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厨二病ちゃんの一日

こんにちは、宛乃 あてと申します。本作が初投稿なので緊張しております。セリフなどは思いつきで書いております。思いつきで書いてしまったのでノープランです。文がおかしい&不慣れで不束者の作品ですが、良ければ読んでいってくださいませ。

チリリリリン、チリリリリン

「またか……うるさいぞ!」

とある日の朝、午前六時半。一人暮らしをしているとある少女____甘宮 柚奈(アマミヤ ユナ)は、うるさく鳴る目覚まし時計を半ばイライラしつつも止める。

「む……そろそろ、我の魂に天の陽を焼き付ける時間だな!」

甘宮 柚奈。その少女は、現代社会ではあまり見かけなくなった……厨二病である。そう、甘宮 柚奈は、とてつもなく厨二病なのである!

「まずはエネルギーを供給せねばな!」

昨日の晩に作っておいたフルーツジャムを、こんがり焼きたての食パンにぬり、お皿に乗せてリビングのテーブルに置く。

「ふむ……我ながらいい出来だな!」

手をぱちんと合わせて、

「いただきます」

と言ったあと、豪快に食パンにかぶりつく。

「んぐ、もぐもぐ……うむ!やはり我の朝はこれを食べねば始まらぬな!」

目を輝かせ、楽しそうに食べる。恐らく、20分ほど経過した頃だろう。

「ぬ、そろそろ学び舎に行く用意をせねば!我は優等生であるからな!」

否。優等生ではない。

朝ごはんに使った食器をキッチンの流し台に置いて、教科書を揃える。

「なぬっ!?」

本日の科目を確認していた時、柚奈はつい大きな声を上げる。

「今日からテスト週間だと……!?冗談じゃないぞ!」

やだやだやだ〜、とでも言うように床に転げ回る。

「休みたいのである!絶対休むのだぁぁ!」

と、柚奈が床に転げ回っていた時だ。

プルルルル、プルルルル

「ぬ、漆黒の通信機から着信音か……?」

ごくりと唾を飲み、電話に出る。

「もしもし」

『甘宮さんで合ってますか?』

声の主は、柚奈の担任の女性だった。

一体何を言われるのかと思いつつ、「そうだ」と返事する。

『あの、甘宮さん。今日、成績が足りないので補習ですよ』

「なっ……!?」

担任から告げられた言葉に、みるみるうちに顔が真っ青になる柚奈。

「いやである!休むのである!」

『でも甘宮さ』

プツッと電話を半ば強引に切る。

「し、仕方ないのである、行くしかないのである……!」

スクールバッグをザッと手荒に持ち上げ、外に飛び出る。

「ぐっ……天の陽め!我を攻撃しおって……やる気か!?やる気なのかぁ!?」

既に通学生や社会人で溢れている中、大きな声で威嚇?する。すると、ふと小さな女の子が風船を片手にはしゃいでいるのが見える。

「なぬ……朝から元気であるな、まっこと尊敬である」

その時、ふと空がピカっと光った。それは、柚奈の目には止まることはなかった。足を止め、柚奈はその小さな女の子を見つめる。

すると、女の子は風船が飛んで行ってしまい、道路に出る。

キキィィッ!!

「あっ、危ない!」

慌てて飛び出し、女の子を歩道に突き飛ばす。

「っ!」

突き飛ばした後、気が付いた。避けられない、と。

ガンッ。

その音がした後、ふわっと体が宙に浮く感覚になる。

「だいじょうぶ!?おねーさん、おねーさん!!」

小さな女の子が、柚奈の顔を覗き込む

「無事なら……よかったので、ある……」

視界が霞み始める。「あぁ、我は死ぬのか……?」と、少し不安になるような、楽しみなような……。

重いまぶたをふっと閉じると、走馬灯のようなものが流れてくる。

あぁ、確か……中学生ほどからこのようになったのだったか。まぁ、そんなことは大概どうでもいい。これから死んでしまうのだから。

あぁ……我は、まだやりたいことが出来ておらぬ……母や父の墓参りや、一人暮らし用の家を借りてくれた祖父母への恩返しも……。

そんな中、途端に身体が軽くなるような感覚に陥る。

「む……ここはどこだ……?」

「目覚めましたか」

目を開けると、目の前には白い天使のような者がいた。

本作をお読みいただきありがとうございます!だいぶ読みずらかったと思うので、マイペースに次回を投稿する時があれば心がけます!

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