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#2

 #2,〝平和〟のために!




 地球時間、午前五時五十三分。


 ――地球人による自然破壊を受け、地球が悲鳴を上げている!


 大宇宙議会よりその連絡を受けた我々チャイル人は、〝平和〟を掲げる種族の名の下に直ちに部隊を編成し、急ぎ地球へと向かった。

 目的はあくまでも〝平和的〟な問題の解決。一人の死者も出さずに問題のみを解決し、これ以上地球が破壊されるのを防ぐこと……ただそれだけだった。

 ――しかし、所詮我々は違う惑星の者……事前の調査によれば、地球人は我々から見れば遥かに劣る科学技術力しか持ってはいないとのことではあったが、しかしそれでも地球を大きく破壊するだけの〝兵器〟を有している。……いかに我々が〝平和〟を掲げて交渉したところで、地球がこんなにも破壊されているのにも関わらず今まで何も対策を打たなかった連中のことだ。我々が何を言ったところで聞く耳を持たず、逆に我々の行為を侵略行為とみなし、〝反撃〟してくるに違いない。

 それでは意味がないのだ! 何度も言うが、我々が目指すのは〝平和〟のみ! 無意味な争いなどしたくはないのだ! ――そこで、我々は考えた。


「――そうだ! ならば我々の科学力で地球人に〝平和〟の概念を植え付けようではないか!!」


 つまりは〝地球人全員を捕獲〟し、生物として持つ〝本能〟に〝平和〟を書き足す……こうすれば、確かに時間こそかかれど、いずれは全ての地球人が自然を愛し、自然を守ろうと自分から努力してくれるようになるはずだ。

 そう考えた我々はさっそく拠点となる施設を建設すべく、降り立った場所から最も近い建物の中に入り、内部を調査し始めた。――そして、突然入ってきた地球人の女性に対し、威嚇として銃を向けるも…………午前六時三分。私はあえなく、〝捕獲〟されてしまった…………。




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪





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