8歳 11カ月 誘拐事件と触手プレイ
2019年 2月〇日
今日、小篠さんが誘拐された。
そんで僕はそれを助けて小篠さんに惚れられました&小篠さんどうやら異能【啓示】で僕が異能【影分身】を持っていることを初めて会った時から知ってたらしいです。
後は何とか小篠さんが口裏を合わせてくれて僕が異能【影分身】を持っているという事実は隠すことが出来たが、誘拐事件が起きて僕がそれを助けた件については僕が異能力者よりもはるかに珍しい元々魔力最大値が多く、実用的な魔法を使うことの出来る魔法使いだといことがばれてしまいました。
まあ、僕の場合には無理やり魔力最大値を上昇させたわけだけど、それは今はさして大きな問題ではない。
一番の問題は僕が魔法使いだとバレたことだ。そんでそのせいで多少だけど面倒なことになっているんだ。といっても本当に多少、いや正確に言えばこれからの俺の進路が確定したってことだ。
なんかもう色々と情報が渋滞を起こしている気がするが、今日起きたことを簡単に説明もとい日記に記していいこうと思う。
うん、マジで。本当に今日は大変な一日だったわ。
さて、何でこんなことになったかというと、始まりは偶々、同じ図書委員となった小篠さんと、図書委員の仕事で放課後少し残って作業してそれを終わらしていて遅くなってしまったので一緒に帰っていた時に起こった。
いきなり、後ろに覆面を被った全身黒づくめで手袋もしっかりと装着している明らかな怪しい人。+で理解の苦しむことに股間だけが露出していて局部が露になっている。なんかこう私は「犯罪者です」とこれでもかと自己紹介をしているような変質者がいた。
そんで、その誘拐犯が小篠さんに触れるや否や、小篠さんはその誘拐犯と一緒に消えた。
余りの一瞬の出来事に「は?」としか感情が出てこなかった僕なのだが、冷静になってこれが空間転移系統の異能持ちによる、小篠さん誘拐事件だと気が付く。
そんでもって慌てて、警察と異能管理局に連絡をしなければと思った訳だ。
そんなことを考えてたら件の全身黒ずくめの愉快犯が僕の前にいた。もちろん局部はしっかりと露出されている。
ぶっちゃけ意味が分からなかった。なんかもう本当に意味が分からなかった。
もしかしなくてもこの変質者はそういう性癖なのかなんて馬鹿なをことを考えてしまうくらいには意味が分からなかった。
「クソが。目撃者がいた。面倒だが適当に転移させて始末しねえとな」
そう言って、誘拐犯は小篠さんにやったように僕に触れると、僕も転移した。
で、まあ、転移した先が見るからに廃ビルですって感じの廃れた空間だった。
見ると、僕を転移してきた誘拐犯と一人、小柄で禿げている男によって椅子に縛られている最中の小篠さん、そしてそれを死んだ魚のような目で見ているオッサンとビキニみたいな服?を着ている、もはや寒くないのかと思うような赤髪のエチエチお姉さんがいた。
何だこの混沌を極めているような、意味の分からない状況はって思いながら、僕は質問をしたわけだ。
「何で小篠さんを誘拐したんだ?」
と。
馬鹿正直に答えてくれるわけがないよなって思ったが、どうやらこの誘拐犯は頭が足りてなかったようで馬鹿正直に答えてくれた。
内容としては、父親の仕事の関係及び身代金だったらしい。
いやまあ、ぶっちゃけ普通過ぎてそれを聞いた時はビックリした。
何というか、小篠さんは異能【啓示】を持っているし、そっちの関わる系統での誘拐だと思ってた。
全然違った、普通に小篠さんの父親が誰もが知ってるレベルの大企業の社員で、数年前に出世して、この町で異能力者向けの大規模開発プロジェクトを任されたらしい、しかもそのプロジェクトは国からも莫大な支援金が出るらしく何千億、下手をすれば兆というレベルの大金が動く非常に大きな仕事だったらしい。
で、特に大きな問題が起こることなく順調にその開発が進んでいったのだが、それを良くは思わない勢力がいた。
そう、ライバル企業である。
まあ、当たり前の話だな。ライバル企業が国から数千億円規模の大規模プロジェクトを任されて成功させようとしているんだ。
邪魔の一つもしたくはなるわな。
そんで、その邪魔の一環として彼ら、異能力を使って犯罪を犯す。異能犯を使って今回の責任者である男の娘を誘拐して少しでも被害を与えてやろう。
プロジェクトを失敗させてやろうとしたらしい。
で。今に至ると。
なるほどねという話である。
まあ、こんなことをいったらアレだが、アニメとかラノベで見るような誘拐だなって感じだ。
今時そんなのあるんやなと軽く関心しつつ、僕は取り敢えず、誘拐犯全員を闇魔法・闇束縛で縛り上げるわけだ。
闇魔法の才能に溢れまくっている僕だ。正直この程度余裕の余裕。超絶余裕であった。
で、全員縛り上げたと思ったが、赤髪のビキニを来たエチエチお姉ちゃんが体から炎を生むだして僕の闇をかき消しやがった。
異能力者かよって思いながら、エチエチお姉ちゃんの方を向くと。ご親切にエチエチお姉ちゃんは説明をしてくる。
