#11
#11,テクニック!
「――さ! いっしょに寝んねしましょーね、アミちゃん❤」
――奮闘むなしくリタお姉ちゃんに捕まってしまったアミ。
ピンチだ! そう思いながらも、しかし諦めずに必死に頭を回転させ、この危機的状況からの脱出法を考える。
何かないか! 何か……はっ!!
その時だった。リタお姉ちゃんが突然、〝呪文〟を唱え始めたのだ!
「ね~んね~ん ころ~り~よ~♪」
くはぁっっ!! ――刹那、アミは〝大ダメージ〟を受けた。
な……何だ!? この〝呪文〟は!? 突然眠気が…………はっっ!!!
だ、ダメだ! 寝たら終わりだぞ、アミ!! 眠ってしまったらその間に何をされるか分かったものではな――
「は~いアミちゃん、〝ぺたぺた〟❤」
さらにその時だった。リタお姉ちゃんは突然、アミの顔を〝おっぱい〟とやらにくっつけ始めたのだ!
な、何いいぃぃぃ!? な、何だ、この〝温もり〟は!? そして〝柔らかさ〟! さらにさらには〝いい匂い〟まで!! ……うぐぅっっ!! そこからくるこの謎の〝安心感〟で、少しでも気を抜けばすぐにでも眠ってしまいそうだ!!
まずいまずいまずい!!! もうまぶたが半分閉じたまま開かない!! このままでは……このままではぁぁぁっっ!!!!!
「ね~んねん❤ ね~んねん❤」
さらにさらにその時だった。リタお姉ちゃんは唐突に、アミの背中を優しく、ポンポン、叩き始め、続けて身体をゆっくりと左右に揺らし始めたのだ!!
な……に……ばか、な……こんな……ちきゅう、じん、は……こんな、能力を、持って……。
……だ、だが! アミは負けないぞ! 絶対、眠るもんか! 絶対…………!!!
――そして気がつくと、アミはサーチの隣で寝ていた。
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