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月に咲く花が太陽になるとき  作者: 空井 奏音
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6、アイル視点



「で、兄さん。何があったんですか?」


おっと…


ソラが、なかなかのお怒りや。


「それ、トルヴィアノの城のランプでしょ?

誰と会ってたんですか?」


oh......


こういうとき、ソラの目は誤魔化されへん。


「それがな…」




『プロポーズされた!?!?!?!?』


「おう…」


「しかも相手がレイ王女って

玉の輿みたいなもんじゃないですか!」


サクラの仰る通り…


「王女と王子って言っても月とすっぽんやしな」


「まぁ、確かに…

でも、どうしてアイルくんなんでしょう?

初対面ですよね?お互いに」


ダイムの言う通り、俺とレイは初対面やと思う。


そりゃ、あれだけの大国やから

レイの存在は知ってたけど。


「あんな美人で権力ある人に出会って

忘れるわけないですもんね」


サキトが言うように、権力もあって、

あんなに可愛い人に会って忘れるわけが無い。


レイには欠点とかも無さそうやし…


「僕は反対です」


「え、ソラくん、どうしてですか?」


「向こうは、こっちのこと知ってるけど

こっちは向こうのこと知らなさすぎる。

ちゃんと調べてからの方が良いと思います」


そりゃそうや。


そこで、それぞれ分担してトルヴィアノについて

調べることになった。


トルヴィアノ王国の基本的なことはダイム。


王族関係はサキト。


トルヴィアノの国民をリサーチするのはサクラ。


レイについて調べるのはソラ。


「俺は過去にレイと出会ってないか調べるわ」


「名前呼び…」


「えっ、あ、あぁ。俺の特権らしい」


「へー…」


「と、とりあえず始めよう」


その後ソラの機嫌がずーっと悪かったんは

なんでやろ?


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