「これは驚いた。坊やも異能者ってことか、だけどね、お姉ちゃんも異能【火炎生成】を持っているもんでね」
説明してくれるの優しいなって思いながら、今度は込める量の魔力を10倍にしてかなり太くした闇、具体的には触手みたいな形の闇を生み出してエチエチお姉ちゃんを拘束する。
太くしただけであって、今度はエチエチお姉ちゃんが炎を出そうとしても闇の力でかき消させる。
そしたら「クソガキ、今すぐこれをほどけ」「おい、クソガキ」って感じの暴言が飛んできたので、闇を口の中に突っ込んで強制的に黙らせる。
他の誘拐犯も同様に口の中に闇を突っ込んで喋れないようにする。
とんでもない触手プレイをしてるななんて馬鹿なことを考えながら、エチエチお姉ちゃんの方は何とも良い眺めだなって軽く男としての本当に従いつつ、流石に小篠さんを助けるかと思い、普通に小篠さんを助けて、小篠さんがポケットに入れていた携帯でことのあらましを説明して、解決ってかんじだ。
めでたしめでたし
まあ、そんな訳もなく、こっからが大変だった。
まず小篠さんから僕が異能を持っているということを知っていた件から、しかも初めて会った時から、更に意味不明なことに今回助けて貰ったことで惚れたとか言われだして、挙句の果てに「上野君は世界最強になれる、だって私の啓示がそう言ってるもの」とか、なんかこう、色んな情報を突っ込まれる訳だ。
軽く混乱しつつも、取り敢えず、僕が異能力者だとバレたくなかったので、口裏合わせを頼んで、オッケーを貰ったのだが、魔術師ってことはどう足掻いてもバレるという状況となってしまっていたわけだ。
だって、そうだろ。闇魔法をガンガン使って誘拐犯全員縛り上げてるんだから。
さあ、どうしようか。マジでどうしようかって悩んでいる間に異能管理局の人が登場。仕事早すぎだろって思いながら、何の対策も考えてなかったので、そのまま事情聴取。
小篠さんは僕が異能力者だってことは秘密にしてくれたが、僕が闇魔法で誘拐犯をパパっとやっつけたことはゲロったわけで、なし崩し的に僕が魔術師ってことが確定させられてしまった。
そんで、しょうがないから気が付いたら闇魔法を使えるようになってたという体でいって、闇魔法を見せる。
まあ、案の定というべきか、かなり抑えめにやっても引くほど驚かれた。
そっから闇魔法を使える魔術師、それもまだ8歳ということもあり、身体検査やらカウンセリングという名前の精神検査やら、更なる事情聴取やらやらをやらされた訳だ。
で、結論から言えば、僕は中学校はこのすぐ近くに出来る【国営・異能魔法学校】に通うことが決定された。
詳しく話を聞いたところ。この【国営・異能魔法学校】とは、100人に一人という高確率で現れる異能、そんな異能の中でも危険度が高かったり、使いようによっては莫大な利益を生み出すような異能、更には極まれに存在する、魔法をかなり自由に使える魔術師もとい魔法使いの卵を集めて教育させて洗脳させて国の為に働かせようって感じだ。
まあ、洗脳は悪い言い方かもだが、国営って時点でお察しだ。
それでも、流石はお国様というだけあって、学費は無料、完全寮制で寮も無料、学内での学食も無料、教科書等も無料、なんかもう色々と無料だ。
なんなら無料だけではなくて、異能や魔法を扱う腕は上手ければ、逆に報酬金を与えられたりもするらしい。
そんで、校舎もまだ出来てないがめちゃくちゃに綺麗だし、プールやら遊戯室やら、ライトノベルに漫画まで揃っている巨大図書館や、実験室やら訓練場やらの最新設備が揃っているらしい。
何というかクッソ恵まれている環境だ。
まあ、まだ出来てないけど。
というか、この学校を作ってるの小篠さんの父親だった。
いやはや、これが小篠さんから聞いて驚いたのだが、どうやら件の誘拐される原因となった巨大プロジェクトがこの【国営・異能魔法学校】らしい。
まあ、なんという納得はした。
で、完成はおそらく2年後、正式に稼働を始めるのは1年後くらい、つまり僕が中学1年生になってる頃だ。
といっても、各地の異能力者に魔法使いが集められる訳で、一気に中学生・高校生・全部埋まるらしいけど。
いやはや。何というか凄いですね。
まあ、そんな学校に僕も入ることになった訳だが。
でも、割と楽しそうだしいっか。
なんかこう、日記として文字に起こしてみると、そんなに悪くない気がして来た。
【国営・異能魔法学校】
うん。とても楽しそうだ。
ついでに言えばなんかもう異能【影分身】を授かったこともゲロっていい気がして来た。
大体、何で僕は秘密にしてたんだっけなって、ああ、思い出した。異能を使うなって制限をかけさせられない為と変に監視がつくのを恐れたからか。
そう考えると、やっぱり秘密にしとくか。
ああ、どうしようかな。
・・・・・・・・・・
よし決めた。秘密にしておこう。
え?何故って、だって異能のことを秘密にしておけば、本当にヤバい何かが起こった時に相手の虚をつけそうだからね。
以上
終わり
さてと、また気が向いたら日記を書こうっと。




