番外編 アジール異世界物品編:魅惑の歌姫と禁断のコレクション
黄昏の港町アジール。
この場所には「夜」が来ない。
水平線に張り付いたまま凍りついた太陽が、永遠に世界を茜色と紫色のグラデーションで染め上げている。
この不変の夕暮れこそが、ここが時間の概念から切り離された異界であることを示していた。
港に面したオープンテラスの酒場『竜の喉笛亭』は、今日も今日とて、多種多様な種族の熱気でごった返していた。
錆びた鉄骨と巨大な木材を組み合わせた無骨な店構え。
そこからは香辛料の刺激的な香りと、肉が焼ける脂の匂い、そして何種類もの言語が入り混じった喧騒が溢れ出している。
「……美味いな、これ」
俺、八代匠は、木製のジョッキに波々と注がれた琥珀色のエールを流し込み、皿に盛られた「謎の肉料理」にかぶりついた。
見た目は青紫色の筋が入った巨大なトカゲの尾肉のようだが、口に入れると上質なマグロのトロと熟成肉を合わせたような濃厚な旨味が広がる。
「イエス! 全くだ、ミスター・ヤシロ!
この『陸生クラーケンの足』のグリル、最高にビールに合うぜ!
見た目はゴムホースみたいだけどな! ガハハ!」
向かいの席で豪快に笑うのは、アメリカのトップ探索者チーム『リバティ・フロント』のリーダー、ジョージだ。
彼は星条旗のワッペンがついたコンバットスーツの上着を脱ぎ捨て、筋肉隆々の腕で巨大な骨付き肉と格闘している。
「おいおい、ジョージ。
それはクラーケンじゃなくて『砂漠ワーム』の肉だぞ。
ちゃんとメニューの翻訳機能を使えよ」
「マジかよ!? ワームって、あのミミズみたいなやつか?
……まあいい! 美味けりゃ正義だ!
USA! USA!」
ジョージは細かいことを気にせず、さらに酒を追加注文した。
彼の周りにはチームのメンバーたちが集まり、異世界のドワーフや獣人たちと身振り手振り(とアジールの自動翻訳機能)を交えて、武器の自慢話や武勇伝に花を咲かせている。
ここには国境もなければ、種族の壁もない。
あるのは「強さ」と「冒険心」、そして「美味い飯」という共通言語だけだ。
地球の常識が通用しない、この解放感が俺たち探索者にとっては極上の癒やしとなっていた。
「……それにしても、随分と人が増えたな」
俺は周囲を見渡した。
以前は俺たちアルカディアと一部の先行組しかいなかったこの酒場も、今では多くの地球人探索者で賑わっている。
レベル46の壁を超えた猛者たちが続々と、この「裏世界」へのパスポートを手に入れている証拠だ。
そんな中、酒場の入り口付近から見慣れた制服の一団が、こちらへ歩いてくるのが見えた。
日本の陸上自衛隊・特殊作戦群の精鋭たちだ。
先頭を歩くのは部隊長の木島一等陸佐。
彼らはジョージたちのように酒を煽って騒ぐことはせず、常に周囲を警戒するような鋭い目つきを崩していない。
真面目なことだ。
「おや、木島さんじゃないですか。
どうしました? そんな難しい顔をして」
俺が声をかけると、木島はハッとしてこちらに気づき、安堵したような表情で近づいてきた。
その手には、大切そうに抱えられた小さな木箱がある。
「八代様……! 探しておりました。
実は少々、判断に迷う物を入手してしまいまして……」
「判断に迷う物?」
「はい。
先ほど酒場の前の通りで露店を開いていた行商人――魚のような顔をした異種族でしたが――から、あるアイテムを購入したのです」
木島は周囲を憚るように声を潜め、俺の隣に座った。
ジョージも興味津々、といった様子で身を乗り出してくる。
「ヘイ、キジマ。何を買ったんだ?
