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8歳 二刀流は至極なのと僕は魔法を使えば一人で隕石を落とせる件について

 2018年 3月〇日


 せっかくの誕生日ということで久しぶりに日記を書くことにした。


 何だかんだ僕も、もうそろそろ小学3年生、大きくなったと思うわ。

 大きくなったというだけあって強さの方もかなり上がった。

 それはもう本当にかなり上がった。そんでもって色々と出来るようになった。相当に強くなれたと思う。

 どう強くなったか色々と書いていきたいことがあるので、一つずつのんびりと書いていこうと思う。

 

 まず最初に僕は魔力の最大値が上がらなくなったといったが、それは勘違いだった。

 普通に魔力の最大値は上がった。

 もちろん成長率的なものでいえば最初の頃と比べれは悪くはなった。

 それでも確かに成長はしている。

 でも、ある程度成長すると、一旦そこで魔力の最大値は上がらなくなる、でも1週間程立てばまたある程度、魔力が成長出来るようになる。


 どうしてこのようなこととなっているか僕なり考えてみた結果。


 一つの可能性が思い浮かんだ。


 ズバリ僕の体が成長しているということだ。


 ほら、よくあるじゃないか。

 魔力が強すぎると体が耐えられないから、それを考えて本能的に体が成長するまで一定以上の魔力を手に入れられないようにセーブする的な?

 私的にこれが当てはまっていると思うんだよな。


 だって、実際にそうなんだもん。


 体が成長すれば魔力の最大値も上がるようになる。

 一定のラインまで達すると、魔力の最大値が上がらないようになる。

 一定期間が立ったら体が成長をすることによって、魔力の最大値が上がるようになる。

 一定のラインまで達すると、魔力の最大値が上がらないようになる。

 この繰り返しだ。


 つまり。QEDということだ。

 証明完了って奴だ。


 そんな訳だから僕は魔力の最大値がまた上がりました。

 一体どれだけ上がったかは、正直イマイチよく分からないが、魔法を使って直径30センチ大というかなり大きな火の弾を生み出す魔法を200発以上使える程度には魔力は増えた。

 本職といっていいか分からないが、動画等で見た魔術師よりも僕の方が確実に魔力の最大値も魔法の練度も高くなっていると思うわ。


 さて、じゃあ魔法の練度の方の話をしていこうか。


 おそらく僕の魔法の練度はかなり上のものであると思う。

 僕が鍛えたのは四代元素である火・土・水・風の4つのみである。本当にこれだけだ他の属性は一切鍛えてない。


 え?他の属性は何で鍛えなかったのかって。


 それはもちろん器用貧乏になると思ったからだ。


 もちろん器用貧乏が悪いとは思わないし、僕の影分身を使えば単純計算で100人影分身を生み出せば普通の人よりも100倍以上の速さで鍛錬が出来るようになると思う。そうすれば器用貧乏ではなく万能者になれると思う。


 でも、それはそれこれはこれだ。

 取り敢えず今は四代元素の練度を上げてからだ。

 何事も基礎は大事ってことだ。

 そんでもって僕は魔法の基礎は四代元素だと思っているからね。

 まあ、当たり前の話ではあるがもう少し四代元素の訓練をしてから、何処かのタイミングで別の闇魔法や光魔法に空間魔法や影魔法とか死霊魔法とか神聖魔法みたいな他の属性にもチャレンジするつもりだけどね。

 

 という訳だから四代元素魔法はかなり使えるようになりました。


 魔法を使う際のタイムラグは限りなくゼロに近い所までもって行ってるし、土を使っての武器防具作成等の器用な魔法の使い方含め、火と風を合わせて爆風を生み出したり、水と風を合わせて水を刃の様に噴出する水刃を使えたりもする。

 ライトノベルや漫画で見かけるような魔法で四代元素関連のは一通り使えるようになったと思うわ。

 そんでもってこれが一番大切なのだが、魔力そのものをかなり自由に扱えるようになった。

 これによって僕の魔力は実質100倍以上に膨れ上がった。


 何を言ってるのか?

