4.任務
どぅもタイトル通りにストーリーが進みません。タイトル変えるかも、、、
膝まずいたシュウアに「面を上げろ」と命じ、アリスに退室させ、彼―魔王カリスは話を始めた。
「さて、我ら魔王勢の領土の隣には人類共の領土が有る、これは知っているな。その中で一番発展している国、ガノウス公国には少なくない人数の情報部が張り付いているのだ。勿論、敵の情勢を知るためにな。先日、その情報部の三分の一以上が亡くなった。報告によると、一昨日の夜、情報部が‘家’としているアパートに三人程の人数で公国軍らしき人物が押しかけてきたらしい。大人数ではないから非公式の部隊だろう。それだけなら問題無い。だが、ここからが問題だ。押しかけてきたヤツらはガノウスにいる情報部、全勢力に匹敵するらしい。なんとか撃退出来たが、このままでは心もとない、増援をくれ、と言ってきた」
「魔王令だ。明後日からお前はガノウス公国での任務とする。明後日までに準備を終え、待機しておけ。必要なものがあれば私に言え。できるだけ用意してやる。」
「ハッ」
シュウアはダークスーツにシワがよらないように一礼をした。
「うむ。下がって良いぞ」
「その前にひとつ質問を。アリス、いえ私の従者も連れて行っても宜しいですか。それと私の部下三名を連れて行っても宜しいですか。」
「良いだろう。ちなみにその三人とは誰だ」
「ハッ。豪星と瞬星、新星です」
「フ~ム。まあ良かろう」
「失礼致しました」
彼は一礼をし、退室した。