私は変だ。
結構遊べた。ボーリング以外にも、
スケートとかバスケとかも遊んだ。
「やっぱこれはやらないとね。」
「ですね。」
資格が無くてもできる戦闘魔法を遊べるところに来た。
装備のレンタル料なんかが別途必要だけど……
あるんだからやるしかない。
「これすごいですね。」
「日本製の最新装備だよねこれ。私たちはあんま関係ないけどテンション上がるね。」
資格がある人は装備なしの大会に出れるため、基本そっちに出るからだ。
色を指定してその色以外が当たらなくなる仕様が付いてるらしく。
私たちは周りの人たちが使ってない色を選び、コートに出る。
「めっちゃごつごつ当たって動きずらいな。」
「防御魔法が使えない人もいますからね。多分危険なんですよ。」
「これ攻撃が当たった回数とかも表示されるみたい。」
色々いじるとヒット数や、動いた距離。心拍数。なんかも表示される。
「めっちゃすごいこれ。」
「この攻撃魔法が使える装備は何ができるんでしょう」
「分からない。試してみよ。」
ここは防御魔法で一帯が覆われてるため、適当に天井に撃ってみる。
「真っ直ぐ光線が出るね。」
「だいたい分かったけど、自分で攻撃魔法組み替えたりできないんだね。」
色の付いた光線が出てるのはこの色の装備にしか当たらないようにって事か。
「じゃあ戦いますよ。先輩。」
「3回ヒットしたら勝ちにしようか。防御魔法はなしでいいよね?」
「この攻撃魔法をぶつけて相殺するのはありって事ですよね。」
うんうんと頷く。
続々と人が集まり、だんだんあたりから歓声が沸き始める。
コートの人はあの2人だけになってる。
「これ楽しいけど、連射速度に限界があって決着つかないね。」
「鬼ごっこにしましょう先輩。
どっちか攻撃魔法も防御魔法もなしで逃げ回るルールはどうですか?」
「いいねそうしよう。私逃げるね。」
「じゃあ5分間逃げてくださいね。」
「……あ、これ無理だ。」
「すいません。」
「いや私に逃げる能力が足りないのが分かった。
もう一回やろう。」
陽奈先輩が辞めると言うまで私たちは続けていた。先輩楽しんでくれてるみたいだけど。
これってデート……だよね?
「ありがとね。めっちゃ楽しかった。」
「こちらこそいい練習なりましたよ。」
ゴツゴツした装備を外した時、月華ちゃんの下着が見えそうだった。
今日一日そんな事が多い気がする。
気のせいだと言い聞かせ、とりあえず返却する。
「こちらサービスしますよ。」
「ラッキーだったね。」
なぜかサービスしてもらえた。
月華は前髪を直す。
上手く決まらない。
先輩に可愛くないって思われたら嫌だ。
「うん、いい感じ。」
鏡を見て、少し屈み服を引っ張る。
ちょっとえっちすぎるかもだよね。
今日のためにわざわざ買った下着だけどやりすぎかも。
「月華ちゃん、あっちの観客席なんで、沢山人がいるの?」
「確かに多いですけど、多分ご飯食べるのに使ってるんじゃないですかね。そろそろお昼時ですし。」
「私たちも食べ行こ!」
「はい!」
「月華ちゃんポテトと唐揚げ両方食べたら太るかな。」
私は太るのを心配し月華ちゃんに聞いてみる。
「今日はいっぱい動いたので平気だと思いますよ。」
月華ちゃんは私より沢山注文していた。
月華ちゃんは太ってるどころか痩せている。
……おっぱいは大きいけど。
自分のお腹を摘み、何がこんなに違うんだと考えるけど、よく分からなかった。
「これからどーしよっか。
魔力使わないようなのやってもいいけど、私それじゃダメダメになるしな。」
「反射神経とか動体視力を測れるゲームとかどうですか。」
「デザート食べるのもありだよね。」
「いいですねそれ。」
「じゃあその測定みたいなやつやったら食べ行こ。」
月華ちゃんはボタンが光ったらぽちぽち押すゲームをやってる。
これは私得意かも。
「平均より少し高いくらいでした。」
少し悲しそうに言ってる。
「仇は取るよ。」
別に死んでないけどね。
「先輩めっちゃ凄いじゃないですか。」
月間ランキング1位らしい、案外すごいかも。
「月華ちゃんどこ向かってるの?」
「美味しいデザート屋さんですよ。」
こんな怪しい所にあるんだろうか。月華ちゃんを完全に信頼してる私はついて行く。
「……ここホテル街だよ?月華ちゃん?」
「私がデザートじゃだめですか?」
そう言われたら、なんかいい気がしてくる。
「ラブホテルって初めて入ったけどこんな感じなんだね。」
なんか全部がピンク色みたいなイメージだったけど案外オシャレな感じだった。
「先輩の初めてって嬉しいです。」
「私の初めてほとんど月華ちゃんだけどね。」
月華ちゃんは照れてるのか顔を真っ赤にしてる。
なんかテレビを付けたらえっちなのがやってたり。
お風呂を泡風呂にして入ったり。
貸し出しにあるコスプレ衣装を着てみたり。
気づけば時間が経っていた。
「全然時間ないよどうしよ。」
「そろそろ出ましょうか。」
「何もせず出るの……」
したかったのは私だけなのかな。
せっかくこんな雰囲気がある所なのに。
コスプレもお風呂の時もしようと思えばいつでもできたのに。
月華ちゃんはなんでも受け入れてくれるから、私からしていいのか分からないんだ。
外はもう真っ暗だった。私たちはバスに揺られ山奥に帰る。
「先輩今日は楽しかったですか?」
「うん。すっごく楽しかった。」
月華ちゃんが色々考えてくれたのに。
えっちできなかったのが、不満なわけじゃない。ただなんだか思うようにいかなくて、むずむずする。
「先輩って分かりやすいですね。」
ふふっと笑われる。
「そんな事……ないし。」
陽奈先輩にしては珍しく今日一日興奮してくれてたかも。
えっちな下着を、スポーツしながらチラチラ先輩に見えるようにした甲斐はあった。
ラブホテルであんなはしゃいでくれるのは想定外だったけど、おかげで先輩は私を襲ってきそうなくらいだった。
……ダメだ。
おかしい。私が私じゃないみたいだ。
湯水のごとく性欲が無駄に出てくる。
月華ちゃんが来てから私は変だ。
落ち着け。
月華ちゃんは今日は気分じゃない時だってあるはずだ。身勝手にやったら嫌われてしまう。
それは絶対に嫌だ。
私1人でなんとかするしかない。そう決意した。
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