第111話 短くする努力
地球防衛軍って、物語としてよくできていますよね。初出はプレステ2だったかな? 3Dアクションシューティングです。
よくできていると言いますのは、地球まで遠路はるばる侵略してきた異星人を毎回押し返して完結なんです。攻めこまれて、苦戦して、毎度きっちりと全滅させて終わってる。
成し遂げた気になっちゃいますが、実はなにも解決できてやしないんですよ。だって尖兵を撃退しただけ、地上戦だけなんです。大気圏内だけ。いずれ後続はやってくる。
でもね、物語ってそれでいいんだと思います。きっちりと節目を迎えたら終わり。これです。
徹底的に根絶やしにしなくてもいいんです。宇宙に進出して宇宙戦、あるいは敵の母星に乗りこんで地上戦っていう続けかたもありましょうが、あれこそが正解。だって何度でも煎じて飲める。
それでいてきちんと終劇をむかえているんです。気持ちよく。だから消化不良がない。
わたしたちが物語を作るときどうしても、せっかく作り出したキャラクターだからと考え、語れるものは一度でぜんぶ描き尽くそうとするじゃないですか。あれってたぶん悪手だと気づきました。
きっちりサクッと10万字。公募ではどうも、ここの手際も推し量られているみたいなんです。
面白ければ100万字だろうがなんだろうがなのでしょうが、おれごんのものはそうではない。
宿題なんですよ、10万字を越えてもいいけど、越えないほうが減点がない。星海社さんがいうには、10万字を越えれば越えただけハードルは高くなるそうですから。短くして困ることがない。
むしろ、おれごんはほぼ10万字に留めたことがないので。簡潔に描くを第5作ではやらねばと思いました。




