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ほんの少し、離れてみるだけ

作者: Soraきた

ふれあう指先に何かひとつ

求めるものがあるとしたら

わたしは、何を思い浮かべるのだろう

寒い日には

あなたのやさしさだけでじゅうぶんだと

思ってはみたけど

自分のこころが弱いぶんだけ

そのこと以外に大切なものがあるはずと

違うものを求めてしまう


砂の上を歩けば、当然のように

足跡が残るように

わたしたちが描いてきた軌跡も

わたしたちが描いてきた恋の奇跡と同じく

ちゃんと見守ってくれるのでしょうか



指輪を外してみる

なんのためらいもなく

ため息が追い風のように後押しをする



あたりまえのような毎日から

少し離れてみたいだけ

わたしの性格を知っているあなたなら

わたしのわがままとして

許してくれるはず

たとえ、他の理由があったとしても


傷つくまえに

ほんの少し離れてみるだけ

本当は傷つくことはないだろうと分かっていても・・


いくつかの過ちがあるとしたなら

今日のことは、そのひとつにはならない

わたしの性格を知りすぎたあなたなら

何か安心させてくれるはず





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