月下狂人
十六歳の夏、僕の同級生が死んだ。
その子の唯一の友人といって良い女子『月岡』は、感情の抜け落ちた無表情で日々を過ごしている。
そんな彼女に近付くのは、コミュニケーション能力の高い女子である『壬生(みぶ)』くらいのものだった。
夏休み前、最後の放課後。僕は壬生が月岡に、花瓶の水をかける場面を目撃する……。
銀紙のような薄っぺらい月の下、思春期の男女が送るひと夏の『変身劇』。
※カクヨム、マグネット!にて同時掲載中。
※第六回、第七回ネット小説大賞一次通過作品
その子の唯一の友人といって良い女子『月岡』は、感情の抜け落ちた無表情で日々を過ごしている。
そんな彼女に近付くのは、コミュニケーション能力の高い女子である『壬生(みぶ)』くらいのものだった。
夏休み前、最後の放課後。僕は壬生が月岡に、花瓶の水をかける場面を目撃する……。
銀紙のような薄っぺらい月の下、思春期の男女が送るひと夏の『変身劇』。
※カクヨム、マグネット!にて同時掲載中。
※第六回、第七回ネット小説大賞一次通過作品
プロローグ ~夏への戸口~
2017/12/01 02:15
(改)
夜 ~静止した時間~
2017/12/01 12:22
(改)
昼 ~僕と彼女とそれから壬生と~
2017/12/01 19:39
(改)
夜 ~月は耽美な夜の支配者~
2017/12/01 22:35
(改)
夜 ~命短し騙れよ乙女~
2017/12/02 01:13
昼 ~夏の蛹~
2017/12/02 13:13
夜 ~月下狂人~
2017/12/02 20:10
エピローグ ~夏の終わりに~
2017/12/02 20:20