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ユグド・クロニクル〜旅の果てに〜  作者: 森信介
第一章 〜始まりの場所〜
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第5話 〜窮地を抜けて、いざ放て〜



『グガグラルァァァァァ!!!!!!!!』


 壮絶な雄叫びを上げ、周囲を威嚇(いかく)する。この場所は俺様の場所だ!と言わんばかりの雄叫びに俺たちは息を飲む。


 狼の顔に人の体、その体は人ではたどり着けない程の筋力量を誇り、腕はまるで丸太の様に太く、指から伸びる爪は鉄とも渡り合えるくらい鋭く濃密な黒色をしていた。


『なんで、こんな所にウェアウルフがいるんだよ!!!シオン、気を付けろ!!こいつはレッドウルフとは桁が違うぞ!!!』


ゲイルは、すぐさま臨戦体勢を取る。それを見て俺も最大限の警戒をし構えを取った。


『ああ!見ただけでわかる!!!それよりゲイルは戦った事あるのか!?』


初めて見るモンスターに意識を集中させながらも、この敵を知るゲイルに尋ねた。


『あぁ、何年か前、"イワミ山"に連れてかれて、その山奥にこいつが居たんだ。親父と二人がかりにも関わらず、結構手こずった!あの時と違うのは、こいつは激昂状態(バーサーカー)だ!』


『親父さんが居て手こずったなんて聞きたく無い話だな』


息を呑み、意識をウェアウルフに集中する。



 ウェアウルフは怒っている。自分が居た山のテリトリー奪われ樹海まで降りてこなければならなかった事を。自分の仲間達が殺された事を。自分が助けられなかった事を。



『グギャアガガガァ』


 怒り狂った雄叫びが耳を突く。その瞬間ウェアウルフが動いた。両手を開き物凄いスピードでゲイルに突進した。


『クッ!』


ゲイルは歯を噛みしめ力を込める。そして叫ぶ!


『"力鎧(パワードプロテクト)"』


"力鎧(パワードプロテクト)"を発動し黄色の光が溢れ薄いガラスが貼りついたかの様にそれを纏う。


そしてウェアウルフと打つかる。


グガーン!!!


激しい音が鳴り響く。槍を地面に落とし両の手でウェアウルフの両の手を受け止めた。


ザザザザザザザザ


十メートル後方へ押された所でウェアウルフの突進が止まった。


『シオン!!!今だ!!攻撃しろー!!!』


『!』


ゲイルの声にハッとしたが、すぐ動き出す。


(出し惜しみをしてたら危ない!!とりあえず全力!!!)


走りながら鉄剣を肩に担ぐ。体重をのせなければあの肉体は切れない。


『ゲイルあと五秒持ち堪えてくれ!』


『ガァァァァ、まがぜろぉぉぉ!』


かなり辛そうだけど多分大丈夫!ウェアウルフまでの距離は二十メートル!!


 駆ける足に更なる力を込める。このスピードで鉄剣を振っても大したダメージにならないだろう。ならやる事は一つ。更に早く、更に強く!


『"速力(クイック)"』


唱えた瞬間、体が軽くなる。地面をひと蹴りするこどとに加速しウェアウルフまでの距離を三步で駆ける。


担いだ鉄剣を両手で持ち、更に唱える。


『"(マキシス)"』


 赤い光が背から両手にかけて広がる。そして握る拳、腕、肩、背中の力が増す。"速力(クイック)"で速度を増したが、反動で視界が悪く正確な狙いは付けられない。頭は高くて届きにくい。威力も半減だ。狙いやすく全力で振り切れる場所は・・・そこだ!腕!!


鉄剣が振り下ろされる。


バシュゥゥゥウ!!


ゲイルの両腕と掴み合っていた右手に鉄剣がぶつかり切り落とす。


『よし!切ったぁぁ』



腕を切り落とした事で、二人に油断が生じていた。僅かな油断だかウェアウルフはそこを見逃さなかった。



『グガァァギャァァァア』


 ウェアウルフは痛みの叫びをあげた様だ、しかし腕が千切れたくらいでこの怒りは収まるはずもない。ウルフの体が赤い光を纏った瞬間、残った左腕でゲイルの腕を掴み振り回した。


『ヤベェ!シオン!!避けろぉ!』


『え?』


 鉄剣を全力で振り切った勢いで下を向きいている。ゲイルの声が届き視線を上げた時には遅かった。目の前にはゲイルの背が見え、そのまま激しくぶつかった。


ドギャ!


