第47話までのあらすじ
那波郡を手に入れて、いよいよ銭の収入だけではなく安定基盤である土地と石高を手に入れた大胡。
その石高は米だけでも優に10万石を超えるようになってきた。総兵力1500人程に。
もう一端の小大名。上野の最大勢力と言ってもよい。
その政賢の元に2つ《《も》》縁組の申し出が来ていた。
一つは上野の黄斑、西上野の旗頭である長野業政。
そしてもう一つは、なんと北条氏康からであった。
「二枚舌外交」に憧れる(某SLGに影響されたのか)政賢。
なんとかこの二者を手玉に取ろうとするも側近の智円と政影、秀胤に止められる。
智円は房総の里見を動かし時間稼ぎをし、その間に大胡の外交を進めるべしと献策する
そして業政と秘密協定を結びつつ、東上野の一大勢力である由良家と縁組をするのであった。
調停工作も始まり、次第に外交も安定して来た大胡。
そこへ政賢と同い年の由良家のお姫様が嫁いできた。
大胡は庶民総出でお迎えし、遂に政賢は苦節何十年かでやっとDTを卒業するのであった。
「智円のにーちゃん。ちょっと外交してきて~」
「何処へで御座ろう? 行ける所ならば拙僧何処へでも」
「あのね。470年くらい後の世でぱそこんというものでものを書いている『作者』という人に、『業政の能力値上げてよ~』と折衝を」
「して、その作者の所へは如何様に行けば……」
「ああ、その辺に穴ほって470年ほど眠っていれば埋蔵文化財として発見され……。あ、世界線が違うから無理かぁ」
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