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宮廷舞踏会 ⑤

◆◇ 第三十章 ⑤ ◆◇


 踊るための曲が演奏されようとしていた。

アーサーが険しい顔で席を立った。

「兄上、もうお戻りですか?せめて1曲くらい見届けないと。」

ノアは舞踏会の雰囲気を気遣ってアーサーにまだ会場にいるように諌めた。

「退出するのではない。」

アーサーはぶっきらぼうに答えた。

「では、どこへ行くのですか?」

いつもと違う行動をとろうとしているアーサーを不思議に思ったノアは深く追求した。

「う、うるさいっ。」

珍しくアーサーが不機嫌そうに言い放った。


何だか面白いことになりそうな予感がしたノアはマティアスを呼んでアーサーの行動を話した。

マティアスは急いでアーサーを探すと目で追った。

アーサーの後頭部のかなり先にはフェリシアとマデリンがいた。

マデリンは誰かと話している。

その様子をニコニコしながら見ているフェリシア。


おっ、フェリシアがいるな。

隣はマデリン嬢か。

マデリン嬢がいるから安心だな。

ん?

あれ?

・・・・・


「ちょっと待った。」

マティアスは大声を出してしまった。

ノアはびっくりし、ルーファスも何事かとマティアスの側に駆け付けた。

「どうされました?」

ルーファスは間者でも発見したのかと思い、いつでも剣が抜ける体制になった。

「ダレルがフェリシアの横に!しかもあんなにピッタリくっついて。。。」

マティアスは驚きを通り越し「無」の状態になってしまった。

「はぁ?何をおっしゃっているのですか?ご自分が依頼したことでしょう?」

ルーファスは呆れそうになった。

「・・・・まぁ、そうなのだが。。 いや、見守れと指示したがくっつけとは言っていないぞ。」

マティアスは子供のように屁理屈を言った。

「フェリシア様の為だと思いますね。誘われる度に理由をつけて断るなんて酷ですよ。それに良くない評判がついてしまう可能性がありますから。決まった人がいると思わせておけば悪いムシは寄りにくいですから。まぁ、もっとも婚約者がいるからって踊ってはいけないということではないんですけどね。」

ルーファスは常に辛口だ。

マティアスは「うーん」と言ったきり黙ってしまった。

「それよりも、王太子殿下の向かっている方向が気になりませんか?」

ルーファスは目でアーサーを追いながらマティアスに確認した。

「そうなんだよ。まさかフェリシアに。。。。」

マティアスはアーサーを追おうと王族エリアから一歩足を出したが、一瞬にして令嬢たちに囲まれてしまった。


「私と一曲踊ってくださいませんか?」

「あ、いや、その。。。」

「王子様、ぜひ私とダンスを。」

「うーん、それは。。。」

「殿下、今夜こそ私とご一緒に。」

「わ、悪いが。。。」

マティアスはこの時初めて相手を傷つけずに断ることの難しさを味わった。


ルーファスの言う通りだな。。。

フェリシアには申し訳ないことをした。


マティアスは助けを求めてルーファスを見た。

ルーファスは美しく着飾った令嬢たちに熱烈なアピール攻撃を浴びてるマティアスを見て笑いをこらえていた。

マティアスは再度ルーファスを見ると今度は目が合った。

視線をフェリシアに移し再びルーファスを見た。

ルーファスは頷いてフェリシアがいる方へ歩き出した。



「ねぇ、ダレル。」

「はい、何でしょう?」

「何だかすっごく気になるの。」

「どうされました?」

フェリシアとダレルは顔を合わせず正面を向いたままだ。

「王太子様ってどこに行こうとしているのかしら?」

「さぁ。。。」

「あ、あのね、王太子様がこのまま真っ直ぐ進むと私の所に来ちゃう気がするの。。」

「そうですね、私もそんな気がします。」

フェリシアはアーサーの目的が分からず焦った。


まさか、ダンスのお誘い?

それは流石にありえないわ。

いつものように私を茶化す為?