 と思われるかもしれないが、そのまんまだ、魔法の訓練をしてる時、僕はふと思ったのだ、魔法を使う際に僕の体からエネルギーもとい魔力が消費されてるのを感じるなと。

 そんでもって、この魔力そのものだけを動かすこととか出来るんじゃないって?


 という訳で思いついたら即行動の精神で魔力を動かすというの訓練を暫くやったわけだ。かなり大変だったが影分身の力も借りつつ1週間程で完璧にマスターした。

 おかげで自由自在に魔力を動かせるようになった。


 そして、影分身の魔力を適当に動かしながら、自分の魔力と影分身の魔力はほぼというか全く同じであることに気が付く。

 もしかしたらと影分身の魔力を動かして自分の体にぶち込んでみたらいけるんじゃね?思って試したら、何とビックリ成功しました。

 いやマジでこの時は声に出して本気で驚いたわ。


 もちろん魔力最大値があるので、流石に自分の体に限界を超える量の魔力を溜め込むことは出来ないが、それでも、魔法を行使して魔力が切れそうになれば影分身を生み出したりして影分身の魔力を僕に引っ張るだけで、魔力の完全回復が可能になったんだ。


 うん。控えめに言ってチートだと思ったわ。


 これによって僕の実質的な魔力は100倍以上という馬鹿な数値になったわけだ。

 いやまあ、無理すればもっと影分身を生み出すことは出来るが、僕の体力的に問題のないレベルでこんな感じだな。


 以上


 魔法関連はこんなものかな?


 あ、因みに僕の魔法で最も威力の高い魔法は影魔法を100体生み出して、100人の僕、全員で発動させた。

 広域殲滅魔法・隕石を異空間で打ち込んだのだが。

 空間が悲鳴を上げるってレベルの頭がおかしいって言葉が非常によく似合う程度には威力を持った馬鹿の魔法となった。

 本体の僕は避難をしていたから無事だったがあの場にいてた死んでだと思うわ。何なら影分身全員死んだし。

 ハハハハハハハハハハ。威力高すぎて草。


 まあ、やってる内容としては大質量を持つ岩石を生み出して、それを空間魔法・異空間に入れて、その異空間を魔力を使って出来る限り上空に開いて岩石を落とす。

 落とす瞬間に火魔法と風魔法を使った爆風でブーストをかけつつ、火魔法を全体に纏わせる。

 そうしたら起こるのは重力に従っての超巨大な岩石が火を纏わせながら落ちるっていう地獄だからな。

 うん。やっぱり馬鹿の魔法だな。


 使う機会は一度もないと思うけどね。完璧なロマン魔法だ。

 だって使ったら文字通り、地獄絵図の出来上がり、洒落にならないレベルの被害が出るからな。

 町一つ壊滅させれると思う。下手な兵器よりも兵器してるわ。


 以上。

 今度こそ魔法関連終わり。


 次だな次。

 異能【影分身】を使っての影分身生成は最大で200体まで出来るようになりました。

 体力消費もかなり減ってきていて、異能【影分身】を獲得した時の啓示では体力を分割とか言ってた気がするのに、分割というか少量を消費して作成に変わってる気がする。

 まあ知らんけど。

 でも強くなる分には非常に良い事なので嬉しい限りです。

 ヤッタネ。


 次、最後の最強さんは武術です。

 この武術がめちゃくちゃに強くなった。

 意味が分からないくらいに強くなった。


 正確に言えば二刀流が強かった。

 どうやら僕には二刀流の才能が恐ろしいレベルであったみたいだ。

 

 具体的に言えば、二刀流として土剣2本持たせた僕の影分身と他の片手剣を1本に大剣1本に弓を持った3人の僕の影分身で殺し合いをさせたら二刀流の僕が文字通り圧倒して勝った。

 最終的に魔法有りの僕の影分身5人VS魔法無しの二刀流の僕の影分身1人で後者が勝つという、なんかもう語彙力が行方不明になるようなことが起こった。


 因みに何で二刀流が最強かって分かったかというと、色んな武器を片っ端から全部試したからだ。

 文字通り全部試した。

 土魔法を使えば武器を生み出すことは結構簡単に出来た。

 だからネットを使いつつ、この世界にある様々な武器を片っ端から土魔法で作って使って影分身同士で殺し合いをさせて、ひたすらに殺し合いをさせた、また殺し合いをさせていって、ひたすらな殺し合いの果てに最終的に二刀流が最強って形で落ち着いたという訳だ。