『『ぐはぁ!』』


激しい衝撃が全身を襲い俺たちは十メートルほど吹き飛び、鈍い痛みが響く中、剣を支えにして立ち上がる。


『ゲイル大丈夫か?』


立ちながら構えるゲイルだが右手が垂れ下がりおかしい向きに曲がっている。


『いっ!ってぇ。あー、ちょっとマズいな・・・右手が折れてる・・・すぐには回復しなさそうだ。さて、どうするか』


 腕は回復液(ポーション)を使えば数分で動くようになる。だがその間、片手でウェアウルフと戦わなければならないのだが"言霊"を使って全身強化したウェアウルフはかなり危険である。


『グァルグルルル』


ウェアウルフがこちらを向き、再び臨戦態勢へと姿勢を変える。俺とゲイルもそれに合わせる様に武器を構えた。


『なにか"言霊"を使ったな。パワーがいきなり増しやがった。シオン!回復するまで少し頼めるか!?この腕じゃ役に立たない』


『どれくらい耐えればいい?』


『五分!』


提示された時間に驚く。ウェアウルフ相手に一人で五分も耐えるのは中々厳しいものがある。だがやるしかない。


『さっきの俺の稼いでもらった単位と違うじゃん!!あ〜よし、わかった。出来るだけやってみる。なるべく早く頼む』


『ああ、準備が出来たら俺が隙を作る。シオンはトドメをさせ!!』


 ゲイルは詳しい説明をしてこなかった。多分俺の頭の悪さを察しての事だ。複雑な説明は返って動きを鈍らせる。簡潔にわかりやすくゲイルは伝えてくれた。


『わかった!』


ウェアウルフが叫ぶ。


『グガァガギァァァア』


片手をなくしたウェアウルフが赤い光を纏い迫ってきた。


 俺は鉄剣(アイアンソード)を手放しウェアウルフの前に立つ。ゲイルはこの場を離れる為、逆方向へ走り出しながら回復液(ポーション)を腕にかけていた。


ウェアウルフが左腕を振り上げ、振り下ろす。鋭い黒爪が俺引き裂かんと凄まじい速度で襲いかかる。


『くっ!そこだ!!』


 振り下ろされる腕と爪に恐れながらも効果の持続している“速力(クイック)"で切り落とした腕の方へ飛び込み攻撃を回避する。鉄剣(アイアンソード)を、手放した事で幾分か素早さが増しているもののギリギリである。そして、距離を取りすぎるとゲイルに攻撃が向く可能性があるので、離れすぎず即座に体勢を立て直し構える。


 ウェアウルフが飛びかかってくる。先程と同じ容量で切り落とした腕の方に回避を繰り返す。"速力(クイック)"の効果時間は二分。そして使用回数限度は三回。四回目を使ったら壊れてしまう。


『後二回でギリギリ五分か避け続けられるか?いや、避け続けるしかねぇ!!』


ウェアウルフが振り下ろす。


それを俺が避ける。


振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。

振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。

振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。


連続攻撃を何とか躱し、時間を稼ぐ。



シオンとウェアウルフの姿を少し離れた所から見ている男がいた。回復薬(ポーション)を怪我の部分にかけた。


『シオン、もう少し頑張れ』


声は届かないが思いを口にする。





ウェアウルフが叫びながら腕を振り下ろす。


俺は二回目の"速力(クイック)"を使い、全力で避ける。再びウェアウルフの連続攻撃が始まる。


振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。

振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。

振り下ろす。避ける。振り下ろす。避ける。


『グガァガガガ』


三回目の"速力(クイック)"を使い、即動ける体勢でウェアウルフの攻撃を待つが来ない。


ウェアウルフの姿を見て瞬時に理解する。


立ち止まった体が震え、(まと)った赤い光と重なるように黒い光が左腕を纏い伝う。ボコボコと音を立て左腕と黒爪が肥大化した。


その姿に息を飲む。


『あの爪ヤバイな・・・』


 倍以上にビルドアップされた左腕と五十センチほど伸びた黒爪は、もはや爪といって良いのかわからない程、凶悪な圧力を漂わせる。


『ギャガァガガガガガガ』


 右腕から血を流しながら戦っていたウェアウルフもかなり消耗しているだろう。だが、未だ底を見せていない。その底が今明らかになる。そんな気がする。


そして・・・ウェアウルフが腕を振るった。


離れた距離から凄まじい勢いで五本の黒い爪が放たれた。


『!!!』


"速力(クイック)"のかかった状態で左へ避ける。



グサ!



『ぐぁっ!!!』


一番端の爪を避けきれず肩に突き刺ささった。痛みと反動で転がるがウェアウルフから視線は外さない。


幾分か離れた場所から驚異的なジャンプで飛び腕を振り上げ飛来する。


(やばい!どうする。まだ起き上がれていない。何か手は!?)


迫りくるウェアウルフを視界に捉えながら、ふと赤い狼の分身が脳裏に浮かんだ。


(あれだ!)