それなら、いいけど。。。。


「もしも、もしもよ、ダンスのお誘いだったら私はどうしたらいいの?王太子様だけどお断りすべき?」

フェリシアは苦しい時のダレル頼みで聞いてみた。

「私の主君はフェリシア様ですのでフェリシア様のご希望に合わせるだけです。」

「えー、そんな。。。」

この時フェリシアは初めて横を向きダレルの顔を見た。

相変わらずダレルは澄ましていたがフェリシアの腰に回していた手にギュッと力が入った。


アーサーは険しい顔つきでどんどん迫って来た。

アーサーが通ると人々は両脇に離れ、モーセが海を割ったような見事な道ができた。

そしてそのゴールにフェリシアがこれまた険しい表情で立っていた。

何も知らない外野が見たら二人はいがみ合っているとしか思えないだろう。


「マティアス様が側にいてくれたら。。。。」

フェリシアはボソッと口にした。

「殿下はおそらくフェリシア様のお側に来ようとしたのでしょうが、生憎ご令嬢たちに囲まれて身動きが取れないよう状態ですね。たじたじしていますよ。」

背が高いダレルには見えるようだがフェリシアには全く見えなかった。

「決めたわ。王太子様が話しかけたら、私、気絶するから。ダレル、お願いね。」

ダレルは一瞬驚きフェリシアを見たがすぐに真顔に戻った。

「はい、承知しました。」

フェリシアはダレルからの返事をもらうと「さぁかかってこい」と言わんばかりにアーサーの顔を見つめた。

すると、アーサーは何かに気づいたようにハッとし、進む方向を微妙にずらした。


ん?

今のナニ?


フェリシアはアーサーの変な動きを一応ダレルにも確認してみた。

「ダレル、今の見た?」

「はい、見ました。」

「王太子様、何をしたのかしら?」

「さぁ、待ちきれずにもうステップでも踏んでいるのでしょうか。」

ダレルの冗談なのか真剣なのか分からない返事にフェリシアは本当に気絶したくなった。

「きっとマデリンよ。そうだわ、マデリンよ。」

フェリシアはダレルを無視して独り言を言いマデリンを見た。

マデリンの顔はさっきまでのフェリシアの顔と同じだった。

向かってくるアーサーを見て何が起きているのか分からないという表情をしていた。

マデリンと話していた男性は王太子が迫って来るのに気づくと顔色を変え少しずつ離れて行った。


普段なら落ちついて対応できるマデリンだったが、舞踏会で、しかも多勢の招待客の注目の中自分に向かってくる王太子を見て脳内が混乱した。


お、王太子様、どうされたのかしら?

フェリシアに用があったのでは?

それとも私に言いたいことでもあるのかしら?

それならさっきご挨拶した時におっしゃってくださればよかったのに。。。。

あの時はいつものように仏頂面だったけど。。。


アーサーは言いたいことがあった。

ガーランド辺境伯家で挨拶に伺った時には言えないが、確かにマデリンに直接伝えたいことがあった。

今や完全に一人になったマデリンの前にアーサーがやって来た。

アーサーはマデリンの前に立ち黙って見つめていた。

もちろんマデリンも固まったままアーサーを見つめていた

周りはザワザワ騒がしくなってきた。

フェリシアは二人をドキドキしながら見守り何故か祈るポーズをとっていた。


「どうなさったんだ、王太子殿下は?」

「今日の殿下はいつもと違うわ。」

「もしかしてダンスを申し込むのか?」

「お相手はどなたかしら?存じ上げないご令嬢だわ。」

フェリシアの耳にも周りの招待客がヒソヒソ話してる声が入ってきたが全く気にならなかった。


王太子様

早く、早く

マデリンをダンスに誘って!


フェリシアの思いが通じたのかアーサーはサッと手を差し出した。

「マデリン嬢、私と踊っていただけませんか?」

アーサーのこの言葉に場内は水を打ったように静まった。

フェリシアはこの場が美しい絵画のように見えた。

スポットライトはアーサーとマデリンだけを照らし二人以外は影のように感じた。

いつも落ちつているマデリンだったがこの時ばかりは何が起こったのかわからず一瞬キョトンとした顔をし、その後キョロキョロ周りを見回した。

フェリシアは強引にマデリンの視界に入り込みアーサーの手を取るように目で合図した。


頑張ってマデリン

マデリンなら大丈夫!


