兄妹のいる友人宅からの帰り道はやたら寂しい気分になる
「……さてと、一通り騒いだし今日はお開きにしますかー」
「……う、うん」
おい待て、ちょっと待て
「なんだよ」
どうなった?俺が気絶してる間に何がどうなった!?
「どうなったって……まあ、あれだ……ゲームした」
そのゲームの結果を聞いてんだよ!え?しちゃったの?兄妹でやっちゃったの!?
「「……ノーコメントで」」
それっぽい雰囲気バンバン出てるんですけど!?あぁくっそ、なんで俺そん時の記憶がないんだ!?じゃんけんで一人勝ちしたところから記憶がすっぽ抜けてて……まじで何があった!?
「どうどう……まあいいじゃないか、思い出さない方が幸せなことだってあるさ」
「だねー、あたしもゲームって言葉に釣られてかなり暴走しちゃったし……この話はもう終わりにしよう!」
そりゃねぇって!ほんのちょっと、したかしてないか、YesオアNoで答えてくれればい
「「お わ り」」
はい……そのさ、シンクロして圧力かけるのやめようよマジでビビるから……
「しつこい男はモテねぇぞ……特に那緒には」
さ、時間も時間だし今日はもうお暇させてもらうよ!楽しかったわ、んじゃな!お邪魔しましたましたー!
………
…………
……………
「……わっかりやすい人だねぇ」
「付き合ってる分には楽しいんだよなぁ」
「からかってるの間違いじゃない?」
「……否定はしない」
「また呼んでくればいいよ」
「お、お眼鏡にかないましたかい?」
「欲に忠実で分かりやすい人って、あたしみたいなのにとっては結構付き合い易いんだよねー」
「そりゃよかった、また折を見て呼んでくるよ」
………
…………
……………
なんかさぁ……兄妹のいる友人の家からさ、一人で帰る時ってやたら寂しい気持ちにならない?
………
うぅ……独り言、虚しい……
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《特に使い所ないから設定公開》
《本編で那緒ちゃんが「あたしみたいな」と言っていたのはちょっとしたトラウマがあったから》
《小学生くらいの時、兄貴が付き合い始めた友人を家に上げた時に、その友人が那緒ちゃんにちょっかいを出したのね》
《思春期特有の可愛い子にイタズラしたくなるアレ。で、兄貴はすぐにその友人と縁切ったんだけど那緒ちゃんも兄貴も家に友人呼んでくるの躊躇うようになっちゃって、コイツなら家に呼んでもいいと思える人をようやく見つけて呼んできたのが今回であった、と》
《本編でシリアスは出さん!》




