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#6


 #6,性格……ナントカ機!




 ――洗濯機から妙な音がしたから取り出してみたけど……何? この変な黒丸な物体???

 あたしはパジャマを着てから、それを、アミちゃんが最初に着ていた迷彩服から取り外して、よ~く見てみたけれど……ダメだ。全然分からない。

 銀行とか郵便局に行くとよく見かける……ハンコを押す時、押しつけてインクを付けるあのスタンプ台みたいな形をしているけど……開かないし、それに何だか〝コゲ臭い〟?

「ねぇ? アミちゃん? これって――」

 なぁに? と聞こうとした瞬間だった。

「あー!!!!!」

 と、なぜかアミちゃんが大声を上げたのだ。それからアミちゃんは慌ててあたしの下に駆け寄ってきて、手を伸ばした。

「そそそ! それ! それ早くかして!」

「え? あ……うん? はい……」

 ただごとではない様子だったので、あたしはアミちゃんの目の前にしゃがんですぐにそれを渡すと……さっきまではどうやっても開かなかった黒丸が、パカン、とアミちゃんがいじると簡単に開いた。

 それを色々いじること数秒……アミちゃんは口を大きく開けて、見るからに、ボーゼン、としてしまった。

「……え、えっと……もしかして大切なものだった? 最新のゲーム機とか? ごめんね、だったらリタお姉ちゃんがまた新しいのを買って――」

「――換機」

 え、何? ……あたしが首を傾げると、プルプル、と身体を震わせてアミちゃんが話した。

「……性格安定化系・知的言語変換機……もー!! リタお姉ちゃんのバカぁ!! これ壊れたらアミの性格〝元に戻っちゃう〟じゃない!!」

 え? 何その、性格……ナントカ機??? てゆーか急に話し方が子どもっぽく……。

 ……まぁ! ますますカワイクなったから、いっか❤




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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