闇の番人
そこは天国でも地獄でもなかった―――。
死後の世界「霊界」に足を踏み入れた、心に傷をもつ少女ウエル。
異世界で繰り広げられる、冒険と友情のファンタジー。
(帯文より)
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【ネタばれ注意/あらすじ】
・前章・
厄災に見舞われ続ける人生を歩んできた少女、ウエル。ウエルは気が付くと霊界という場所にいた。そこは死後の世界で、闇・光・天の三つの国が存在している。人が死ぬとまずは闇の国に行き、そこから行先を決めるという。ウエルは双子に連れられて入ったホールと呼ばれる黒い空間の中で、過去に一度だけ出会ったことのある金髪の少年と再開した。少年の名はタイダ。ウエルが憎くも好ましくも思っている相手だ。双子の家に泊めてもらった翌日、タイダから光の国との仲が険悪になってきていると説明を受けていた最中、まさにその光の国との諍いが活発化してしまう。双子の片割れが拉致されてしまったため、ウエルは彼を救おうと、光の国へ足を踏み入れる。ウエルは大けがを負ってしまうものの、最終的には友人を救い出し、今回の黒幕を押さえることもできた。しかしその後、実はウエルがまだ死んでいなかったことが発覚する。元の生活にいい思い出は何もなかったが、再び霊界へ戻ってきたときに誇れる人生になるよう懸命に生きていくことを心に誓い、ウエルは元の生活へと戻っていく。
・後章・
天寿を全うしたウエルは再び闇の国へとやってくる。タイダとの再会を喜んでいる矢先、ホールを支える大事な役目を担っている幻獣ラガーに寿命が訪れてしまう。ウエルの協力で新たな幻獣を迎え入れることに成功するが、そこから天の国との新たな争いの場へと巻き込まれていくこととなる。無事に事件を解決した後は、ウエルの弟クラットやタイダの姉フィセナとともに番人どうしで協力しながらよりよい霊界を作っていこうと約束をし、ウエルはタイダとともに闇の国へと帰っていくのだった。
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pixiv一部掲載あり。
文芸社にて出版経歴あり(諸権利は帰属済)
書籍から一部修正あり/数字は漢数字表記
大人も子供も楽しめる作品です(一部激しい戦闘や辛い過去などの描写があるため、R15指定)
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水面の見えない海を泳いでいた。
出口の見えない迷路を歩いていた。
底の見えない穴を落ちていた。
でも
ようやく見つけた、生きる意味。
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前章 暗黒の光、希望の闇
・主な登場人物紹介(簡易)
2021/12/18 01:10
プロローグ
2021/12/18 00:42
(改)
1 死後の世界
2021/12/19 01:35
(改)
死後の世界(2)
2021/12/19 01:36
(改)
2 闇の中で
2022/02/28 03:18
3 仕事
2022/02/28 04:04
4 五つの門
2022/02/28 04:20
(改)
5 死の淵で
2022/02/28 04:47
死の淵で(2)
2022/02/28 05:15
6 昔話
2022/02/28 05:46
昔話(6)
2022/02/28 06:16
7 白と黒
2022/02/28 06:54
8 開幕
2022/02/28 20:47
開幕(2)
2022/02/28 20:48
9 記憶
2022/02/28 21:41
(改)
10 出陣
2022/02/28 23:38
(改)
11 リミット
2022/02/28 23:38
(改)
リミット(2)
2022/02/28 23:38
12 フィセナ
2022/02/28 23:39
フィセナ(2)
2022/02/28 23:39
フィセナ(3)
2022/02/28 23:39
13 窮地
2022/03/01 01:34
14 迎え
2022/03/01 03:53
15 四面楚歌
2022/03/01 04:52
16 奪還
2022/03/01 07:20
奪還(2)
2022/03/01 07:21
17 リターン
2022/03/01 09:11
リターン(2)
2022/03/01 09:11
リターン(3)
2022/03/01 09:11
リターン(4)
2022/03/01 09:11
18 スロウ・ウエル
2022/03/01 09:20
後章 生者必滅、会者定離
19 ドジっ子婆さん
2022/03/02 03:29
(改)
20 再会
2022/03/07 01:58
再会(2)
2022/03/11 03:54