『"影狼"(シャドウフレア)“』


レッドウルフから得た“影狼(シャドウフレア)"を唱えた。俺とウェアウルフの間の空間が歪み分身が出現する。


そして、鋭い黒爪がが振り下ろされた。


ザシュ!・・・ドカーン!!


 分身が引き裂かれ爆発する。至近距離で受けた俺とウェアウルフが幾らかのダメージを負いながら吹き飛ぶ。引き裂かれるよりかマシと割り切り着地と同時に動く。


(今のうちに回復を)


 爆発で巻き上がった砂煙のお陰でウェアウルフの追撃が遅れる。その瞬間を見逃すことなくポーチから回復薬(ポーション)を取り出して飲み干した。両手と肩の傷の痛みが少し和らぐ。


(よし、これなら、まだ動く)


そして考える・・・


 ウェアウルフの黒爪と飛黒爪のコンボは正直言ってかなり危険だ。飛黒爪は早い上に範囲が広い、さっきも避けきれずに端の爪に当たってしまった。それに、どのタイミングで飛ばしてくるのか予測出来ない。その為、常に意識しなければならないから精神的に疲れる。


『もう、そろそろ五分じゃないかぁ?ゲイル・・・まだなのか?こっちはいよいよピンチだぞ』


弱音を吐きながらも砂煙の向こうにいるウェアウルフへと視線を定める。その瞬間声が響く。


『シオン!!こっちだ!!!全力で走ってこい!!!』


振り向くと、かなり離れた場所にゲイルが立っている。距離にして五十メートルほどだろうか。


瞬時に体の向きを変え走り出す。


駆ける。


駆ける。


駆ける。


ゲイルに向かって全力で・・・駆ける。


俺の動きに気づきウェアウルフも走り出す。“速力(クイック)"を使ってるとは言えスピードではウェアウルフの方に部がある。


(くっそ!ヤバイ!追いつかれる!!あと少しなのに!!!)


後ろにウェアウルフの気配を感じながら振り向く事なく全力で走る。


ウェアウルフの左手がシオンに向かって振り下ろされた瞬間、声が響いた。


『"土鎖(アースチェイン)"』


タイミングを測り、設置位置をシオンが通り過ぎ、ウェアウルフが範囲に入った瞬間、ゲイルが叫だ。


矢が放たれるかの様に地面から土の鎖が伸びてウェアウルフの左手・腰・両足に絡みつき動きを止めた。


 ゲイルが構える。折れた右手は元に戻っている様だ。右手で槍を持ち、腰の後ろでタメを作る。左手を前に出した格好でウェアウルフへと突撃する。


(準備が出来たら俺が隙を作る)


俺はゲイルの言葉を思い出す。今がその時だと。走る姿勢を強引に反転させ、ウェアウルフへ突進するゲイルの後を追う。


『グガァガギァァァ』



ウェアウルフは鎖に縛られて動けない。



ゲイルが唱える。


『"力鎧(パワードプロテクト)"』


黄色の光が体を纏い、鎖に縛られてたウェアウルフへ向かって渾身の一撃を放つ。


『くらえぇぇぇ!!!』



『アロンソ流槍術 一槍(いっそう) 真突(しんとつ)



 左手を引き込み、その反動で右手のランスを突き出す。あまりの突きの速さに風が割れる。だが、その動きにウェアウルフも対応する。縛られた左手の鎖を強引に引きちぎり、迫りくる(ランス)目掛けて腕を振るい黒爪で受け止めた。



ドギャァァァン!!!



激しい衝撃音が響き渡りゲイルの動きが止まった。黒爪と(ランス)は互いに拮抗し震え、徐々に黒爪が槍を押し込みだす。


激突し互いに動きを止める姿を見ながら俺は全力で走り思う。


(駄目だ、このままじゃ、ゲイルが危ない!)


しかし、ゲイルはニヤリと笑いながら唱えた。


二槍(にそう) 加突(かとつ)』+"爆裂(バースト)"


右足が勢い良く大地を蹴り出す。凄まじい勢いのニーキックが槍の柄頭(つかがしら)に衝撃を加え、更に爆ぜた。


バーン!!バキバキ、グシャ!ブシュー!!


