これまでのあらすじ
信濃佐久から大胡中枢への道が出来てしまった。
しかし最前線の防衛隊の中核中隊が囚われていた下仁田城から脱走。その最前線に近い馬山城要塞付近に陣取った。
だが貧弱な装備とそこを守るには少なすぎる人数。食料も水も限られている。その中での必死の防戦が続く。
そんな中に2人の援軍が到着。風魔鉄砲隊の別動隊として駆けつけた冬木梨花と秋葉揚羽。その戦闘力もさることながら、サンカと共に持ってきた最新式の鉄砲18丁と弾薬。これにより強固な防戦をすること3日。
死傷者が限界を遥かに超えている。
その防衛陣の中に敵の侵入を許してしまう……
「何もそこまでして頑張らなくても、大胡の主力で一方的にたたくことが……」
「殿。作者と申すものが「それではオモシロクナイ」と申してなにか時空を捻じ曲げたようにて」
「へぇえ。作者ってそんなこともできるんだ。じゃあじゃあ、今度お嫁さん100人出来るかな?100人で一緒におにぎりを……」
「おにぎり食べるくらいで済めば宜しいのですが、定命が縮みますぞ。精力的にも」
「ああ。家来ちゃんの中にも心配で寿命が?」
「はい。楓様に殿が殺されないかと、冷や冷や致しまする」




