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東方心傷記  作者: 禍月尊
緋き星のさとり妖怪
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始まりの終焉

禍「いよいよ第2話ですね。タイトルは…何となくですね。“始まりの終焉”、このタイトルは後々出てきません。ではどうぞ。」

【???】

「う…ん…?」

彼女が目を覚ますとそこは森の中だった。

彼女の体には何故かもう一つコードの付いた目の様なものがある。それを不思議に思いながら彼女は近くの里らしきところに降りた。


「寄るな!妖怪め!」

「きゃっ⁉︎」

里に入ると何故か人から石を投げられた。すると子供から大人まで寄ってたかって彼女に石を投げた。彼女は耐えかねてその里から走って逃げた。しばらく走っていると大きな穴らしき所に辿り着き、迷いもせずに彼女はそこに飛び降りた。

一瞬死を覚悟したがしばらくしたところで蜘蛛の巣の様な場所に引っかかった。

「何…これ…私…食べられちゃうの…?」

震える声をなんとか絞り出すと前に降りて着た少女が彼女をみると驚いた様に駆け寄った。

「大丈夫⁉︎傷だらけだよ⁉︎」

「大丈夫じゃないよ…近くの里の人に…」

「可哀想に…今私が責任持って降ろしてあげるから…」

(この子今痛いだろうなぁ…あいつの所に連れて行けば治るかなぁ…)

「ふぇっ⁉︎」

突然見えた言葉に彼女が驚くと少女は彼女に付いた第三の目に視線を向けた。すると一言も発する事は無かったが微笑んで頭を撫でられた。

(大丈夫、それはさとり妖怪って言う妖怪の能力だよ。もしかしてここに来る前は人だった?)

心で自らに語りかけられると何度も彼女は首を縦に振った。

(そう、私は黒谷ヤマメ。貴女のお名前は?貴女の口から教えて?私はさとり妖怪みたいに貴女の心を読んであげられないから。)

醒邏(せいら)醒邏(せいら)です。」

醒邏(せいら)ちゃん…覚えたよ。」

そのまま彼女は穴の底まで降ろしてもらい、横穴を歩いて行った。

禍「次回のタイトルは…一応“畏怖”ですね。次回からはだれか東方キャラを招待します。それではsee you next time!」

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