フェリシアは二人に夢中だった。


「お、お相手をお間違えではないでしょうか。」

マデリンのか細い声は震えていた。

「ダンスに誘う令嬢を間違える馬鹿などいない。」

いつものアーサー節だがアーサーも緊張しているようだった。

マデリンはアーサーにゆっくり手を伸ばしアーサーに最終確認するように彼の手のひらの上で動きを止めた。

アーサーはマデリンに向かって頷いた。

「よろしくお願いいたします。」

マデリンは差し出された手に信頼を込めて自分の手をのせた。

おぉ、

と、ざわめきが起こった。

二人の耳にはそんな雑音など入ってこなかった。

アーサーはマデリンをエスコートし広間の中央に立つと絶妙なタイミングで音楽が流れてきた。


あっ、この曲、

ジョシュア殿下とダンスの練習した時の曲だわ。

確かあの時王太子様も一緒だったのよね。

もしかしてあの後王太子様もこの曲で練習したのかしら。


フェリシアは中央で優雅に踊る二人を見つめながら思いを巡らせていた。

「素敵ね。」

フェリシアはダレルの顔を見た。

「えぇ。」

ダレルの返事は素っ気なかった。

あまり関心がないのかもしれないと思い、フェリシアは大人しくしていることにした。

うっとりしながら二人のダンスを見ていると急にダレルが口を開いた。

「きっと広間の中央で踊るフェリシア様と殿下はもっと素敵だと思います。」

想定外の言葉に驚いたフェリシアはダレルの顔を見た。

ダレルはいつものお澄まし顔だ。

「もう、ダレルったら。いつも私をからかうんだから。」

フェリシアはどう返していいのか分からずヘラヘラふざけて誤魔化した。


一曲目の二人のダンスが終わると会場内は割れんばかりの拍手喝采だった。

もちろんフェリシアも惜しみない拍手を送った。


「王太子様、ありがとうございました。」

マデリンはアーサーにお礼を述べ彼から離れようとしたがアーサーは手を握ったまま離そうとしなかった。


えっ?

あら?

どういうことかしら?

王太子様固まっちゃったのかしら?

