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#31

 #31,ルートを計算せよ!




「――かわい~❤ よしよし」「む? こちらは噛んでこないようだな?」「おお! ならばポテンでも触れるでありますね!」「最悪また噛まれて倒れても、叩き起こしてあげるのよ~」

 ……さて、どうしたものか…………。

 ――ウチから出てすでに十分。

 普通に真っ直ぐ歩いていればとっくに交番に到着しているはずなのに、あたしの目には未だに交番の陰すらも見えてきてはいなかった。

 ……当たり前だ。だって、次々に現れる動物たちのせいで、この子たちはそれに逐一突撃してなで回している状態なのだ。これでは進むわけが……いや、むしろ、最後に後方から現れたニャーおばあちゃんのせいで、その距離はもはや最初よりも伸びてしまっていた。

 ……しまったな、この子たちがこんなにも動物好きだったなんて……。

「――ウォフ!」

 ――その時だった。そこにさらに追い打ちをかけるように、反対側から佐藤さんの家のお母さんと、色々ミックス柴犬のゴンくんが……

 …………ん? ちょっと待って? 〝反対側〟から?

「またきたー!」

 瞬間だった。当然がごとく、それを見つけたアミちゃんたちはすぐさま突進を開始する。その方角は、〝交番方面〟……!!

 これだ! そう思ったあたしは、相も変わらずふれあい広場になってしまっているそこに声をかけた。

「――ねぇ、みんな? 実はね、この先にガンくんっていう、すっごく大きいワンちゃんがいて、その先にはプーちゃんっていう、もふもふ、したワンちゃんがいるんだ! 行ってみない?」

「「すっごく大きいワンチャン!?」」

「「もふもふ!?」」

「行く~!」「興味があるな!」「見たいであります!」「お手、させるのよ~!」

「……よしっ!」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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