ロケット最下層
紅魔館ロケット内
「おぉ!最初のよりは広くて便利なんだぜ!荷物もしまえれば便利なんだがなぁ…」
「ほれ、魔理沙用のコンテナはここだ。各々自身の手をかざせば開けられるからその中にしまってくれ。不時着した時用に各自中に入っているリモコンは出しておけよ。レミリアお嬢様の分は咲夜が、フランお嬢様の分は俺がもっておく。」
継音が的確に指示を飛ばしているとレミリアは用意されていた椅子に座っており、フランは継音の肩の上に乗っていた。弥勒と継夜は継音の精神世界内で将棋をしていたがあえて何もいうまい。
《じゃあ発射するわ。継音、エンジン始動をお願いするわ。》
「かしこまりました。それではエンジン始動致しますので皆様、無闇矢鱈に近くのボタンを押さないようにご協力お願い申し上げます。」
継音が蝙蝠マークのボタンを押せばエンジンは始動し、【博麗 霊夢】【霧雨 魔理沙】【レミリア・スカーレット】【フランドール・スカーレット】【十六夜 咲夜】【十六夜 継音・弥勒・継夜】の以上8名は第二の宇宙旅行を始めた。
「咲夜、紅茶を頂戴。」
「かしこまりました。」
レミリアは咲夜に紅茶を求め
「継音〜!月ってどこ〜?」
「あちらでございますよ。フランお嬢様。私達はあの大きな月に向かうのでございます。」
フランは継音に月の場所を聞き
「魔理沙、将棋下手ねぇ…」
「やったことねぇんだよ…ってか弥勒将棋強すぎだろ!なんで王将だけで私の戦力の9割削れるんだよ!?」
「生きてきた時代の差じゃよ。覚えておくと良いぞ、小娘。」
霊夢は弥勒と魔理沙の将棋を見つめて月までのひと時を過ごしていた。しばらくするとパチュリーから通信が入る。
《そろそろ最下層が落ちるから中階層に移動して頂戴。各々道具は上に自動で移動されるから放っておいてもいいわ。》
そして八人は中階層に移動して自由なひと時を過ごす。
「ところで継音、少し聞いてもいいかしら?」
「なんでしょう?レミリアお嬢様。」
「継夜が出てきていないようだけれど…どうしたのかしら?」
「継夜ならばただ今最上階層にてレミリアお嬢様の御椅子の調整をしております。」
「そう。」
こうしてロケット最下層でのひと時は終わりを告げ、中階層のひと時が始まった。