凄い武器か? それとも魔法の薬か?」
「いえ……武器ではありません。
店主曰く『極上の癒やし』だそうですが……」
木島は眉をひそめながら取引の経緯を語った。
彼らは偵察任務の帰り、怪しげな露店に呼び止められた。
店主は言葉巧みに商品を勧め、最終的に「B級魔石1個」という地球の相場で言えば500万円相当の高価な対価を要求してきたという。
500万。
経費で落ちるとはいえ、現場の指揮官が即決するには重い金額だ。
だが木島は、そのアイテムから発せられる「魔力」に何かを感じ取り、独断で購入を決めたらしい。
「これです。
もし偽物や呪いのアイテムなら、私の責任問題になります。
八代様の『鑑定』で真贋を見極めていただけないでしょうか」
木島が木箱の蓋を開ける。
中には握り拳ほどの大きさの、美しい蒼色の結晶体が鎮座していた。
表面には波のような紋様が刻まれ、内側から淡い光が脈動している。
耳を澄ますと、潮騒のような微かな音が聞こえてくる気がした。
「……ほう」
俺は目を細めた。
一目で分かった。
これはただの魔石ではない。
高度な術式によって「音」を封じ込められた、特殊な記録媒体だ。
「いいでしょう。見せてもらいますよ」
俺は結晶に手をかざし、意識を集中させた。
SSS級ユニークスキル【鑑定】発動。
深紅のシステムウィンドウが展開され、アイテムの「真実」が暴き出される。
【鑑定結果】
名前:海妖の歌声石
レアリティ:ユニーク(工芸品)
種別:消費アイテム / 娯楽 / 精神干渉
効果:
伝説の魔物『セイレーン』の歌声を高純度の魔石に封じ込めた音響装置。
魔力を通すことで周囲に歌声を再生する。
再生される歌は聴く者の精神に深く作用し、極上の陶酔感とリラクゼーション効果を与える。
ただし種族によっては、精神構造への過度な干渉(魅了・催眠)を引き起こす可能性があるため、取り扱いには注意が必要。
「……なるほどな」
俺は鑑定ウィンドウを閉じ、ニヤリと笑った。
「木島さん、安心してください。
これは偽物じゃありません。
アジールの相場で言えば、B級魔石1個は妥当……いや、少し安いくらいの掘り出し物ですよ」
「本当ですか!?
よ、よかった……!
もしガラクタだったら、始末書どころか減給処分でしたよ」
木島が胸を撫で下ろす。
ジョージが口笛を吹いた。
「ヒューッ! やるじゃないか、キジマ!
で、それは何なんだ?
見た目は綺麗な石だが」
「これは『セイレーンの歌声入り魔石』。
分かりやすく言えば、魔法のレコード……あるいは蓄音石だな」
「セイレーンだって!?」
ジョージだけでなく、周りの探索者たちも色めき立った。
セイレーン。
ギリシャ神話に登場する、美しい歌声で船乗りを惑わせ遭難させる海の怪物。
ダンジョン内でも水棲系エリアのボスやレアモンスターとして登場し、その「音響攻撃」で多くのパーティを全滅させてきた厄介な敵だ。
「あの金切り声を封じ込めたのか?
そんなの聞いたら、鼓膜が破れるぞ!」
「いや違う。
これは戦闘用の『叫び』じゃない。
彼女たちが求愛や、あるいは純粋な娯楽のために歌う『歌』だ。
非常にレアな代物だぞ」
俺は石を手に取り、軽く弄んだ。
指先に伝わる魔力の波長が心地よい。
「あー、ただ……少し危険かもな」
「危険ですか?
攻撃魔法が飛び出すとか?」
木島が再び緊張した面持ちになる。
「物理的な攻撃じゃない。
精神的な方だ。
まあ百聞は一見にしかずだ。
とりあえず一回、流してみるか?」
「ええ、お願いします。
どんな効果があるのか確認しないと、上にも報告できませんから」
木島が頷く。
俺は酒場の客たちに向かって、軽く手を挙げた。
「おい、みんな! ちょっと耳を貸してくれ!
