第2話:生後一ヶ月後〜生後十四か月
【生後一ヶ月後_____
地面を獣の様に這えるようになった。
つまり、四足歩行ね。
別に狼の様に素早く移動できたとかじゃないから。
はあ、疲れた。
筋肉痛だ……
しかも、魔力や異能の訓練も同じ事ばっかりで飽きた。
最近、耳が聴こえやすくなって来たので言語の習得を急いでいる。
ちなみにパパとママの単語はもう、言えるようになった。
……眠っ
おやすみ〜〜
【生後二ヶ月後_____
立って歩いてるのを親に見られた。
喜んでいた様だ。
魔力で気流を操れる様になったが、10秒ぐらいしか保たない。
重力変化の扱いは難し過ぎて一旦封印する。
感知能力はボヤっとし過ぎて使えない
眠い……これだから赤ん坊は……
とりあえず寝る!
【生後三ヶ月後_____
只今、見た目がロリな姉に弄ばれています。
個人的には全然嬉しく無い。
俺は幼女が好きなわけでは無いんだが……
最近の成果は気流を30秒ほど維持できる様になった。
最近寒いので熱変化で母親のミルクを温かくしてから飲んでいる。
姉が俺が異様に暖かい事を知ってしまった。
不覚!
何故、暖かくしているかというと、寒いから、多分冬に近づいて来ているから寒いんだと思う
おやすみ!
【生後四ヶ月後_____
おはようとおやすみが言える様になった。
姉のお陰だ。
隣で毎朝、毎晩言ってくれてたから覚えれた。
姉は酷く痩せている。
大変だ!
このままでは将来、姉の包容力(物理)が足りなくなるぞ!
せめて暖かい物をやろう。
そう思って家族が食べる用の冷たい野菜を勝手に温かくした。
……と言っても、冷たいから常温になったぐらいであまりわからないと思うが
結局、家族は気付かなかった。
そんな事よりSFっぽい世界は何処へ?
【生後五ヶ月後_____
陰陽術で結界が張れるようになった。
体感30秒しか保たなかったし、赤ん坊のタックルでも破れたので使えない。
驚かすぐらいなら出来そうだが……
ただいまと野菜、ミルクが言える様になった。
親がウサギの様な謎生命体を捕まえたので食べた。
毒はあるのか?寄生虫は?
そんな事は知らない。
肉を茹でる時、薪が乾いて無かったので熱変化で頑張った。
気絶した。
沸騰はした。
薪は燃えた。
そして俺は食べれなかった。
赤ん坊だから食べれなかったとはわかるが…
【生後六ヶ月後_____
雪から水を作り、魔力操作で動かし、冷やして氷にしてコップを作った。
まだ寒いのでこんなのは要らない。
いつも通り、家族が震えながら何かを編んでいたので結界術で隙間風を防いだ。
しかし一、二分しか保たなかったので魔力操作で冷たい風を防いだが、これも一、二分しか保たなかった。
無念の極みである。
代わりに熱変化で温めた。
頑張ったけど変わらず震えていた。
俺は編み物をせずに母の膝の上で寝ている。
【生後七ヶ月_____
春だ。
雪解けだ。
三寒四温だ!!(謎)
姉が俺を預かって、家族は編み物を売りに行った。
多分、売りに行った。
この世界の言葉が少しずつだけどわかってきて私は嬉しい。
姉は森に行った。
赤ん坊を放って。
帰ってきた時には大量の木の実を持っていて、姉はそれをすり潰し、クッキーの様な形にしていた。
冬に実がなる木ってあるんだ……
異世界だからかな?
姉がつまみ食いをしていたのは放っておいて、ここが以外と文明レベル低い事に驚いた。
そして絶望した。
俺は熱変化でちょっとした気流を作れる様になった。
だいぶ、クラクラしたけど。
後、数週間後で姉の誕生日らしい。
一年という概念がある時点でまだマシだと思っておく。
おやすみ……
【生後八ヶ月後_____
結界術が上手くなってきた。
柔らかい結界を作ったり硬い結界を作ったり色々できる様になった。
そして最近、陰陽術の一つである『糸』を作る事に成功
名前はテキトウである。
しかし、姉がちょっと触れただけで壊れた。
残念無念、姉に恨みはない。
俺以外の家族全員は畑仕事を始めた。
なんか……すまん。
罪悪感を感じる。
魔力を使って光を産み出すことに成功!
睡眠……time…………
【生後九ヶ月目_____
ネズミを殺した。
食糧庫に忍び込もうとした罰だ!!
最近よく雨が降っている。
生後十ヶ月目_____
前世が懐かしい。
【生後十一ヶ月_____
……暑くなってきた気がする
【生後十二ヶ月_____
この世界は一年が十二か月では無い事を知った。
暑い。
【生後十三か月_____
姉が俺の周りが異様に冷たい事を発見
親が特別な力があると言い出した。
結果、バレなかった。
【生後十四か月_____
もうそろそろで夏が終わる。
一歳になった。
初めて肉を食べた。
と言っても一切れぐらいだが
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