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変人おれごん未来の、第5作執筆もよう悶々エッセイ  作者: おれごん未来


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第59話 まぶしすぎる……あの日の3人4脚

 カクヨムコン9で旧知の方がなんと特別審査員賞を受賞されましてね。このことがどうにも誇らしくて。

 なぜ直接関係のないわたしが誇らしいか。


 私の4年前の記憶が確かなら、およそ同じ時期に最初の作品を書いていて、たまさか同じ歴史物で、およそ同時に発表して、一緒にカクヨムコン6で撃沈して。

 今でこそミステリーや後宮(その方)と雑食おれごんとで若干疎遠にはなっているものの、ともに競うライバルです。その方が、カクヨムコン9でみごと受賞。


 実はそれを知ったのがつい先ほど、発表から1ヶ月半後、なんですよねえ。愚か! おれごんとはこれほどに遅い! 鱗滝さんもお怒りですよ。

 すっかりお祭りは盛り上がったあと。今さらのお祝いなど、とは思いましたが。今後一生会わない、口をきかないこともないので。恥を忍んで。


 すごく筆のはやい方でして。だいたい私の2倍は軽く書けちゃう。なんなら2作並行も余裕。執筆の合間には交流も読書も。マルチタスク。

 正直まぶしいですよ。そんなご同輩に受賞の栄冠が。


 率直にうらやましいですけど、やっぱりうれしいです。

 だってこの方、かつて私の処女作成立に大きく貢献してくださったんです。


 あれは忘れもしない2020年のコロナ真っ只中。部屋にただただこもって夜な夜な書いておりましたのは生まれ出でる前のおれごん。ただのオレゴン在住日本人でした。


 書き上げた60万字を順々に投稿しはじめたまではよかったのですが、元の文章のひどいことひどいこと。

 急に恥ずかしくなって。

 これを世に出すだなんて畏れ多い、さすがにまずいんじゃないかと。


 でも当時からやっているこのエッセイで先に宣言しちゃったものだからひっこみがつかなくて。直さずには投稿できないし、直すのは直すで精神的にも肉体的にもつらい。


 毎晩毎晩必死のパッチを加えながらの投稿でした。めちゃめちゃ足しながら、修正もする。その直しはおそろしいことに、増えただけを数えても10万字にもおよび。

 その作業を支えてくださったのが、このたび特別審査員賞を受賞された方なのです。


 毎度毎話ていねいに感想をくださいましてね。その時はめちゃくちゃ寝不足で、仕事は年末進行で。励ましがあってやっと歩きとおすことができたといって過言ではありません。


 実はもうおひと方、一緒に伴走してくださった方がおりまして。その方とこの方とおれごんとで3人4脚、ガッチリ肩を組んでやっとのゴール。這う這うのていでたどり着いた大晦日と、いただいた山ほどの応援コメントは今でも宝物なのです。


 その後Amazonで出版したためにカクヨムではもう読めなくしてあるのですが、私だけは管理人なので。

 さかのぼれるのです、あの時に。いま少し読んできましたが、なんだかフワフワしますね。当時にタイムスリップする感覚。一気に空気がパキッとした年末に。なんぴとも立ち入れない、おれごんの匣。


 まあ? カクヨム運営とハッカーは読めるのでしょうが?


 とまあ長くなりましたが、その時におれごんの片側を支持くださった方が受賞と。これでうれしくないわけがないのです。

 この場でもう一度、おめでとうございました!!!!


 で、ですよ。

 あの処女作はそうなりますと、特別審査員賞さんに片方の肩を、もう一方の肩は作家先生に支えてもらったことになりました。(他にもたくさんの方に励ましいただきましたが、本当のリアルタイムはこのお二方でした)


 なんて恵まれた執筆環境でしょう!

 それで何にもなれなかったあの作品を惜しく思いますし、いまだ何者にもなれない自分自身には幻滅します。


 でも書かなきゃなんですよ。なんとしてもあの作品にいま一度日の光を当てる。そうなるにはもう、おれごん自身が有名になるしかない。

 そのためだけに書き続けています。本当はロボも何もかもほっぽいてゲームでもYoutubeでもなんでもしたい。

 でも今は黙って歩くんです。じっと睨んでくる2019年の私に、ギブアップとは言いたくないので。


 やってるよと。

 まだやれるよと。

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