早くこの手を解放してもらわないと二曲目が始まってしまうわ。


マデリンは動揺した。

アーサーは一曲目が成功したからか落ち着きを取り戻したようだった。

じっとマデリンを見つめている。

「あ、あのう、二局目が始まってしまうのでお手を。。。」

マデリンが言い終わるか終わらないうちに曲が流れ始めた。

手を握ったまま軽くステップを踏んだアーサーはマデリンに顔を近づけた。

「こういうことだ。」


続けて二曲踊るなんて

しかも王太子様と。。。


いつも冷静沈着なマデリンも腰を抜かしそうになった。

「ほ、本当に私でよろしいのですか?」

「同じことを二度言わすな。ダンスを申し込む相手を間違える奴などいるか。」

いつものアーサーだ。

マデリンは深呼吸をすると真っ直ぐにアーサーを見つめた。

「はい、お受けいたします。」


会場内にどよめきが起きた。

「王太子殿下が二曲踊られるぞ。」

「王太子様に意中のお相手がいらっしゃったなんて!」


ニ曲目からは周りの招待客たちも一緒に踊り始めた。

フェリシアはダレルの鉄壁なガードがあるためダンスを誘われることはなく、二人を潤んだ瞳で見守っていた。

「ねぇ、ダレル。二曲続けて踊るということは。。。そういうことよね?」

フェリシアはついダレルに聞いてしまった。

「そうですね。そういうお考えだと周りは判断しますね。」

今度はフェリシアに同調してくれた。

「よかった、本当によかったわ。マデリンはね面倒見が良くて、包容力があって、それにとっても知的なの。だから。。。。。」

フェリシアは最初嬉しそうにマデリン自慢をしていたのに突然黙ってしまった。

不思議に思ったダレルはフェリシアの顔を見た。

フェリシアの頬に一筋の涙が流れていた。

そしてあっという間に彼女の瞳から涙が溢れ出した。

「フェリシア様、どうされました?」

「ご、ごめんなさい。胸がいっぱいになって。」

フェリシアは嗚咽を抑えようと手で口を塞いだ。

「ここで涙を流していると王太子殿下に振られて令嬢に見えてしまうかも知れませんので外に行きましょう。」

ダレルはフェリシアを抱えるようにしてテラスへ向かった。

途中、少し離れた位置にいたデニスに外に移動することを目で合図した。

デニスの近くにはルーファスも待機していた。


「フェリシア様、ここなら誰もいませんのでゆっくり深呼吸をして落ち着きましょう。」

ダレルはテラスのベンチにフェリシアを座らせた。

フェリシアは誰もいないことで安心してしまい逆に心置きなく泣き出してしまった。

「ごめんなさい。嬉しくて涙が止まらないの。」

フェリシアが手で涙を(ぬぐ)おうとするとダレルはフェリシアの腕を掴み彼女の前に跪いた。

「せっかくのお化粧が崩れてしまいますよ。」

ダレルは上着の内ポケットからハンカチを取り出しフェリシアの目元を優しく拭った。

「ありがとう、ダレル。」

フェリシアがお礼を言うとダレルはハンカチをフェリシアに渡した。

フェリシアは何も考えずハンカチを受け取り自分で涙を拭おうとした時、ハンカチに綺麗な刺繍が施されてるのに気づいた。

「せっかくだけど、このハンカチは使えないわ。ダレルの大切な人からの贈り物でしょう?」

フェリシアの言葉にダレルはキョトンとした。

「確かに贈り物ではありますが。。。」

「私が使ったら悲しむわ。きっと、ダレルに使ってもらいたいはずよ。」

ダレルはフェリシアが言いたいことを理解したようだった。

「確かに大切な人ではありますが、フェリシア様が心配するような相手ではありませんよ。」

そう言うとフフと笑いそのまま続けた。

「私の母からの贈り物です。騎士団に入団する時にお守りとしてくれたのですよ。」

「まぁ、なんていいお話しなの。」


ダレルのハンカチのおかげでフェリシアの涙も止まり落ち着きを取り戻した頃、バタバタと騒々しい音がした。

デニスの案内でマティアスが現れた。

後ろにはルーファスの姿も見えた。

「フェリシア!」

マティアスはフェリシアの元へ駆け寄った。

「マティアス様。」

フェリシアの目から涙はすっかり消えていたがまだ少し赤かった。

「フェリシア、泣いたのか?何かあったのか?」

マティアスは言い終わるとダレルの顔を見た。

「マティア様、ダレルは関係ありませんわ。私が感動して勝手に泣いたのです。」

「感動?」

「えぇ、王太子様とマデリンがとても素敵だったので胸がキュンとしてしまいました。」

「そうか。」

「王太子様とマデリンは。。。。」

「ここに来る間に父上、いや陛下に話しをしていたから明日以降正式に進められるのではないかな。」

「と、いうことは。。。」

「あぁ、アーサー兄上は決心したようだ。」

「素敵! あぁ、本当によかったわ。マデリンには幸せになってもらいたいもの。」

キラキラとした顔で話すフェリシアをマティアスはしばらく見つめていた。

「しかし、兄上も水臭いな。最初から決めていたのか次第に惹かれていったのか分からないが少しでも話してくれたらよかったのに。」

マティアスは少し残念そうだった。

おそらく彼は弟の自分が先に経験したことを一番上の兄に半分自慢も込めつつ恋の成就を手伝いたかったのだろう。

「ふふ、最高の結果になったのですから良いではありませんか。」

「そうだな、これからは俺もフェリシア嬢をお慕いしていますと堂々と言えるし。次回の夜会からフェリシアと踊ることもできるわけだ。」

フェリシアははにかんだ。

「マティアス様、私、今晩はどなたとも踊っていませんわ。ちゃんと約束を守りました。褒めてくださいね。」

フェリシアはご褒美をおねだりするように甘えた声で言った。

マティアスは急にフェリシアの腕を引っ張るようにテラスの端に連れて行った。

「このテラス、実はここに小さい階段があって下に出られるんだよ。」

「まぁ、木に隠れて分からなかったですわ。」

マティアスは先に降りフェリシアが降りるのを支えた。

ダレルも距離をおいて続こうとしたがルーファスが止めた。


「こっちへおいで。ここはそこの木で見えないんだ。」

マティアスはフェリシアを引き寄せると嬉しそうに笑った。

「ご褒美はギュッがいい?」

フェリシアが小さく頷くと同時にマティアスはフェリシアをギュッと抱きしめた。

「フェリシア、俺の我儘を聞いてくれてありがとう。」

「はい。」

「いつも口うるさく言って悪かったよ。」

「いえ、私は大丈夫です。」

マティアスは一旦フェリシアから離れると深呼吸をした。

「耳を澄ましてごらん。ここは室内の音楽が聞こえるんだ。」

「あっ、本当だわ、聞こえますね。」

フェリシアは目を閉じて音色を楽しんでいた。

「フェリシア嬢、私と踊っていただけますか?」

驚いたフェリシアが目を開くとマティアスが自分に向けて手を差し出していた。


あぁ、私はこの瞬間を夢見ていたんだわ。


フェリシアは舞い上がる気持ちを抑えマティアスの手に自分の手を預けた。

「はい、宜しくお願いいたします。」

いいタイミングで次の曲が始まった。

「今日、マティアス様と踊ることができるなんて。。。私、幸せですわ。」

フェリシアの瞳は再び潤いに満ちていた。

「俺もさ。今日は記念日だな。」

青白く輝く月明かりの下で二人だけの世界を堪能していた。

初冬の夜は空気が冷たいがここだけは春のような暖かさを感じられるようだった。

二人を見守っていたルーファスとダレルも満足そうに顔を見合わせた。

その後ダレルは目を細めてフェリシアを見つめていた。


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