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3、生き方


 目の前に浮かぶ半透明の板は、任意で人に見せることも可能なようだ。

「スキルとか称号は、誰かれかまわず教えない方がいいと思うよ?」

 フランシスはそう言ったけど、そういう人だからこそ信用して見てもらった。

 どうやらスキルは、職業柄鍛えてきた技能が反映されているようだ。

 称号は、生きる姿勢…。

 そっか、黄昏れているのか私。しかも、ヒト。動物寄りって感じじゃない?

「フォォォォ! これは嫁を動かせるってことですかぁ!?」

 テンションアゲアゲで、自分のステータス板を見せてくれるフランシス。



 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 名前   フランシス・ジャン・モロー


 レベル  ふつう


 スキル  言語理解 雑音遮断 一点集中 造形全般 物質操作 錬金 薬学

 

 称号   異世界人 傀儡師



 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 ジャンは洗礼名だそうだ。

 貴族ではないけれど、あきらかにエリートで、趣味に生きる人…。

 こんな状況でも幸せそうで、私も良い具合に力が抜けた。



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