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Alarm Clock
頑張ってゆっくり投稿していきます…。
「今から君は目を覚ます。そこは誰かの夢の中だ。」
辺り一面黒いのに目の前が見えている不思議な空間で、黒髪黒目のその人は言った。
「夢の主を殺したら、君は目を覚ませるよ。」
金髪に青い瞳の少年はまどろみながらきいている。
「それじゃあ僕はそろそろいかないと。夢の主に殺されちゃうからね。」
そうして少年は黒い暗い空間に取り残されたのだった。
□□□
朝。
少年はベッドの上で目を覚ます。
(そうだ、これは夢なんだ……。)
(夢じゃなければこんな………)
「…。」
「とりあえずいつもの支度しないと。」