一章 異世界転生
初めて使用説を書いてみたので至らないところはあると思いますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです
第一話 冒険者レアノとエルフの少女リサ
とある剣と魔法で栄えた世界、
この世界にはエルフやドワーフ、亜人、人族、魔物などその他多数の種族が暮らしていた。
中でも人族の強さと技術力はすさまじかったらしく一つの種族でほかの種族の強さの倍以上あった。
しかし100年ほど前に起こった人族とそれ以外の種族による世界大戦で人族は絶滅、妖精、精霊なども数を減らしてしまった。
この世界大戦は人族が領地を広めようとエルフや亜人、ドワーフなどの住処を手中に収めていったがアレクサンドラというエルフの住処で生まれたエルフの救世主による力で人族を壊滅に追いやった。
その後、世界はエルフ、ドワーフ、亜人、魔物まためったに顔を出さないが妖精や精霊などが生きている。
人族が絶滅したからと言って平和が訪れる訳もなく今は魔物の脅威にさらされている。そのために冒険者などの職業が生まれた。
とある森の中に住むレアノは顔を隠しながら生活していた彼は冒険者として生計を立てていた。
彼の魔法と剣術はほかの冒険者と比べとても秀でていたため彼はこのアレクサンドラ王国では10本指の中で一番強いと言われている。
しかし彼の素性や顔立ちを知るものは誰もいなくギルド長や国王でも知らないほどだ。
彼の日課はギルドに立ち寄りその日のクエストを見ていいと思ったものを選んでソロでクエストを行っている。
「アナさん、きょうはこれ行ってきますね」
アナさんはギルドの受付のお姉さんだ、エルフでとても美人だ。
「すみませんレアノさん今日はこれにいても構いませんか?」
たまにギルドからの依頼も受けてクエストを受けたりもしている
「何かあったのですか?」
「昨日の朝この近くのエルフの村で女の子が魔物にさらわれたらしくて、他の同じ村出身の冒険者の方々にも行ってもらったのですが皆キズを負って帰ってきてしまったのです」
「ではその依頼を受けましょう」
そういうとすぐさまギルドを出て森へと移動し、森へ入ると出てくる魔物たちと戦いながら奥へ入っていった。
森の奥深くに足をすすめていくと奥から声が聞こえてきた女の声から判断するとまだ子供のようだ。
その周りにはウェアウルフが10匹ほどだろうか群れでいるのが確認できる。
「ウェアウルフか、俺の世界では高潔なイメージがあったが…」
そういうと一歩前へ踏み出そうとしたとき、においでバレたらしい一匹のウェアウルフかこちらに気づいたみたいだ。
隠密行動をとりたかったのだが、少女が拷問されているようで、強行突破することにした。
まず認識阻害の魔法を自分にかけウルフにばれないようにしてあとは一匹ずつ倒していくだけだ。
「だいじょうぶか?」
まず少女に話しかけたその時少女の異変に気付いた。エルフのようだが耳が長くないのだ、まるで人間のような耳をしている。
少女は意識がもうろうとしているらしく返事はあいまいだ、
「とりあえずヒール使うからじっとしていろよ」
そう言ってヒールという魔法をかけたこの世界でもヒールを使える魔
術師は司祭くらいしかいない。
魔物は夜行性なので夜は活発化し力も強くなるので一人でないと動きにくい。
「もう夜だな、今夜は野宿かな?」
レアノはそう言って焚き火準備を始めた。
だろうぐっすりと眠っている、自分が来ていたマントもかけてあげた
この日の夜はずっと火の番と周囲の警戒をしていた。
朝日が昇ってきた時彼女も起きた、どうやら昨日の記憶があいまいらしいこちらのことを警戒している。
「君、しゃべれるかい?昨日のこと覚えてる?」
「うん… 少し」
「僕はギルドから依頼を受けて仕事を受けてここに来た」
レアノは話しかけようとしたそしたら少女がさえぎって、
「なんで…私が怖くないの…?」
多分耳のことを言っているのだろう
少女は困惑した表情で聞いてきた。
「なんで…?私の村の大人たちはみんな怖がった」
「だから私を森に置き去りにしたの」
それを聞いたときレアノはあきれたそして少女の人生の大変さを感じた。
少女の気を晴らそうと自分がなぜ顔を隠しているかを話した。
二年ほど前…
俺は日本という国の会社員だった、自分は人よりちょっとゲームが好きな人だった。
普通に学校に通い高校に行って大学も一応行ってはいたのだがそんなに人生がうまくいっていたわけではないし、彼女も中学の時に一回いたくらいでもうそのころの記憶もすでにない。
ある日いつものように大学に向かう途中の交差点で暴走したトラックに轢かれ気づいたらこの世界にいた。
始めはすごく戸惑った、こんなことが実際にあるはずもなく、夢かとも思ったがゴブリンたちに襲われけがをしてようやく現実だということが分かった。
よくある異世界で俺TUEEEみたいな感じではないみたいで完全自力で県や魔法を勉強して、一人でたいていの魔物は倒せるように強くなった。
しかも、自分以外の人間はおらず町へ行っても人々は誰も相手をしてくれず仕方なく、こんな世界なので冒険者としてお金を稼ぎ、顔を見られるとまずいことになるので顔を隠していた。
というようなことを少女に話した
「お兄さんは人間なの?」
「そうだよ」
と言って顔を隠していた布を取った。
そうすると少女は笑顔なった
この話をしてようやく少女の気がほぐれたみたいだ
「僕の自己紹介がまだだったね、僕の名前はレアノっていうんだ」
少女はレアノの自己紹介を聞いて言った
「知ってるよ、だって有名だもの誰も顔を見たことがないこの国で一番強い人」
「まあ、そう言われているようだね」
レアノは聞き流して続けた
「君の名前は?」
「リサ!」
少女が答え、レアノ続けた。
「リサは帰るところあるの?」
きっと村から追い出されてかえるところがないのだろう。
やっぱりない様子で自分の家で一緒に住むことになった。
というのもリサがねだってきたで一緒に住むということになったのだが、
ギルドには村で森に捨てられた子供が変える場所がないので自分の家で一緒に住むことになったと伝えた。
どうだったでしょうか短いですが勉強の間に書いてみただけなのでお許しください
あと、セリフのところのつなぎをもうちょっと勉強して見たいと思います