表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方心傷記  作者: 禍月尊
緋き星のさとり妖怪
4/48

心の支え

禍「ヤァ、禍月尊だよ!」

勇「星熊勇儀だ。結局醒邏はこの後どうなるんだ?」

禍「それはね?「ネタバレのため自主規制」になるんだよ。」

勇「お前さらっとネタバレしたな…」

禍「まぁいいや!スタート!

醒邏の心に完全なヒビが入ってから勇儀は醒邏を抱きしめ、落ち着かせようと試みるが醒邏に依然変化は現れない。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ……死んで償いますから許して下さいっ…」

「醒邏、落ち着け、死んで償うとか考えるな、何も考えずにまず深呼吸しろ、醒邏。落ち着け。」

何度も深呼吸を促すが醒邏の耳には届いていないらしく彼女は震え、涙を流し続けている始末。

「勇儀、私はヤマメを連れてくるから。」

「何でヤマメなんだ?」

「地上から来たんならヤマメに会ってる筈だ。ヤマメに会わせたらどうにかなるかもしれない。」

「わかった。」

勇儀が立ち上がり、近くの小屋に入って醒邏を落ち着かせようと一回座らせると後ろから一人の鬼が現れた。

「どうしたの?この子…」

草薙(くさなぎ)か…さとり妖怪だと思うんだが…混乱状態でな。『死んで償いますから』とか言い出したから抑えてる状況だ。」

「ごめんなさいごめんなさいっ…生きててごめんなさいっ…ごめんなさいっ…」

醒邏の安定しない言動を見て彼女は口を開いた。

「萃香は?」

「ヤマメのとこ行ってる。」

「そう。」

そんな短い会話を終えるとその直後に小屋に走り込む少女が現れた。

「醒邏ちゃん⁉︎大丈夫⁉︎」

「ヤマメ…さん…?」

「こんなに衰弱して…大丈夫だよ…ここの人達は心読んでも大丈夫な人達ばっかりだから…」

結局その日はヤマメと醒邏どちらもその小屋に泊まる事になったらしい。

禍「次のゲストは…萃香かな。」

勇「そうだな。」

禍「それでは皆さんsee you next time!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