閻魔と傷付いたさとり妖怪
禍月「刀の付喪神は出せました。チルノの保護者はちょっと待っててください(´・ω・`)」
「…………さて…神子、いるんでしょう?貴女も上がりなさい。」
「すまないね、霊夢。醒邏の復讐を防げなかったかもしれない…」
霊夢は“復讐”と聞いて一度ため息をついた。その時霊夢の頭の片隅に休みの日でも説教して回っている閻魔の存在が記憶されているからである。
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「参ったわね…」
「何が参ったんだ?霊夢。」
「ねぇ…隷絃、醒邏を映姫の説教から隠し通すにはどうしたらいいのかしら…?」
いつの間にやら博麗神社にきていた隷絃とは刀の付喪神で群青の着物、草履姿で左目には眼帯をしている。刀は背中に背負っており、霊夢の後ろで胡座をかくようにして座っていた。
「ふむ…四季公に正直に言ってしまえば良いじゃないか。『醒邏は情緒不安定なので説教は勘弁してやって欲しい。』と。」
「映姫がそれを聞いて勘弁すると思う?」
「…………無理じゃな。」
「何が無理なんですか?」
「四季公は相手が情緒不安定だからと言って説教をやめるような方ではないと話を…………」
隷絃が話を途中で止めたのは理由がある。まさかの隣に映姫がいたのである。
「緋星醒邏はどこですか?話があります。」
「…………今醒邏は寝てるわ。」
「わかりました。」
そう言って映姫はスタスタと醒邏のいる部屋に歩いて行った。
「…………隷絃、今すぐ台所の包丁をすべて回収。醒邏が持ってきた包丁もよ。」
「承知した。」
「大丈夫ですよ…貴女は幻想郷のみんなが守ってくれます…貴女の父親のことは任せて下さいね…」
四季映姫は説教せず、優しく醒邏の頭を撫でて優しく微笑みながら醒邏を見ていた。
禍月「次回四季映姫の目的が明らかに。」