今から面白いもんを聴かせてやる!
耳栓はいらないが、心を奪われないように気をつけろよ!」
ざわめきが収まり、注目が集まる。
俺は魔石にほんの少しの魔力を注入した。
そして石をテーブルの中央に置く。
ブゥン……。
低い起動音が響き、石が青白く発光を始めた。
光は波紋のように広がり、酒場の空間を満たしていく。
そして――歌が始まった。
『――――♪』
それは声だった。
だが人間の発声器官では到底再現不可能な、透明で、かつ深淵な響きを持っていた。
楽器の音はない。
アカペラだ。
しかし、その声は幾重にも重なり、まるでオーケストラのような厚みを持って、聴く者の鼓膜ではなく脳髄に直接染み渡ってくる。
言葉は分からない。
アジールの翻訳機能をもってしても、翻訳不能な原初の旋律。
だが意味など必要なかった。
その旋律自体が感情そのものだったからだ。
悲哀、歓喜、慈愛、誘惑。
相反する感情が波のように押し寄せ、魂を揺さぶる。
「……ッ!」
ジョージが持っていたチキンを落とした。
木島が目を見開き、口を半開きにして硬直している。
酒場にいた荒くれ者たちも、ドワーフも、獣人も、全員が動きを止めていた。
美しい。
ただひたすらに美しい。
深海に差し込む一筋の光のような、あるいは母の胎内にいるような絶対的な安らぎと、抗いがたい高揚感。
脳内で快楽物質がドバドバと分泌されるのが分かる。
世界が鮮やかに見える。
悩みが消える。
ただ、この歌を永遠に聴いていたいと思う。
『――――……♪』
数分後。
最後の余韻を残して歌が終わった。
魔石の光が消える。
酒場には針が落ちる音さえ聞こえそうなほどの静寂が満ちていた。
誰も動かない。
誰も言葉を発しない。
全員が、終わってしまった夢の残滓を追いかけるように呆然としていた。
「……ふぅ」
最初に動いたのは俺だった。
俺は精神耐性スキルのレベルが高い。
それでも意識を持っていかれそうになるのを堪えるのに必死だった。
「どうだ、感想は?」
俺が声をかけると、魔法が解けたように、どっと歓声が爆発した。
「す、すげぇ……! なんだこれ!?」
「美しい……! こんな音楽、聴いたことない!」
「感動した! 涙が出てきたぞ!」
「俺も欲しい! いくらだ!? 言い値を払うぞ!」
ジョージが涙目で俺の肩を揺さぶる。
木島も放心状態でハンカチで目頭を押さえている。
「いやあ……驚きました。
心が洗われるようです。
日々の激務のストレスが嘘のように消えました……」
「だろうな。
精神浄化作用としては、最高級のポーション以上だ」
俺は魔石を木箱に戻し、蓋を閉めた。
惜しむような声が上がるが、これ以上は危険だ。
「凄いだろ、これ?
でもな、これには『中毒性』があるんだ」
「中毒性……ですか?」
木島の表情が引き締まる。
「ああ。
この魔石はアジールでは娯楽用として出回っているが……。
本来のターゲットは『人類以外』だ。
魔力耐性の高い亜人や、精神構造の異なる種族が、酒の肴に聴くためのもんなんだよ」
俺は周囲の異種族たちを指差した。
彼らも歌に聴き入っていたが、人間ほど深いトランス状態には陥っていない。
「いい歌だったな」と笑い合い、すぐにまた酒盛りに戻っている。
「だが俺たち人間には刺激が強すぎる。
セイレーンの声は人間の脳波を強制的に『快楽中枢』へ誘導する特性がある。
数回ならストレス解消で済むが、頻繁に聴きすぎると……」
俺は声を低くした。
「現実に戻れなくなるぞ。
歌を聴いていない時間が苦痛になり、幻聴が聞こえ始め、最終的には廃人同様になる。
いわゆる『電子ドラッグ』ならぬ『魔導ドラッグ』だ」
「なっ……!
