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結論はリスナーがヤバい

「あきがこないとかくそつまらない事言うから冬将軍お怒りで今週も酷い天気よ。夏が好きだー!」

「えぇ!まだ掘り返す??2日たったよね帰りのバスではいじらなかったじゃん、寒すぎるから冬将軍じゃなくて雪原がオコなの?激オコなの?」

 前にも聞いたことがあるようなセリフを口ずさむヒロインと結構えぐられた主人公どんな会話劇だよ...

「激オコよ!ぷんぷん!」

 お怒り過ぎてキャラ崩壊ですわ、かわいい。

「高山潤一、今日は夏のいいところをどんどん紹介していこうと思うの」

 そう言いながらタブレットを取りだすために雪原が鞄に手を伸ばし始めたので。

「雪原、流石に同じような話2回は激オコでもそれはホントに無理だ、せめてスパン開けよう。」

 ホントに激オコなのだろう、この前のネタをぶり返そうとしだした。

「ほんとね、私も流石にどうかしてたわ。」

 結構落ち込みながらタブレットは再び鞄の中にしまわれた。あの流れ再現されてたら、また、またあきがこないの悪夢がと思ったがそれは避けられたらしい。

「それでは高山潤一!今日はラジオの真似をやろうと思うの!」

「なぜ!?」

唐突だった、なかなか議題である。

「昨日の夜ラジオとか生配信とか聞いていたら私もやりたくなったの」

「とりあえずラジオのパーソナリティーと生配信頑張ってる方々にあやまろうなー」

もう苦笑いで手をひらひらっとやりながら受け流す。

「と言うわけでタブレットにマイク付けて録音アプリでラジオをやります」

「んーどういうわけかな?あ、もうアプリ落とした?有料アプリ落としたのかーこの課金中め」

 俺のツッコミ何のその机の上にはもう準備ができており...

「さぁ、始まりました!雪原幸の幸せなんてくそ食らえ。司会の雪原不幸せです。」

「タイトルにはツッコまん、皆は幸せになろうね!」

 最初っからぶっ飛ばしてきやがる。

「今週も始まりました、ではいきなりお便りを一通。三年連続おみくじ大凶さんからのお便りです。「不幸せさんこんにちわー」はい、こんにちわー「私、今年もだめそうなんです。去年一昨年と神社でおみくじを引いて大凶で今年こそは吉でお願いしますって引いたんですよーそしたらその結果なんだったとおもいます?当ててみてくださーい」わーなんだろー全然わかんないですけど今年こそは吉だったらいいですね。それでも無理なら来年は引かなきゃいいと思います。」

「...えっなにこれ、やばい!よいきなりやばいよ!もう一文づつツッコンでいきたいよ!基本的返し適当じゃねえか!てか、もう、ペンネームで答えでてるよ!今年も大凶だよ!最期の答えだけまとも!よくそんな内容の手紙一番によんだな!!!」

「はい、次はお便りのコーナー!」

「最初のなに!?なんだったの?」

「一通目、隣の芝生は甘いさんからお便りです。「不幸せさん今晩は」はい、今晩は「最近引っ越してきた隣の家の奥さんがすっごく綺麗で細いんですわ、だから私も負けじとダイエットに励んでいたんですけどサラダだけにしてもちっとも体重減らないから隣の芝生を食べたんですよ!おくさん見たいに細くなるかもしれないから、そしたら少し痩せれましたー」よかったですねー隣の芝生は青いといいますが努力すれば痩せられるんですね♪いいこと聞きました、やりませんけど」

「一つ一つ潰しましょう!なに?どこの時間のスタンスでやってんの?次はおはようかな?隣のおくさんが細いのと芝生食べるのは絶対違うからね!隣の芝生は青くても草だからただの腹痛か何かですよぜったい!やらない方がいいよ!!」

「二通目です!」

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