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第8話:夏休み

 夏休みだ。

 義父に顔は出したし、何をしようか……


 宿題は終わってはいる。

 なのでする事と言ったらスラムの改造かな?(謎発言)


 俺の組織がスラムの人を雇い入れ、組織を拡大した。

 そして表向きには俺がスラムにある全ての組織を手の中に収めた。

 スラムは今、第三防壁、第四防壁、列車の整備を始めている。

 国は軍を動かそうとしているらしいが列車が出来るまで待とうか考えている様子


 行くか

 さっき買ったクレープもどきを食べながら



 スラムは変わっていた。

 飲める水道水に下水道や新しい建物、近くの街などから仕入れた商品や地下工場で生産された魔導具や生活必需品により潤っている。

 武器の販売はせずに武器を溜め込んでいる。

 魔力や魔法のお陰と言え、発展しすぎでは?

 同郷の女もチートを使ってスラムを発展させている。

 ここはもうスラムでは無くなったと思ってもあながち間違いではない

 そして、俺はゼロスという名前でここにいる。


「ゼロス様、この防壁どう思いますか?」


「そうだな、素晴らしいとは思う」

 だけどな…

「俺としては魔導兵器も欲しい所だな」


「研究者達を呼びますか?」


「ああ、そうしてくれ」

 やっぱり、空軍基地の方が欲しいな

 どうしよう…


 という事があり話し合いの結果、戦闘機を作る為の実験が始まった。

 風を作る機械を使って、最適な翼の形を考えたりしている。

 闇の組織十二個分の学者だ。

 マッドサイエンティストも居るが、ある程度の協調性はあるので発展スピードが速い

 空中空母は魔力を使って浮かせれば良いので、戦闘機が出来次第建造予定

 空中攻撃拠点を一個作る

 それで妥協しよう


 物資はこの街の隣にある大きな山を削ったり、商人から購入、強奪する事によって得ている。

 魔石や魔核は山に居る大量の魔獣から得ており、魔獣の研究を国から追い出されたマッドサイエンストにやらせているので魔石や魔核の安定供給を行えている。


 真理魔法を使い俺は禿げた山にある石材などを綺麗に分けている。

 俺がしている作業のうちほとんどがこれだ。

 石材は他の街などに輸出しており、俺達は沢山儲けている。


 ちなみにその収入の二割は俺の組織へ、組織に入った収入の内、一割は俺の懐に入っている。

 そのうちの六割は研究者に一割は武器、残りの三割は貯金である。

 家から送られている金は生活費、メイドへの報酬、本、貯金に使っている。

 家族はこの組織の事を知らないが何かをしている事は知っている。

 因みにこの都市は何処にも税金を納めていない

 税の取り立ては全て国に返している。

 返す。

 そう、しっかり、丁重にね


 同郷の女は組織が運営する商会を纏めている。


 嗚呼、夏休みが終わる……

 今思えば夏休み中、貴族の付き合いと仕事しかしていない……どっちも仕事じゃねえかよ


 因みにこの大陸で言う元旦は夏にある。

 世界が違えば文化も多少は変わるのだ。

 家族と一緒に年明けを迎えた。


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