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第二十話

PV1000を超えてました! ありがとうございます!

ブクマとかぁ、コメントとか高評価とかしてくれると、助かるなァ……(チラッ、チラチラッ)

 ロボットの眼が紅く光る。おっと、これは……。


「リリィ! これはどっちだ?」


「……ロボットの眼からビームは全て装備破壊……のはず」


「じゃあ受け止めるぞ!」


 飛び出たビームは俺の体に触れると、容赦なくその装備品を破壊した。しかし、魔王は進化する。


「お陰でDEFとか諸々上がったぜ……お返しだ! 【災厄伝播】!」


 黒龍から十発の弾丸が撃ち出される。背後からはリリィの弾丸が飛び出して来る。無論、全てSTRが二倍されている。


『『防御障壁ヲ張リマス』』


 目の前に薄い緑色の膜ができる。それにより、リリィの弾丸()防がれてしまった。


「……それは一定数のダメージを与えないと破れない障壁。けど、君なら」


「押し通させてもらうぞ! 機械風情が俺の弾丸を止められると思うなァ!」


 俺の撃った弾丸の四発が貫通し、ロボットに当たる。キュイーン! キューーン! と音を鳴らしているが、俺には関係ない。


「というか、終ノ刃で終わらせたらいいんじゃね? 俺、何が何でも一撃で殺せるスキル持ってるぞ?」


「……チートに手を出したの……?」


「違う。まあ、接近さえできたら一体確実に屠れるが、どうする?」


「……出来るのならそうして」


「了解」


 そして俺は目の前に駆け出す。ロボットが手からサブマシンガンを出して来るが、気にせず前進した。その間、もう一体のロボットはリリィに任せておく。


ドドドドドドドドッ!!!


「いい弾幕だ! 敵もついに銃を使うようになるとはな!」


「……【小規模障壁】」


 リリィが障壁を張ってくれたので、弾丸に気にすることなく駆ける。いくら敵とは言え、装弾数には限りがある。まあ、それはこちらも同じだが、こちらはリロードすればいい。そして、それはあちらも同じだが、大量の弾を込める時間は結構必要なはずだ。ならば、その間に攻め込む。


『排除ス―――』


「終わりだ。【極刑】」


 ナイフとロボットが触れた瞬間はガキン! という衝突音がし、一瞬の抵抗があった。しかし、機械であろうと敵であれば即死させるスキルだ。当然、光と共に消える。いや、機械の死亡ってなんだ?


「……ナイス。その調子でこっちもやって」


「完全即死はクールタイムが三十分あるから無理だ。そっちは頑張って削るしかない」


「……それもそっか」


 そんなことを言いながらも、ドドドドドドッ!! という音を鳴らしながらアサルトライフルを連射する。走りながら。随分と器用なことをするものだ。

 すると、それを見たもう片方のロボットは呟いた。


『殲滅スル』


「ん? 言ってることが変わって―――」


 途端に、目が紅く光り、周囲三百六十度にレーザーを撃ち放つ。俺は無事だったが、二人は……ダメだったようだ。


「大丈夫か……ぬッ!?」


「……こっちを見ないで」「きゃあああああっ!!」


「なんで俺がこんな目に合うの……? てめえのせいだァッ!!!」


 二人のはだけた姿が目に移る寸前に首を捻って回避する。少しだけしか見えなかったから大丈夫。

そして、そんな事態を招いたロボットに怒りをぶつける。こいつマジで許さねえ。


「テメェこの野郎……俺に恨みでもあんのかァァ!!」


『……排除スル』


 少し引いてそうなロボットめがけて黒龍を撃ち放つ。何発かはバリアを貫通した。少し動きが止まっている間にリロードを済ませる。そして、【憤怒】を発動してSTR上昇。【任務遂行】にてSTR上昇。ポーションを飲んでSTR上昇。俺の怒りを思い知れ。リアル憤怒だ。


「これが地獄の業火だァ! 【業渦災炎】ッッ!!!」


『……』ウイーン! ウイーン! ウイーン!


「機械だろうが……溶かせばいいんだろうがッ!」


 炎の竜巻と鋼鉄の装甲が拮抗する。当然、溶けるという概念が無いので、赤いダメージエフェクトを散らすだけだが、そこそこ削れた。


「ここまで削れたッ! あとは頼む!」


「……後で記憶が飛ぶまで殴るから。【範囲攻撃】【パワーアタック】【破壊の一射】【対物理特攻】」


 背後から響くリリィの声。そして、それはスキル発動の声だ。

 家の中の俺ごと吹き飛ばそうとしたあの一撃の再現。そして、そこにクリティカルを絶対に叩きだすスキルも入る。


「【会心必至】」


 周囲に障害物が無いのでその威力が分かりにくいが、触れただけで消滅するが如き弾丸が宙を舞っていることに変わりはない。

その弾丸に触れたロボットは大量のダメージエフェクトを散らし、HPバーの残り全てを吹き飛ばした。


「さっすがの威力だな~。アレは黒龍には出せねえわ」


「……スキルを集めさえすればハンドガンにもできる。まあ、そういうのはユカに任せた方がいい」


「確かにな」


 いつの間にか装備を直した二人が横に立っていた。流石の生産職。


「……あのー、どうしたんすか? そんな怖い眼でこっちを見られても―――」


「……フッ!」


 と、リリィが拳を振るってきた。おっと、とマトリックス回避で拳を避ける。


「リリィ今は止めときなよ。私が現実でぶん殴っとくから」


「……ん、分かった。よろしく」


「たった今俺の死亡が確定した」


 残念なことに、ユカ、つまり優華の戦闘能力は異常だ。そして、こいつの「ぶん殴る」には竹刀で、が入る。


「……この先は未知。すぐにラスボスがいるかもしれないけど、たぶん道が続く」


「了解でーす」「頑張れ二人とも」


 こうして、メンテ中のダンジョン潜りは続く。

バグで、まぐれ、認めねぜってー

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