第99話 懲りぬ者、おれごん
このエッセイでは一人称として『おれごん』を使うので、自宅や職場であやうく自分のことをおれごんと言いそうになる時があります。
「おれごんはねえ、……」(しまった!)
間髪入れず訂正を。
「オレゴンではねえ、こうしてああしてうんたらかんたら〜」
一人称ではなく、オレゴンではどうしていたかについて語る方向へ。
今日もどうにかごまかせた。
ごまかせた、かな????
唐突感すごいときありますもんね……。
基本がうっかり者ですから、起こるべくして起こる喜劇。ほとんど予定調和。
そんな地雷を踏むくらいなら、日頃から一人称を『わたし』にでもしておけば良いのです。安全第一ですよ。
でもそれだとなんだか、しっくりこなくてですね。『わたし』ではあまりにも本来の人格が過ぎる。
包み隠さず赤裸々に、がたぶん、できなくなってしまう。包み隠して服を着て。
若干の客観性が、他人感が損なわれる。そんな気がするんです。どこか、第2の人格とでもいうべき語り部がおれごん。
んま、今でも『おれごん』『おれごん』が文章内でつづくと『わたし』も使っておりますけども。
今後も一人称はおれごんでまいります。懲りずに。