そ、そんな危険な物が……!」
木島の顔色がサッと青ざめる。
さっきまでの感動が恐怖へと変わる。
「まあ中毒性と言っても、聴くのを止めれば禁断症状は数日で収まるし、肉体的な害はない。
薬物みたいに脳が物理的に破壊されるわけじゃないからな。
だからアジールでも規制されていない。
だが『依存性』は極めて高い。
意思の弱い人間なら、一発で虜になるだろうな」
俺はジョージを見た。
彼はまだ名残惜しそうに木箱を見つめている。
まさに「意思の弱い人間(あるいは快楽に正直な人間)」の典型的な反応だ。
「うーん……扱いに困りますね。
ただの音楽と言えば、それまでですが、自衛隊員に聴かせて中毒になられたら部隊が崩壊します」
木島が頭を抱える。
500万も出して買ったのに、廃棄するのも惜しい。
かといって運用するのもリスクが高い。
「一応、日本政府に報告して提出しますか……。
『異世界の文化遺産』として研究機関で解析してもらうのが無難でしょう。
あるいは精神医療の現場で、厳重な管理下で治療に使うなら……」
「それが賢明だな。
一般流通させたら社会問題になるぞ。
『聴く麻薬』として週刊誌に叩かれるのがオチだ」
俺は釘を刺した。
そして周囲の探索者たちに向かって警告を発した。
「お前らもだぞ!
アジールの品は魅力的なものが多いが、人類には『毒』になるものも多い。
文化が違うんだ。
竜人族の強壮剤を人間が飲んだら心臓が破裂するし、エルフの香水を嗅いだら花粉症で死にかける。
露店で買い物をする時は、必ず俺か、信頼できる鑑定士を通せ。
いいな?」
「おおう……分かったよ、八代」
「怖えな、異世界……」
探索者たちが神妙に頷く。
とりあえず、この場は収まったようだ。
木島は魔石を厳重に封印し、部下に持たせて先に帰還させた。
さすがは自衛隊、リスク管理は徹底している。
だが。
俺は知っていた。
人間の「欲望」と「好奇心」は、どんな厳重な封印もすり抜けることを。
特に、金を持て余した富裕層のそれは、ダンジョンの魔物よりもタチが悪いことを。
◇
数日後。
港区のギルドオフィスにて。
俺は事務作業の合間に、ニュースサイトの海外トピックを眺めていた。
そこには予想通りの、しかし予想以上に早い展開が報じられていた。
『米国のIT長者、自宅で謎の「音楽鑑賞会」を開催。参加者全員がトランス状態で発見され搬送』
『NYの地下オークションにて「天上の歌声」が高値で取引される』
『FBI、「異世界由来の音響装置」に対する規制を検討か』
「……やっぱり、こうなったか」
俺は苦笑交じりに呟いた。
モニターの向こうでは、アメリカのセレブたちが恍惚とした表情でインタビューに答えている。
『あんな素晴らしい体験は初めてだ! 100万ドルでも安い!』
『あれこそが芸術の極致よ。今の音楽なんて雑音にしか聞こえないわ』
『もっと欲しい! もっと聴かせてくれ!』
完全に中毒になっている。
目がイッている。
「マスター。これ、あの時の魔石ですよね?」
コーヒーを持ってきた乃愛が、呆れたように画面を見つめる。
「ああ。
日本政府(木島たちのルート)は厳重に保管して封印したみたいだが……。
あの日、酒場にいたアメリカ勢の一部が、露店で同じものを購入して持ち帰ったんだろうな」
アジールの露店には、あの魔石がゴロゴロ売っていた。
俺が「毒になる」と警告しても、「儲かるなら関係ねえ!」と考える商魂たくましい奴は、どこにでもいる。
特に、アメリカの自由主義的な探索者たちは、リスクよりも利益を優先する傾向が強い。
「アメリカ勢が入手して、転売したみたいだな。
希少価値をつけて富裕層に売りつけた。
結果、パンデミックみたいに広がっちまった」
映像では路上で「歌声」を違法コピーした魔石(劣化版)を売る売人と、それを求めて群がる若者たちの姿も映し出されている。
もはや社会現象だ。
「日本はどうなんですか?
