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小説版 ねずみくんの日常  作者: 秋本そら
ねずみくんのぼんおどり
8/15

その4

「おに吉さんがいるってことはさあ……」

「ああ、ふくちゃんもきてるぞ!」

「えーっ、まだおにがいるの……?」


 おやおや、かえるくんったら。

 初めてねずみくんがおに吉に出会った時のような反応をしていますね。なんだか懐かしいような気がします。


「いやいや、ふくちゃんはおにじゃないぞ。

 ぼんおどりをおどるって言ってたけどな」

「……あっ、いた!」

「えっ、どこどこ?」


 やぐらの周りを見てみると……いましたいました。いつもの着物のような服を着て、打ち出の小槌と幸せの種の入った袋を持って……と言いたいところですが、踊る時に小槌と袋は邪魔なのか、腰に帯を使って結びつけています。


「ほら、あそこにいるでしょ?」

「あれがふくちゃんだ!」

「えっ、ふくちゃんってまさか……福の神⁉︎

 なんでねずみくんは友達におにと福の神がいるの⁉︎」


 かえるくんはまたまたびっくり仰天。

 そんなかえるくんに、ねずみくんとおに吉は今年の節分の話をしてあげました。そう、ねずみくんとおに吉とふくちゃんが友達になったときのことです。それでも驚きを隠しきれないかえるくん。……まあ、すぐに納得する方が珍しいと思いますが。

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