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結論は夏あるある

「高山潤一!これを見るといいわ!」

 そう言って雪原は俺の机にタブレットをおいてきた。

「おいおい、雪原いいのか?、こんなもの持ってきて...あ、先生雪原さんが、タブレット持ってきてます!」

 前回の仕返しに少しからかってやろう

「あら、これは申請すれば貸し出し可の学校の所有物のタブレットよ」

 からかう隙も与えてくれねぇ、今度利用しよう。

「さぁ、これから夏のいいところをどんどん紹介するわよ!」

「おー」

 ご丁寧にパワポまで作ってきたらしい、ご苦労なこって、あれ、あのミニキャラ雪原と俺かな?こってるなー

「ちなみにこのミニキャラは佐藤くんが書いたのよ、ジョージとデイジー」

 まじか!

「外人!?海外のかたなんですか?この場合俺と雪原かと思ってました!」

「私はいいとして何で高山潤一もミニキャラにして私の横に並べなきゃいけないのよ!、ほんとは夏をエンジョイしてそうなキャラで女性は任せるから男性は色黒ムキムキマッチョを佐藤くんにオーダーしたんだけど...」

「その発注の男性を俺に似せて描いたなら佐藤の悪意を感じるな。

「安心してちょっと気に入らなかったからジョージの出番はこの後ないわ。」

「使ってやれよ!ジョージ使ってやれよ!」

「昨日の晩に発注して40枚くらい描いてくれたけどほぼ使ってないわ」

 佐藤お疲れ、今日休んだのはそのせいか!

 今日休んだ佐藤の机に向かって合掌しているとすでにスライドは次のページへ

「夏と言えば、甲子園!そして朝の子供アニメタイムよね」

「へー、雪原って甲子園とか見るんだ意外だわー子供アニメタイムって名前だったか忘れたけどちょっと古めのとかやってたなー。でも甲子園と被るから予定されてても雨の時しか放送されなかったけ。」

「私、どっちも見ないわよ。」

 !?

「どういう事?」

「私は、朝から早起きして子供アニメタイムを待ってるけど結局甲子園が優先されてアニメ見れなかった子供を見るのが滑稽なのよ!」

「ひねくれてやがる!!いや、酷すぎるでしょ、もっと大事にしてあげよ、確かに甲子園長いしよくわからないからねー」

 ちょっと懐かしいと思って賛同仕掛けたがそんな切り口で来るとは...ひねくれてやがる!!

「次、夏と言えばプール!」

「まぁまぁ確かに、この近くの市民プールとかちょっと電車に乗ればアスレチックもあるのプール施設もあるからな、暑いしいいんじゃない?」

「私は泳がないわよ」

なんですとぉぉーー!?

「だって嫌じゃない、人がいっぱいいてプールの水もぬるいのよ、第一波のプールなんか浮き輪とか使う人もいるし密集しすぎてゴミの漂流物じゃない。」

 ひっでー、じゃあ何で挙げたし。

「じゃあ何がいいんだよ。」

「そんな人ゴミの中に突っ込んでみんな疲れて早く寝てくれるからよ。同じような理由で海も挙げてあげるわ」

 どこをあげてるんだ、確かに遊びと人混み疲れでぐっすり寝るるが...

「前回パリピやイルマニアとかいってたけどあれもはしゃいで疲れるからか?」

「んーそれもあるけど見てるだけなら人の醜態も見れるし面白いわ」

 鬼かな、雪原は鬼なのかな?


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