 以上

 終わり。


 と言いたいところだが、話はまだ続く。

 二刀流が最強って分かった後は、ひたすらに鍛錬をした。

 素振りでもするかと思ったが、二本の剣を持って両手で素振りをする行為というのがなんかこう滑稽に映ったので、素振りとかはせずにひたすらに殺し合いと集団戦という名前の殺し合いをやらせた。

 時には影分身100体VS二刀流1体みたいな形でも殺し合いをさせた。

 流石にこれは前者が勝ったが、それでも善戦はした。


 そうやって他にも魔法有りで1VS1で殺し合いをさせたり。

 一歩も動かないというハンデ有りで殺し合いをさせたり。

 目を瞑るというハンデ有りで殺し合いをさせたり。

 魔法有りの影分身10体VS二刀流1体の殺し合いをさせてみたり。


 それはもう。いろんな形でひたすらに殺し合いをさせていった。

 そんでもって影分身を使って殺し合いをさせるので僕はその全ての経験をこの身に手に入れれるということだ。

 その結果、得れるのは本来ならば何千回と死ななければ手に入らないような莫大な量の殺し合いの経験である。

 驚いたのだが、僕はおそらく殺し合いの才能?でもあったのか、影分身による殺し合いが一回終わるごとに動きが鮮麗され、力が強化されるのを感じた。

 我流である筈なのに、到底我流とは思えないような、それこそ何十年と戦乱の時代に身を置いて来た部族が作り上げた、殺すということに特化した一つの武術が完成した。


 さしずめ僕はその武術の開祖様だな。

 まあ、僕一人しか使ってないけど。


 でも、まだ足りない。もっと鍛える必要がある。

 最強へと至る為にこれからも殺し合いによる武術鍛錬に魔法訓練、そして影分身も鍛えていこう、もっともっと大量かつ体力消費の少ない形で影分身を生み出しいけるように努力をしていこう。


 以上

 今度こそ終わり。




―――――――――――――――――――――――


 補足説明

 主人公はまだ魔力と余剰エネルギーについて理解をしていません。

 ですので、最初に述べていた魔力の最大値がうんたらかんたらは全部違います。間違ってます。

 正確に言えば、武術鍛錬とかいって殺し合いをしまくることによって異常な速度で精神的に成長?をして余剰精神エネルギーが増えた為、魔力の最大値が上がっているという形です。

 当たり前ですが、主人公の頭は完璧にいってます。

 影分身同士でとはいえ、自分の姿をした存在が殺し合いをしてる様子は正気を保って、それを当たり前のように見る。

 経験の還元という形で自分が殺し合いをして、結果、自分の姿をした、というか自分に無残にも殺される経験が帰ってきても、それを平気な顔して受け入れる。

 普通の人なら一瞬で気が狂って、そのまま発狂死確定レベルです。


 ありとあらゆる様々な面でみれ、主人公は歪で異常な狂人です。


 因みに、主人公が新しく作った武術?はこの平和な現代においては殺し合いという一点でみれば最強クラスです。

 軽いネタバレなのですが、これから異能力犯罪や魔法犯罪が増えて来て、殺し合いというのが加速していくである世の中においては実用性抜群です。

 それを一から作り上げた主人公は天才であり狂人以外の何者でもないですね。

 見る人が見れば、それがどれだけ異常かが分かりますし、主人公の作った武術を、主人公が言っていた通り、騒乱の時代、具体的には戦国時代とかに殺し合いという為だけに生み出されて現代まで引き継がれていった。

 最低でも500年以上の歴史を持つ、狂った武術だと勘違いされるレベルですね。

 実際は半年程度で作られた武術?ですからね。 


 ―――――――――――――――――――――


 面白いと思って頂けましたら嬉しい限りです。

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