第一章~第二章がそれぞれ五百文字でわかる! ※ネタバレ
◇第一章
俺は天堂城太郎。
どこにでもいる普通の高校二年生だ。
日常が一変してしまったのは、春休みの最終日。
地味キャラ人生を満喫していた俺のアパートに、
レーズンパンを貪るゴーイングマイ正義天使、ミカエル。
俺の風呂ヌードを見て妄想する腐女子天使、ガブリエル。
ことあるごとに剣を抜いて脅迫するロリ天使、ウリエル。
胸も度量もでかい、天然ボケお姉さん天使、ラファエル。
この四人が押しかけ女房もびっくりの勢いで乗りこんできた。
俺は四人を守護天使とし、悪を征す神の狩人として生きる定めだというのだ。
戸惑う俺に、アパートのお隣さん兼幼馴染、吉乃ナツキからのSOSが届く。
となり町の「タカ先輩」率いる不良に拉致られ、貞操の危機らしい。
母親から血の聖書が郵送され、俺は身に覚えのない詠唱をしてミカエルを憑依させた。
俺は天使の力を使って不良を叩きのめし、ナツキの救出に成功した。
しかし、俺の狭いアパートの部屋に、なりゆきで迷惑天使四人が住み着くことになってしまったのだった。
◇第二章
ミカエル・ガブリエル・ウリエル・ラファエルの四人が、なんと俺の通う私立恵田高等学校に入ってきた。
ラファエルは保健室の先生として。
ほか三人は2-Aの転入生――つまり俺のクラスメイトとして。
ガブリエルが男子だと判明し、俺は朝からショックを受ける。
新任の白神誠先生を迎え、新学期はスタートする、はずだった。
俺の友人、幕下京介に白神が「どすこい京介」というあだ名をつけた。
それにミカエルが激昂し、彼女はクラスから浮いてしまう。
さらに京介は悪名高い商業科のLクラスの女王、佐久島樹里に捕まった。
京介がLクラスで見世物にされている。
ガブリエルから知らせを受けた俺は現場に急行し、場を征した。
しかし京介は屈辱的な写真がネットに流されるのを黙認し、佐久島を赦した。
俺が腑に落ちずにいると、ランチタイムに美化委員の三年生、畦道が訪れる。
なんと騒ぎを聞きつけLクラスをなだめ、写真の流出を防いだという。
感謝しつつも事件に憤るミカエルに、畦道先輩は部活発足を提案してしまったのだった。