こっちの射命丸はいい人
今回は文屋登場!
めちゃんこいい人になります。
というよりこの小説では射命丸文はめちゃんこいい天狗です。捏造もしません。
「…ふふふっ…おれはあいつのように簡単に死にはしない…幻想郷に真実を…緋星醒邏…待っていろよ…クククッ…」
〜幻想郷〜
「la〜♪」
「おぉ、なかなかいい歌声じゃないか。醒邏。」
「ありがとうございます、神子さん。」
「どうだ?最近の調子は。」
醒邏と神子が雑談をしながら食事の部屋に向かっているとそこには一人の天狗が布都達と一緒に座っていた。
「っ…!」
醒邏はその天狗のカメラを見てとっさに神子の後ろに隠れた。
「どうしたんだ?射命丸。」
「あやや…私はただ外来人の記事を「いやです…」あ….それはごめんなさい…」
射命丸と呼ばれた天狗はおとなしく引き下がり、頭を下げた。
「いえ…ご希望に添えなくてゴメンナサイ…前から取材はどうしてもダメで…」
「外の世界のマスコミは遠慮を知らないみたいですからね、写真以外は大丈夫ですか?ダメなら普通にお話ししましょう。」
「はい…ごめんなさい…」
醒邏は射命丸の隣に座ればゆっくりと話を進めていき、射命丸は一字一句逃さぬようにメモを取っていた。
「それでは….名前は明かさず、新しい外来人とだけ明記してこの取材のことを載せます。写真も撮らずに帰らせていただきます。また何かありましたら妖怪の山の“椛”って天狗に私のことを言えば案内してくれますから。」
「ありがとうございます…」
取材が終わると布都は静かにお茶を二人に渡し、三人で談笑していると屠自古が慌てた様子で醒邏のそばに駆け寄った。
「醒邏ちゃん!急いで何処かに隠れて!なんか変な奴らきてる!」
「変な人たち…ですか…?」
醒邏は射命丸の後ろに隠れつつその人物達をみると醒邏は射命丸の服の裾を軽く握った。
「…外の世界のマスコミのようです。どうしますか?」
「蹴散らすかい?」
「いえ、神子様のお手を煩わせることはございませんぞ!八雲に連絡してお引き取り願うのじゃ!」
そんな会話を交わしていると八雲紫の式神の八雲藍が現れた
「紫様は今こちらに来ることが出来ない…」
「なっ…」
「なら私に任せてください!私が醒邏ちゃんを抱えて私の自宅までひとっ飛びすれば醒邏ちゃんは外の世界のマスコミに見つからずに済みます!」
射命丸が自慢げに言えば醒邏は首を横に振った。
「シャッター切られたら…アウトです…それに…風でバレます…」
「そうだった…参りましたね…」
藍はため息をつきながら口を開いた。
「いつ誰も来れないと言った?紫様は用事故来れないがサラ様ならすぐ連れて来られる。」
「あ…………そうでしたね…」
しばらく藍がリモコンを操作するとスキマが開き、サラがニコニコと着地した。
「はい!醒邏ちゃんと文屋さっさとおいで!マスコミにバレないように一応結界は貼ってるけどもう無理!」
「はい!」
二人は急いでスキマの中に入り、醒邏は大きな声で神子に感謝を述べたと同時にスキマは閉まった。
「…ありがとう…か…布都、マスコミの皆様には丁重に帰ってもらえ、怪我はさせるな。いいな?」
「承知した!」
「わかりました。」
数日後…
「…………文さん…神霊廟に関する記事…ありましたか…?」
「外のマスコミの新聞は椛がとってましたね…椛が持ってきたものにそのような記事は…あ、ありました。神霊廟も上手くやりましたねぇ…」
醒邏はマスコミへのトラウマから新聞を読めない為、射命丸の言葉を信じて話を聞いた。
「“神霊廟、丁重なもてなし”って書いてあることから多分上手くやったんですよ神霊廟」
「よかった…」
醒邏はホッと胸をなでおろす。ちなみに今醒邏は白狼天狗に借りたお下がりの服を着ている。
「そういえば神子さんも龍夜さんも忙しいんですかね?全く迎えに来る気配がありませんが…」
「文センパーイ!手紙ですよ〜!」
射命丸はその手紙を受け取るとその手紙を醒邏に渡した。
「神子さんからですね?」
「なんでしょうね?マスコミが居座ってるんでしょうか?」
醒邏は躊躇なく手紙を開き、それを読んだ。
『醒邏へ、外の世界のマスコミから色々と聞いた。安心してくれ。広めるつもりもないしそれを責める気もない。この事は私と屠自古と醒邏の間だけの内緒だ。布都にバラすと誰に言うかわからないからな。冤罪ほど面倒なものはない。明日、そちらに青い髪の女性と初めて会った時に私と話していたキョンシーが迎えに行く。待っていてくれ。彼女達はきっと『霧雨と博麗の印いかに』と聞くはずだその時は『幻想郷の形は三千世界』と答えれば良い。また明日会おう。
禍月「マスコミ、Twitterではマスゴミと呼ばれているようで。大変ですなぁ。」
それではまた次回、温かい目で超遅い更新を見届けてくださいませ(^ω^)




