【配置・2】灰色になりたい
そういえば太閤立〇伝Ⅴのリメイク出ましたね。
2016年11月30日:アスゲー新規発売ゲーム特設ページ
【坂東立志伝21C】
「ちょうど1年前にリリースされたランペルール21Cの大ヒットに伴い、今回は政賢の野望のサイドストーリーである【坂東立志伝】を同方式を採用して復刻しました。
これは大野忠治の農民から武士の頂点まで駆け上がる物語をテーマにしていました。今回は大胡だけでなく様々な武将を主人公としてプレイできるという事です。次回の開発構想は政賢一代記に記述のある人物のキャラクターをプレイアビリティを高く加工する方針です。その際においても人物の特性は消せないとの事。例を上げるならば上泉秀胤の人見知り性格はプレイで修正するしか解消の見込みがなく課金などでの救済措置もできないと……」
内務のものと違い灰色に成れない参謀とは誠に恥ずかしいものだ。
皆の注目を集めながら、司会を務める。
「コホン。……えー、現在、上杉本隊は関宿に駐留。河船を集めておりまする。しかしこれは大胡の妨害が功を奏し捗っておらず、現在利根川南岸を踏破する道を探っている模様。行き先は分かりませぬが、多分忍城かと。そこを取られると佐野、館林方面との連絡が取りにくくなり申す」
指示棒で連絡通路をなぞりながら、説明していった。
地図です。
「あー、そして利根川北岸は現在宇都宮勢が佐竹勢と共に西進。佐野北部の唐沢山城を包囲する気配」
「分進合撃かぁ。いや合撃も何も大胡はそこに居ない、というか、そこで戦争する気ないし」
殿が茶々を入れる。
皆に気を使われているようだ。どうもこれだけ圧力をかけられている状況だと皆が緊張する。
「上杉勢には古河公方の家臣に守られ、足利晴氏様の嫡男藤氏様が同行しております故、総勢約10000。宇都宮はほぼ全力の動員らしく10000。佐竹は6000の合わせて16000。これが唐沢山城と足利城に向かう模様」
皆から陰鬱な唸り声が聞こえる。
このままでは徐々に浸食されていく。
「みんな、こっちはどういう状況と見る? 遠慮せずにどんどん言ってみてね~」
それから様々な意見が出されたが、結局は大局的な見地が必要とされた。次に里見と房総水軍の状況を見る事となった。
成程!
「コホン」を付けると話しやすいのか。良いことを学んだ。これは習慣にせねばな。
「いやいや。その習慣はヤメナハレ!」
「あ~、う~。とか言っていると後世の歴史家に「秀胤の真似をした総理がバッシングを受けた」と言われかねませんぞ!(誰とは言わない)」
「このご時世で咳払いは流行り病と勘違いされるから禁止です!」
もしよろしければたった1つでもいいので★お願いいたします~♪
作者、病身の為モチベーション維持のために★を欲します!
よろしくお願いいたします。