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ルール(簡易版)と試合の流れ(競技場図付き)

 ――作者注

 作中でもルールについての説明を記してありますが、ここに簡易版としてまとめておきます。


 マギカ・バディはカバディをベースにして造られた競技です。各種用語はカバディを元にしてあります。


 誠にご面倒ではございますが、一度カバディのルールや動画サイトによる競技の様子などに目を通して頂いた方が、この作品をより楽しめるでしょう。

(カバディのルールについての直リンクは張りません。ご自身で検索なさって下さい)――。


 ――マギカ・バディのルール(簡易版)――


 ※当競技、《マギカ・バディ(Magika Baddy)》(以下マギカ・バディ)の全ては《神の眼(Dio okuloj)》(以下、《神の眼》)の管理下に置かれ、競技委員から競技者、観客、競技場に至るまで、《神の眼》の指示に従うこと。


挿絵(By みてみん)


※コート

 ・大きさは長さ(横)百二十メートル、幅(縦)八十メートル。


 ・地面は《神の眼》の指定した素材で構成すること。


 ・コートを二つに分割する真ん中のラインは《ミッドライン》と呼ぶ。


 ・ミッドラインと直角に交わるライン(サッカーで言うタッチライン)を《サイドライン》ゴールラインを《デッドエンドライン》と呼ぶ。


 ・各コートの中央に描かれた半径十メートルの円を《アタックサークル》と呼ぶ。

 

※試合時間

 ・前半二十五分、ハーフタイム十分、後半二十五分とする。なお同点の場合は十分のハーフタイムの後、延長戦を十五分を行う。


 ・延長戦は、試合開始時のメンバー数以内なら、退場者でも参加してもよい。

  A,ただし、以下の者は延長戦に参加出来ない。

   a、試合中、一度も競技に参加していない者。

   b、《神の眼》より『戦闘不能』宣告を受けた者。

   c、反則により退場処分を受けた者。


 ・タイムアウトは三分とし、前半、後半、それぞれ一チームに付、二回申請することが出来る。なお申請はチームキャプテンのみとする。


 ・上記の者が退場、または申請不可能の時は、それに準する者のみとする。

 

※参加資格、及び競技人数


 ・マギカ・バディギルドによって競技者登録された者、及びチーム登録されたチーム。


 ・人数は五人以上、七人以下とする。


 ・両チームの登録メンバー(俗に言うスタメン)数に差が生じた場合は、少ない方の人数で行う。


 ・なお、交代メンバーは登録メンバー数以下とする。

  a:反則による退場者の交代は認められない。


 ・タイムアウト時、攻守一回以上競技に参加したヒーラーは、退場してもタイムアウト時、ハーフタイム時に治癒を行うことができる。 


※主な競技者の名称と役割


 ・《マギカ(魔術者)》:魔(俗にいう魔術、魔法の類)や術(俗にいう法力、妖術の類)によって相手メンバーを攻撃し、ダウンによる点数を得る者。


 ・《スプリンター(疾走者)》:素早くコート上を駆け回り、タッチによって点数を得る者。


 ・《ストライカー(格闘者)》:スプリンターやマギカを肉体で攻撃し、ダウンによる点数を得る者。


 ・《ディフェンダー(防衛者》:魔や術、または己の肉体によってメンバーを防御する者。


 ・《ヒーラー(治癒者》:メンバーの治療専門。なおヒーラーは最低攻守1回ずつ試合に出なければタイムアウト時、ハーフタイム時にメンバーに向かって治癒を行う事ができない(レイド、アンティ時は不可)


 ・《サプライヤー(供給者)》:自チームがレイド時、魔力供給呪文【マギディ(Magiddy)】によって味方レイダーに魔力を供給する者。サプライヤーはその他にもハーフタイム時にメンバーに向かって魔力供給を行うことができる。(アンティ時、タイムアウト時は不可)


※簡単な試合の流れ。

 1:コイントスを当てたチームがコートかレイド(攻撃)を選ぶことができる。


 2:《神の眼》より指示があってから十秒以内に、レイド側のレイダー(攻撃者)は、アンティ(防御)側のコートにあるアタックサークルへと向かう。


  ・レイダーがアンティ側のコートに入った瞬間、観客席に攻撃が飛ばないよう、アンティ側のコートは《神の眼》によって【絶対魔防壁】が張り巡らされる。


 3:アタックサークルに入ったレイダーは十秒以内にアンティ側チームを攻撃をする。(レイダーはあえて何もしなくても可)


  ※レイダーがアタックサークルに入った瞬間、アンティ側は競技者同士で互いに体が触れてはならない。

  (ダウン寸前の味方を支えたりするのは反則だからである)


 ・なおこの時、レイド側の他のチームメンバーは沈黙するか、自チームのレイダーに向かって魔力供給呪文【マギディ】のみを複数回唱えることができる。


 4:レイダーの体、またはレイダーの攻撃がアタックサークルを出る、もしくは十秒たった後、アンティ側はレイダーを攻撃することができる。


 5:レイダーが点を得ることのできる条件。


  a:レイダーの攻撃によってアンティ側のメンバーがダウン。

   ※ダウンとは足の裏以外が地面に付くことである。

  (ボクシングのダウンといっしょ)


  b:魔力、及びそれに準するものが付与された手によってアンティ―の衣服、または体にタッチ。

  

   ※なお、ダウンまたはタッチされたアンティはレイダーへの攻撃、術の使用。自分および味方への術の使用が禁止される。

  

   ※ストライカーによるタッチ攻撃は無効である。


  c:アンティ―が各ラインから体の一部でも超えた時。


 これらa、b、cいずれかが生じたとき、レイダーがミッドライン、サイドライン、デッドエンドラインから体全てが越えたことによってはじめて点数が入る。

 

 ※レイダーが自ら、またはアンティによってダウン、もしくは戦闘不能となった場合は、それまでいくらアンティ―をダウンさせても点数は入らない。


 ※レイダーがデッドエンドラインを越えた場合は、レイダーが得た点数そのままに、アンティ側にも一点が付与される。


 6:レイダーが5を終了すると、攻守交代が行われる。 


 7:試合時間中、両チーム最後の一人となった場合は、制限時間無制限のサドンデスが行われる。


  ・サドンデス中はタッチ、ダウン、場外、反則負けは無効となり、《神の眼》による戦闘不能判断でのみ勝敗の判定が下される。

 

※勝敗

 1:試合終了後、多くの点数を獲得したチームが勝者となる。


 2:ただし、以下の結果になった場合は点数関係なく、最後までメンバーが生き残ったチームが勝者となる。


  a:試合中、相手チームのメンバーを負傷、反則にかかわらず全て退場させ、交代要員がいない場合。


  b:サドンデス戦で勝利した場合。

                            以上


 ※2019年9月14日追記。

 「ストライカー”同士の”タッチ攻撃は無効」 から

 「ストライカー”による”タッチ攻撃は無効」に変更しました。ご了承ください。

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