 爆ぜた勢いでゲイルが吹き飛ぶ。しかし"力鎧(パワードプロテクト)"で強化した状態でのニーキックと"爆裂(バースト)"の爆発による衝撃が(ランス)に加わり、ウェアウルフの黒爪を破壊して腕を貫き胸に突き刺さった。



『ギャガァガガガガガガー』



ウェアウルフが悲鳴を上げ隙が生まれた。


『決めろぉシオォォン!!!』



『いくぞ!ウェアウルフ!!!』



走りながら腰に携えたグラディウスを抜きウェアウルフへ向かって全力で飛ぶ。


両手でグラディウスを握りしめ空中で唱える。



『"(マキシス)"+"(マキシス)武器付与"』


一つは自分に一つは(グラディウス)に言霊を唱え強化する。


赤い光が体と剣を纏う。


"速力(クイック)"で速さを高め

"(マキシス)"で力を高め

"(マキシス)"で剣の威力を高め



そして唱える。



『"ユグド"』 



額から角の様な物が生え、深緑の光が角から溢れ体を纏う。


そして唱える。



『剣に(まと)いて、力を示せ!!!』


深緑の光が溢れ出し剣に絡みつく。七十センチ程のグラディウスが深緑を纏い一メートルの剣となる。



『デヤァァァァァァァ』



ザシュ!



ウェアウルフを切り裂き、僅かに動く体もゆっくりと止まり、目に残る光が消え去る。


ウェアウルフは絶命した。


時間にすれば数十分の戦いであったが、2人にとって長い長い戦いが幕を閉じる。俺とゲイルはウェアウルフを討伐した。


そして、深緑の角と力は音なく消え、俺は力を出し切ったのと安堵感に緊張が解け、その場に倒れ込む。


『はぁぁぁぁぁ、疲れたぁぁ!!ゲイルおつかれさま!!!!』


俺は地面に寝転がりながらゲイルを労う。


『シオンこそ、おつかれ!最後の奴、凄かったな。あれ何だよ!軽く変身してたじゃないか』


『とっておきって奴さ!』


笑い合いながら、勝利の余韻に浸る。


ウェアウルフの体から、ゆっくりと黒い何かが宙に浮かんだ。


"命の水"と"言霊"が溢れ出た。


『お、なぁ、ゲイル!"言霊"が出てるぞ!!』


『なに!?まじか!!俺のか!?俺のなのか!?』


レッドウルフの"言霊"が出なかったのがショックだったのかゲイルが異様に興奮している。俺は"言霊"に手を触れ確かめた。


"言霊"は相手を選ぶ。何を基準にしているのかはわからないが、選ばれた相手は"言霊"に触れると文字の意味が理解できるのだ。


『命の水は2つ分あって、言霊は1つか、俺読めないからこの"言霊"はゲイルのだな』


俺は"命の水"をコップで掬い飲み干す。本日二度目だ。尚且つウェアウルフの命の水は濃い。


『ウェェェエ、この不味さは初めてだ』


強いモンスターの"命の水"は不味い。今まで飲んできた"命の水"の中で一番の不味さだった。


『そうか、ダメージ与えてたのはシオンだし最後のトドメさしたのもシオンなのにな。何で俺なんだろう。とりあえず、強敵の"言霊"だしいただきますっと』


ゲイルが手を翳すと"言霊"が紐解かれ腕に巻きつき消える。ゲイルの脳裏に文字が浮かび上がる。


"激昂(ゲッコウ)"


『激昂だって・・・なんか、名前的にヤバそうだな・・・使うと俺どうなっちゃうんだろう。』


『ひたすら叫ぶ』


微妙そうな"言霊"を笑いのネタにしながら素材の回収も行った。



手に入れた素材はこちら。


ウルフの爪×70

ウルフの皮×7

レッドウルフの爪20

レッドウルフの皮20

ウェアウルフの皮×2

ウェアウルフの黒爪×5

ウェアウルフの激黒爪×5


ウルフの素材は大半を放棄した。そんなに持てない。


そして討伐はこちら。


・ウルフ×7

・レッドウルフ×2

・ウェアウルフ×1


"命の水"


シオン 四杯

ゲイル 五杯


シオン

(マキシス)

速力(クイック)


ゲイル

(力鎧) 2/3



言霊"ユグド"

緑の力を借りる事ができる。森などが多い場所で使用すると効果が強いが緑がない所では効果は少ない。しかしシオンは◯◯を持っている為、普通の"ユグド"より力を発揮する事がある。



※ウェアウルフはウルフが長い年月もしくは何らかの影響(命の水)などで著しい成長を遂げた姿である。個体差はあるが仲間意識が強く。群れで行動し遠くから見守る。仲間がピンチの時には助けに動いたりする。


今回討伐したウルフ達はイワミ山から住処を奪われた群れの一員だった。群れで樹海へと逃げてきたので殺された事を嗅ぎつけたウェアウルフが激怒した模様。イワミ山であればもっと早くウェアウルフは駆け付けられたが、新天地だったので駆けつけるのに時間がかかった。


※レッドウルフはレッドウェアウルフに成長する。


※回復液は飲めば全身回復(小)、部分にかければ部分回復(中)+全身微回復


※ 激昂状態 

仲間意識が強いウェアウルフが、仲間の死を見る、知る、感じる事で稀に変身する姿。通常のウェアウルフの1.5倍強い。

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