#13
#13,救援要請!
「り……リタお姉ちゃん!?? 何、その〝刃物〟は……!!!??」
プルプル、と震える手でアミはそれを指差しながら聞くと……リタお姉ちゃんはなぜか、限りなく優しそうに微笑み、アミの質問に答えた。
「ん? ああ、これ? ――ふふ❤ 今ね、〝お料理〟作ってたんだよ? お姉ちゃんね、お料理と~っても〝得意〟なんだ❤」
お……〝お料理〟!!?
まさか!
まさか!?
ましゃかあああっっっ!!!!!???
――〝材料〟は、〝アミたち〟……!!!!!??????????
「いーやああああああああぁぁーーーっっっ!!!!!」
アミは思わず大絶叫した。――当たり前だ。これで声を上げるなと言う方が無理がある。
その声には寝ていたサーチも跳び上がって驚いていたけれど……今はそんなことを気にしている場合ではなかった。――なぜなら、
「あ……アミちゃん!? どうしたの!? 怖い夢でも見たの!!???」
〝刃物〟を持ったまま、リタお姉ちゃんはアミに〝迫って〟きたのだ!!
瞬間、アミはまた大絶叫した。
「いやああああっっっ!!! 〝刃物〟怖い!! 〝刃物〟怖いぃぃっっっ!!!!!」
「え!? はもの……ああ!! 包丁のこと!? だ、大丈夫だよ!! ほら、もう置いたでしょ!? だから安心して! ね!?」
「いやあああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
――もはや聞いている余裕なんてなかった。アミはすぐさま略して変換機の便利機能を使い、〝救難信号〟を発信した!!
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