず。
健康管理ができているなんかも意見として出てきていることも聞く。
その、どちらかといえば男性よりも女性のイメ―ジがつく行動などが、「女子力」と呼ばれるのである!
別に、女性だけが当てはまるものでもない。
無論、男性にも女子力が高いといわれる人もいる。
「らしさ」というところに「女子力」という言葉があてはめられているのであろう。
では、「らしさ」という女子力がもし、「気」のようなもので合ったら?
「女子力」を存分に気のようにコントロ―ルし、特殊な力で行使できるようになったらどうなるだろうか?
この世界では、一部の人たちに伝わる特殊な力。
これからご覧いただきたいものは、その「女子力」を持つ彼女たちの物語。
そして、その中のとある一人の少女に焦点をあてていくのである!
彼女の物語は、ここから始まる……。