国内のコレクターからも『見せてくれ』『聴かせてくれ』って要望が殺到してるらしいですけど……」
リンが心配そうに言う。
日本にも「音響マニア」や「オカルトコレクター」は大勢いる。
彼らがこのニュースを見て黙っているはずがない。
「日本政府は今のところ『危険物』として指定して、一般公開を拒否している。
賢明な判断だ。
だが、裏ルートでアメリカから流入してくるのも時間の問題だろうな」
「アジールに来れば、いくらでも売ってますもんね……」
「そうなんだよ。
ゲートを封鎖しない限り、物理的な遮断は不可能だ。
そしてゲートを封鎖すれば、ダンジョン資源という国益を失う」
ジレンマだ。
異世界との交流は、莫大な富をもたらすと同時に、こちらの社会常識を破壊する「毒」も招き入れる。
セイレーンの歌声は、その象徴的な一例に過ぎない。
「いっそ日本政府で管理して、公式に販売したらどうですか?
『一日一回まで』とか制限をつけて、療法として活用するとか」
乃愛が提案する。
「いや、中毒性があるものを国が売るのはマズイだろ。
タバコや酒とはわけが違う。
精神への直接干渉だからな。
もし事故が起きたら、政権が吹っ飛ぶ」
俺は首を横に振った。
責任を取りたがらない日本の官僚機構が、そんなリスクを取るわけがない。
彼らにできるのは「見なかったことにする」か「禁止する」かの二択だけだ。
「まあアメリカで広まる分には、俺たちの知ったことじゃない。
向こうは自己責任の国だ。
ラリって廃人になろうが、芸術に目覚めようが、好きにすればいいさ」
俺は冷たく言い放った。
むしろアメリカ社会がこの「異文化の毒」に対して、どう適応していくのか、あるいは崩壊していくのか。
それを観察するのも、一つの実験としては興味深い。
「それに、俺たちにとってはビジネスチャンスでもある」
「えっ? どういうことですか?」
「中毒患者が増えれば、それを治療するための『精神安定ポーション』や『解呪の魔道具』の需要が高まる。
アジールには、そういう対策グッズも売っているんだよ。
セイレーンの歌を売った商人の隣で、耳栓を売る商人がいるようにな」
俺はニヤリと笑った。
マッチポンプ。
毒を流して、薬を売る。
アジールの商人たちの逞しさを、俺も見習わなくてはな。
「次は『解毒剤』の仕入れに行くか。
アメリカ政府が泣きついてくる頃合いを見計らって、高値で売りつけてやろう」
俺はPCを閉じ、立ち上がった。
窓の外、東京の空は今日も平和だ。
だがその裏側では、目に見えない「異界の浸食」が確実に進行している。
歌声魔道具、未知の食材。
境界線は曖昧になり、世界は混ざり合っていく。
その混沌の海を泳ぎ切れるのは、俺たちのような「知識」と「商魂」を持った者だけだ。
「さあ、仕事だ。
今日もアジールは商売繁盛だぞ」
俺の言葉にリンと乃愛も、苦笑しながらついてくる。
異世界交流編は、まだ始まったばかりだ。
次は何が持ち込まれるのか。
竜の鱗か、呪いの人形か、それとも――神の遺物か。
楽しみは尽きない。




